説明

三島光産株式会社により出願された特許

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【課題】鋳片の厚さに応じた幅を有する短辺に交換することで、共通の長辺を用いて厚さの異なる複数形状の鋳片の鋳造を行うことが可能な連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】対向配置された長辺11、12の間に、鋳造する鋳片の厚さに対応した幅を有するN種類の短辺13、14、13a、14a、13b、14bを交換可能に対向配置して、上下方向に貫通状態で形成される鋳型空間部Vに溶鋼を入れて、N種類の厚さの鋳片の鋳造が可能な連続鋳造方法であって、対向する長辺11、12に、最上部を除いて上から下に連通するN個の分割勾配領域L、L、Lを、順次幅を狭くした短辺13b、14b、13a、14a、13、14の幅によって決定される鋳片の凝固開始側の凝固収縮プロフィールにそれぞれ近似させて形成し、選択された短辺13、14、13a、14a、13b、14bによって決定される鋳片の幅に対応する分割勾配領域L、L、L内に、溶鋼の湯面高さ位置を設定する。 (もっと読む)


【課題】厚さの異なる複数形状の鋳片の鋳造を行うことが可能な連続鋳造鋳型を提供する。
【解決手段】対向配置された長辺11、12の間に、鋳造する鋳片の厚さに対応した幅を有するN種類の短辺13a、14a、13b、14bを交換可能に対向配置して、上下方向に貫通状態で形成された鋳型空間部Vに溶鋼を入れて、N種類の厚さの鋳片の鋳造が可能な連続鋳造鋳型10であって、対向する長辺11、12に、最上部を除いて上下に連通するN個の分割勾配領域L、L、Lを形成し、最下部に形成される分割勾配領域Lを、最小幅の短辺13、14によって形成される鋳片の凝固収縮プロフィールに一致又は近似させ、最下部の分割勾配領域Lの上位置に順次形成される分割勾配領域L、Lは、順次幅広の短辺13a、14a、13b、14bによって形成される鋳片の凝固開始側の凝固収縮プロフィールに一致又は近似させて、段階的に形成される。 (もっと読む)


【課題】対向配置された長辺の間に対向配置される短辺の内側角部の欠け及び磨耗を防止することが可能な連続鋳造鋳型を提供する。
【解決手段】対向配置される長辺11、12と、長辺11、12の間に対向配置される短辺13、14とを有する連続鋳造鋳型10において、長辺11、12の内側表面に当接する短辺13、14の内側角部、又は短辺13、14のメニスカス部を含む下側領域であって長辺11、12の内側表面に当接する内側角部に面取りを施し、内側角部と長辺11、12の内側表面との間に空間部19を形成し、短辺13、14の内側角部の損傷を防止した。 (もっと読む)


【課題】対向配置される長辺の間に短辺を横移動可能に対向配置した際に、長辺側の鋳型コーナー部となる長辺の短辺移動領域における早期の母材露出を防止することが可能な連続鋳造鋳型を提供する。
【解決手段】連続鋳造鋳型10は、対向配置される長辺12、13と、長辺12、13の間に横移動可能に対向配置される短辺14、15とを有し、対向する長辺12、13の内幅が鋳片の鋳造方向に狭まるマルチテーパが長辺12、13の内側に形成され、かつ長辺12、13の内側には耐磨耗性の補強皮膜が形成され、しかも、長辺12、13に短辺14、15が当接する短辺移動領域の補強皮膜18、19の厚みを、長辺12、13の中央領域に形成された補強皮膜20の厚みより厚くした。 (もっと読む)


【課題】鋳片の凝固遅れを抑制して、良好な品質の鋳片を製造可能な連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】連続鋳造用鋳型10の冷却部材12の溶鋼接触面23側に、溶鋼22の湯面位置を上位置P1とし、上位置P1から下方へ300mm以上を下位置P2とする膨出部24を設け、膨出部24の縦断面を上位置P1から下位置P2まで3つ以上8つ以下の連続する直線部L1〜L3で構成し、隣り合う直線部L1〜L3のなす角θ1、θ2を、174度以上179.97度以下の範囲内とし、上位置P1と下位置P2を結ぶ直線L4を底辺とする膨出部24の最大高さを0.2mm以上5mm以下の範囲内として、冷却部材12の幅方向に隣り合う締結手段群の間に形成された窪み部29と、冷却部材12に向けて突出して、その先端面が窪み部29の底面に当接する仕切り部31、32が設けられた支持部材13で導水溝18〜20を形成した。 (もっと読む)


【課題】鋳片の凝固遅れを抑制して、良好な品質の鋳片を製造可能な連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】連続鋳造用鋳型10の冷却部材12の溶鋼接触面21側に、溶鋼20の湯面位置を上位置P1とし、上位置から下方へ300mm以上を下位置P2とする膨出部22を設け、膨出部の縦断面を上位置から下位置まで3つ以上8つ以下の連続する直線部L1〜L3で構成し、隣り合う直線部のなす角θ1、θ2を、174度以上179.97度以下の範囲内とし、上位置と下位置を結ぶ直線L4を底辺とする膨出部の最大高さhを0.2mm以上5mm以下の範囲内として、冷却部材の裏面側の上下方向に隣り合う締結手段15間の導水溝17〜19は幅広に形成され、締結手段の側方部分の導水溝17、19の平断面積を、上下方向の締結手段間の導水溝の平断面積の−20%〜+20%の範囲内とした。 (もっと読む)


【課題】鋳片の凝固遅れを抑制して、良好な品質の鋳片を製造可能な連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】連続鋳造用鋳型10の冷却部材12の溶鋼接触面20側に、溶鋼13の湯面位置を上位置P1とし、上位置P1から下方へ300mm以上を下位置P2とする膨出部21を設け、膨出部21の縦断面を上位置P1から下位置P2まで3つ以上8つ以下の連続する直線部L1〜L3で構成し、隣り合う直線部L1〜L3のなす角θ1、θ2を、174度以上179.97度以下の範囲内とし、上位置P1と下位置P2を結ぶ直線L4を底辺とする膨出部15の最大高さhを0.2mm以上5mm以下の範囲内として、冷却部材12の窪み部とその支持部材16の間に形成された空間領域26内に仕切り部31、32が設けられたスペーサー27を配置して強冷却導水溝17〜19を形成した。 (もっと読む)


【課題】補修に伴う鋳型の冷却効率の上昇を抑制し、良好な品質の鋳片の製造が可能な連続鋳造用鋳型の補修方法及び補修された連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】上下方向に貫通し溶鋼を受入れて冷却する空間部11を内側に形成する冷却部材12の内面側に、溶鋼湯面位置を上位置とし、上位置から下方へ300mm以上を下位置として空間部11側へ張り出す膨出部21が設けられ、膨出部21の縦断面の内側線は、上位置から下位置までを3〜8の連続する直線部で構成され、隣り合う直線部のなす角は、174〜179.97度であり、上位置と下位置を結ぶ直線を底辺とする膨出部21の最大高さhは0.2〜5mmである連続鋳造用鋳型10の補修方法であって、冷却部材12の内面側を改削して膨出部21の形状を復元し、改削後の冷却部材12の外面、又は内面と外面の双方に、冷却部材12より熱伝導率が小さい金属の熱抵抗層29を形成する。 (もっと読む)


【課題】冷却部材と凝固シェルとの接触状態を監視して、ブレークアウトや鋳片割れの発生のない安定した鋳造作業を行うことが可能な連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】対向配置された対となる冷却部材12と、各冷却部材12の裏面側にそれぞれ配置され、冷却部材12が複数の締結ボルト14を介して固定された支持部材と、支持部材の裏面側に連結し、支持部材を介して冷却部材12を保持する保持機構16とを有する連続鋳造用鋳型において、鋳造中に冷却部材12に発生する応力を検出する荷重センサを、支持部材又は保持機構16に取付けた。 (もっと読む)


【課題】鋳片の凝固プロフィールを考慮した水冷銅板の性能を十分に得ることができ、良好な品質の鋳片を製造可能な水冷銅板の変位測定方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造用鋳型の内側に固定配置される水冷銅板13、14の変位測定方法であって、水冷銅板13、14の裏側に配置されているバックプレート15、16の背部に配置された距離計24〜26、19〜21により、バックプレート15、16の移動距離a´、aを測定するので、鋳片の凝固プロフィールを考慮した水冷銅板13、14の性能を十分に得ることができ、良好な品質の鋳片を製造できる。 (もっと読む)


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