説明

三菱原子燃料株式会社により出願された特許

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【課題】放射性固体廃棄物からシリカ成分とウランとを高効率で分離、回収する。
【解決手段】シリカ成分を主成分とし、数百ppm〜数%ウラン含有放射性固体廃棄物粉末に対してNH4F・HF粉末を特定比率で混合する。密封型容器に混合粉末を投入し、容器内部を不活性ガス雰囲気としながら特定条件で加熱してシリカ成分とNH4F・HFとを反応させ、シリカ成分を(NH4)2・SiF6として揮発化させる。容器から排出される(NH4)2・SiF6含有ガスを冷却手段に通過させて(NH4)2・SiF6の大部分を固形化し、続いてガスをスクラバーの吸収剤と接触させて残存する(NH4)2・SiF6を吸収剤に吸収させることで、排出した(NH4)2・SiF6の全量を回収する。加熱後の容器内に残留する不揮発性粉末を回収し、不揮発性粉末に鉱酸溶液を添加して溶解させ、イオン交換法等の方法を用い、溶解液中のウランを精製処理する。 (もっと読む)


【課題】簡単な装置構造で、目視検査に近い多数の条件にて外観異常部と表面深さ異常部を総括的に評価して検査できる。
【解決手段】円柱周面検査装置10は、円柱体1の周面に明視野から暗視野の縞模様を映す照明部12と、円柱周面に投光するラインレーザ投光器と、円柱周面を撮像するカメラ14と、撮像画像データから円柱体1の異常部を抽出する画像処理装置30を備えている。画像処理装置30は、照明条件及び撮像角の違う複数の展開画像を位置を合わせて仮想画面階層配列に再構成し、層別画像データより円柱体1の外観異常部を抽出する外観異常検査部と、画像データよりラインレーザ光が投光された円柱周面の位置を割り出して表面深さ異常部を抽出し、位置を合わせて階層の仮想画面配列にマッピングする表面深さ異常検査部と、目視検査に似せて異常抽出条件の違った多数のデータから総括的に円柱体1の合否判定する判定部とを備えている。 (もっと読む)


【課題】X線を用いた大型の検査装置によらず、燃料棒内部に装填された押えバネの識別を効率的に行うことが可能な燃料棒検査装置を提供すること。
【解決手段】燃料棒検査装置1であって、燃料棒Wを移動させる搬送手段2と、速度検出手段4と、燃料棒Wが通過可能とされた第1の貫通コイル11と、前記第1の貫通コイル11に接続される第1の渦流測定装置12と、第1の貫通コイル11のインピーダンス信号の変化に基づいて押えバネの巻数を算出する第1の演算手段と、第2の貫通コイル21と、第2の渦流測定装置22と、第2の演算手段とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】湿式法に比べて廃液発生量を低減できる。有害なフッ化水素の発生量を低減できる。IDR法に比べて低温域で中間生成物を生成できる。反応装置を簡易に構成することができる。ハンドリング性に優れ、活性度が高い二酸化ウラン粉末を製造する。
【解決手段】乾式法を用いた再転換により、六フッ化ウランから二酸化ウラン粉末を製造する方法の改良であり、六フッ化ウランに水蒸気及びアンモニアガスを接触させ、気相反応を生じさせることにより、フッ化ウラニルアンモニウムを生成させる工程と、生成させたフッ化ウラニルアンモニウムを焙焼・還元処理して二酸化ウラン粉末を得る工程とを含み、フッ化ウラニルアンモニウムを生成させる工程における六フッ化ウラン、水蒸気及びアンモニアガスの接触割合がモル比で1:3〜12:0.5〜6であり、気相反応を150〜350℃の加熱雰囲気下で行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】中性子線を使わずに原子炉用燃料棒中ペレットのウラン濃縮度を、能率良く、高精度に非破壊検査する。
【解決手段】燃料棒検査方法は、搬送部15によって燃料棒1をその軸線L方向に移動させながら、燃料棒1内の複数のペレットの各々の位置を、燃料棒1の移動位置を検出する燃料棒位置センサ20と各ペレットの境界を検出する渦電流センサ部(非破壊センサ)14とによって認識した後に、この認識した位置にもとづいて燃料棒1をその軸線方向に間欠的に移動させ、γ線センサ部(γ線計測器)12のγ線感知部(γ線測定部)の位置で停止されたペレットのγ線計測を行って、該ペレットのウラン濃縮度を求める検査を繰り返して行う構成とされている。 (もっと読む)


【課題】抽出クロマト法によりスクラップウランからウランを精製分離して回収することができる。合成した樹脂に抽出溶媒を含浸させることによって樹脂表面に抽出溶媒を固着させた従来使用していた抽出剤に比べて、ウラン抽出時の抽出溶媒の溶離減損を低減できる。抽出溶媒自体が持つウラン吸着性能と遜色がない高いウラン吸着性能を有し、かつ、吸着したウランを溶離させることができる。使用済みの吸着剤の処分が容易である。
【解決手段】スチレンモノマー、アクリル酸又はメタクリル酸からなる骨格溶媒と架橋剤と重合開始剤とを混合して混合液を調製し、混合液に更にモノアミド系溶媒からなる抽出溶媒を混合して溶解液を調製する。80〜110℃の温度に加熱した界面活性剤水溶液に調製した溶解液を添加し、界面活性剤水溶液を上記温度に維持しながら1〜2時間攪拌することで、溶解液中の骨格溶媒と抽出溶媒と架橋剤とを重合させて顆粒状樹脂を合成する。 (もっと読む)


【課題】円筒体の検査において、目視検査により近い条件にて検査を行うことを可能とする外観検査装置を提供する。
【解決手段】円筒体外観検査装置において、回転部6は、円筒体被検査試料1を回転させる。照明部7は、円筒体被検査試料1の円筒面正常部をカメラ5により撮像した撮像画像に円筒体軸に平行となる縞模様が写るように配置される。カメラ5は、円筒体軸と光軸とが直角になるように配置され、縞模様を含む円筒面の領域を予め定められる周方向の分解能に応じた速度で撮像して画像データを出力する。画像処理装置は、カメラ5からの複数の画像データから複数の展開画像データを再構成する画素ラインの中で予め定められる画素ラインの画素を再構成して円筒面に対応する展開画像データを生成し、生成した展開画像データから円筒体被検査試料の円筒面の異常部を検出し検査する。 (もっと読む)


【課題】斜めに曲げられたベーンを高速で測定検査する。
【解決手段】格子空間に対向して4つの投光器を設ける。投光器から格子空間のベーン8に対して斜め方向に交差ラインレーザ光を投射してベーンの表面に投影する。ベーンのある格子空間を上方の第一撮像カメラで撮像する。画像処理手段で、ベーンの撮像画像から投影線上の複数の点について画像処理により三次元座標点を確定する。複数の三次元座標点から近似直線を求め、ベーンが平面であるか否かを判別する。ベーンが平面と判別できない場合には、投光器を上下動させて投影線がずれた複数の画像を得る。投影線から三次元座標点を確定し、最小二乗近似平面を算出して三次元座標点との差を求めてベーン表面の歪みや変形をも算出する。これらからベーンの傾斜角を含む寸法と位置を測定し、検査する。 (もっと読む)


【課題】 膜厚の異なる2段構造の表面処理層を所定形状の遷移部を挟んで形成する。
【解決手段】 被覆管21の周囲に互いに略等間隔に複数配置され、溶液31の深さ方向に向かって、被覆管21との距離が短くなる湾曲形状の第1陽極棒32に、一方の電源38から電流を供給し、第1陽極棒32の内側の絶縁性の遮蔽部材36の内側に配置され、中心部分を貫通する被覆管21の周囲に互いに略等間隔に複数配置された第2陽極棒37に、他方の電源39から電流を供給し、遮蔽部材36の端部の絶縁性の仕切板35の中心部に設けられた貫通孔38の開口面積を、第1陽極棒32側から第2陽極棒37側に向かって減少するようなテーパ形状として、第1陽極棒32から遮蔽部材36の内部に回り込む電流を徐々に減少させて、表面処理層の遷移部を形成する。 (もっと読む)


【課題】口部寸法が比較的小さい缶でも、内面を非接触で高速に撮像して検査できる。
【解決手段】缶1を自転させる自転回転部13を、回転搬送部12で間欠搬送して第一、第二、第三撮像部2,3,4に停止し、ボトル缶1の内部を撮像する。第一撮像部2では、自転回転部13を自転させながら口部の外側から口部とネジ表面を含めた首部表面をアオリを利かせたラインセンサカメラ22で撮像する。第二撮像部3でも、自転回転部13を自転させながら缶内に挿入した蒲鉾型反射鏡で缶内部から見えるネジ裏面を含めた首部裏面及び肩部の像をラインセンサカメラ32で撮像する。第三撮像部4では、口部の外側から斜角多光源斜角照明下で缶胴及び底部をワンショットカメラ42で撮像する。第一乃至第三撮像部による各画像から画像解析部5で缶内面の異常部を検出し、検査統括部6で検査判定し選別する。 (もっと読む)


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