説明

三菱伸銅株式会社により出願された特許

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【課題】既存の大気炉を活かしつつ雰囲気炉と同等の条件で焼鈍することができる焼鈍方法及びその焼鈍方法に使用する金属ケースを提供する。
【解決手段】金属製のフレキシブル管21を密閉状態に収容した金属ケース2を複数用意し、焼鈍炉の入口側において金属ケース2をホース11によって1個ずつ接続しながら順次コンベアで搬送して焼鈍炉に送り込むとともに、先頭の金属ケース2に不活性ガス供給管を接続して不活性ガスを供給することにより、ホース11を介して直列状態の各金属ケース2に不活性ガスを充満させ、かつ、焼鈍炉の出口側においてコンベアで搬送されてくる先頭の金属ケース2及びこれに接続されているホース11を1個ずつ取り外しながら不活性ガス供給管を次に搬送されてくる金属ケースに接続する作業を繰り返す。 (もっと読む)


【課題】ワイヤーハーネスのコネクタ等、複雑な外面形状の部分でも確実に電磁シールド状態とすることができる薄板状電磁波シールド材を提供する。
【解決手段】厚さ10〜200μmの高分子材料からなるフィルム状の支持体2の片面或いは両面に、金、銀、銅、アルミニウム又は錫等の導電金属材料の中から選ばれた少なくとも一種以上の金属を厚さ10〜500nmにて蒸着した導電性薄膜3を有し、幅が0.1〜1.0mm、長さが100mm以上であり、且つ、弾性率が2〜4GPa、静摩擦係数が0.2〜0.7、真直度が1〜60μmである。 (もっと読む)


【課題】安定した接触抵抗を有するとともに、剥離し難く、また、コネクタとして用いる場合に挿抜力を小さくする。
【解決手段】Cu系基材1の表面に、Ni系下地層2を介して、Cu−Sn金属間化合物層3、Sn系めっき層4がこの順に形成されるとともに、Cu−Sn金属間化合物層3はさらに、Ni系下地層2の上に配置されるCuSn層6と、CuSn層6の上に配置されるCuSn層7とからなり、これらCuSn層6及びCuSn合金層7を合わせたCu−Sn金属間化合物層3の凹部8の厚さXが0.05〜1.5μmとされ、かつ、Ni系下地層2に対するCuSn層7の面積被覆率が60%以上であり、さらに、Sn系めっき層4に厚さ0.01〜0.5μmのAgSn合金層5が形成されている。 (もっと読む)


【課題】メタルタッチのシール構造を採用するとともに、万一の落下等により壁や床等にぶつけたとしてもシール面を保護する。
【解決手段】先端部に拡径されたテーパ部6を有するフレキシブル管1と、フレキシブル管1のテーパ部6の内面に当接する内側シール面14を有する継手管7,8と、継手管7,8に螺合することによりフレキシブル管1のテーパ部6の外面に当接し継手管7,8の内側シール面14との間でテーパ部6を挟持する外側シール面23を有する袋ナット9とが備えられるとともに、継手管7,8の先端部に、内側シール面14の先端から軸方向に沿って延びる筒状突出部15が形成されている。 (もっと読む)


【課題】銀めっきが施された銅又は銅合金屑から安全に効率良く銀を剥離し、銀めっきが剥離された銅又は銅合金屑を銅又は銅合金の製造用原料として使用するリサイクル方法を提供する。
【解決手段】脂肪族有機酸及びその塩の中から選ばれる少なくとも一種とノニオン性界面活性剤とからなる電解剥離液Eが入った電解槽2中に、表面に銀めっきが施された銅又は銅合金屑Cを浸漬して銀めっきを電解剥離し、銀めっきが剥離された銅又は銅合金屑を銅又は銅合金の製造用原料として使用する。 (もっと読む)


【課題】肌荒れや表面荒れをより確実に防止して、歩留まりを良くする。
【解決手段】粗圧延工程、焼鈍工程、仕上げ圧延工程を有し、粗圧延工程及び仕上げ圧延工程は、厚肉部を形成するための小径ロール部及び薄肉部を形成するための大径ロール部が軸線方向に並んで形成された段付きロールと、半径が軸線方向に沿って一定とされた平ロールとからなる複数組の圧延ロールにより前記平板状素材又は異形断面成形材を複数回ずつ挟み込んで圧延するものであり、粗圧延工程では、薄肉部の加工率を厚肉部の加工率よりも大きくして複数回圧延し、仕上げ圧延工程では、薄肉部の加工率と厚肉部の加工率とを同一にして複数回圧延する。 (もっと読む)


【課題】厚肉部に十分に材料を充満させて精度よく異形断面条を製造するとともに、その際に材料ロスによる歩留まり低下や設備費の増大等を招くことのない異形断面条の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】複数の大径部3と小径部4とが交互に並んだ段付きロール1と、段付きロール1と平行に配置した平ロール2との間で平板状素材5を圧延して、複数の厚肉部7と薄肉部6とが幅方向に並んだ異形断面条8を製造する方法であって、段付きロール1と平ロール2との間で平板状素材5を圧延するに際し、平板状素材5の幅方向の両端部に、段付きロール1の小径部4により厚肉部7を形成しつつ、小径部4から突出する凸条部12により厚肉部7の端縁部の少なくとも一部を幅方向の内方に向けて押圧加工する。 (もっと読む)


【課題】高価で寿命の短い剥離液を使用せず、剥離後のエッチングもすることなく、連続して効率良く、ニッケルめっきが施された銅又は銅合金屑からニッケルを剥離して、ニッケルめっきが剥離された銅又は銅合金屑を銅又は銅合金の製造用原料として使用し、しかも剥離液の廃液処理の問題も解消したリサイクル方法を提供する。
【解決手段】剥離液Eとして硫酸溶液が貯留された電解槽2中に、表面にニッケルめっきが施された銅又は銅合金屑Cを浸漬することにより、Ni+HSO→NiSO+Hなる化学反応によりニッケルめっきを剥離し、剥離されたニッケルを含有する使用済み剥離液Eに適量の硫酸を添加して冷却分離槽3内で冷却することにより、上澄み液と冷却にて晶析された硫酸ニッケルとに分離し、上澄み液は電解槽2に戻して剥離液Eとして使用し、硫酸ニッケルは回収してニッケル精錬の原料とする。 (もっと読む)


【課題】優れた耐熱性を有するとともに、腐食が生じにくいめっき付き銅条材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Cu系基材の表面に複数のめっき層を有し、その表層部分を構成する平均厚さ0.05〜1.5μmのSn又はSn合金からなるSn系めっき層4の上に、硬度が10〜20Hvで平均厚さが0.05〜0.5μmに形成したSn−Ag被覆層5が形成され、該Sn−Ag被覆層5は、Sn粒子11とAgSn粒子12とを含み、Sn粒子11の平均粒径が1〜10μmで、AgSn粒子12の平均粒径が10〜100nmである。 (もっと読む)


【課題】高価で寿命の短い剥離液を使用せず、剥離後のエッチングもすることなく、連続して効率良く、ニッケルめっきが施された銅又は銅合金屑からニッケルを剥離し、ニッケルめっきが剥離された銅又は銅合金屑を銅又は銅合金の製造用原料として使用する。
【解決手段】電解反応を起すアノードとカソードを含有する硫酸鉄溶液が入った処理槽中に、表面にニッケルめっきが施された銅又は銅合金屑を浸漬し、2Fe3++Ni→2Fe2++Ni2+なる化学反応によりニッケルめっきを剥離すると共に、Fe2+→Fe3++eなる電解反応にて、消費されたFe3+を再生することにより、連続的にニッケルめっきを剥離し、銅又は銅合金の製造用原料として使用する。硫酸濃度50〜600g/l、Fe濃度1〜50g/lの剥離液を用い、電解再生時のカソード電流が5〜100A/dm、アノード電流が0.01〜10A/dmである時に顕著に効果を発揮する。 (もっと読む)


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