説明

参天製薬株式会社により出願された特許

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【課題】 消化器疾患の治療剤および予防剤として有用な薬物を探索すること。
【解決手段】 アミノ酸配列がSer−Ser−Ser−Argで表されるペプチドまたはその医薬として許容される塩類は、消化管粘膜組織の創傷治癒を促進させるので、消化器疾患の治療剤または予防剤として有用である。また、(a)アミノ酸配列がSer−Ser−Ser−Argで表されるペプチドまたはその医薬として許容される塩類と(b)アミノ酸配列がPhe−Gly−Leu−Met−NH2で表されるペプチドまたはその医薬として許容される塩類を組合せて投与すれば、これらの薬物が相乗的に作用して消化管粘膜組織の創傷治癒を顕著に促進させることができる。 (もっと読む)


【課題】ポリープ状脈絡膜血管症に関連する一塩基多型を検出することにより、ポリープ状脈絡膜血管症のリスクを予測する方法、及び該検出方法に用いるキットの提供。
【解決手段】被験者由来のサンプル中の核酸分子について、特定の塩基配列からなる群より選択される少なくとも1つの塩基配列又はその相補的配列において、前記塩基配列の17番目に存在する一塩基多型のアレルをin vitroで検出する工程(検出工程)、及び、前記検出されたアレルの少なくとも1つがリスクアレルであるか否かを判定する工程(判定工程)を含む、ポリープ状脈絡膜血管症のリスクを予測する方法。 (もっと読む)


【課題】点眼前には比較的低粘度でありながら、点眼時に眼球表面で増粘する点眼液を開発すること。
【解決手段】本発明の点眼液は、0.001〜10%(w/v)のヒドロキシエチルセルロースと0.001〜10%(w/v)のデキストランを含有する点眼液(抗菌カチオン性ペプチドを含有するものを除く)であって、該点眼液2mLと4%ムチン溶液6mLの混合溶液、該点眼液2mLと0.1Mリン酸緩衝液6mLの混合溶液、および水2mLと4%ムチン溶液6mLの混合溶液の各溶液について、ずり速度を0.1から150S−1まで2.5分で上昇させた時の100S−1のそれぞれの粘度であるη1、η2およびη3を測定した際に、下記式(1)で表される粘度上昇率がプラスの値となる点眼液である。
粘度上昇率=(η1−η2−η3)/η2×100 (1) (もっと読む)


【課題】分子内にフッ素原子を有するプロスタグランジン誘導体を有効成分とする水性液剤を滅菌処理した樹脂製容器に保存する場合に、水性液剤中の該プロスタグランジン誘導体の含有率の低下を抑制すること。
【解決手段】エチレンオキサイドガス滅菌処理を施した樹脂製容器に、分子内にフッ素原子を有するプロスタグランジン誘導体を有効成分とする水性液剤を保存する。これにより、水性液剤中の該プロスタグランジン誘導体の含有率の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】イソプロピルウノプロストンを含有する点眼液において、イソプロピルウノプロストンの分解を抑制し、点眼液を安定化すること。
【解決手段】イソプロピルウノプロストンを含有する点眼液にトロメタモールを配合すれば、点眼液中のイソプロピルウノプロストンの分解を効果的に抑制でき、安定に保存できる。 (もっと読む)


【課題】2−[[[2−[(ヒドロキシアセチル)アミノ]−4−ピリジニル]メチル]チオ]−N−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−3−ピリジンカルボキサミド(化合物A)を開発していく段階で、1)化合物Aまたはその塩は再結晶化が困難であり、その塩の種類において、保存安定性が大きく異なり、保存安定性の高い化合物Aの塩を得ることが非常に困難であること、2)化合物Aの結晶化プロセスにおいても、結晶多形のコントロール(制御)が非常に困難であること、3)化合物A(フリー体)は、反復経口投与により胃に鉱質沈着を生じること、などの複合的課題が存在する。
【解決手段】前記課題を解決するため、塩の種類に着目して検討した結果、化合物Aのベンゼンスルホン酸塩は、1)1週間予備安定性試験(苛酷試験)で光、湿度、その他の要因でも分解せず、保存安定性に課題がないこと、2)2種類の結晶形が存在すること、それら2種類の結晶形を選択的に製造する方法、3)4週間の反復経口投与でも、胃に鉱質沈着が認められないこと、を見出した。 (もっと読む)


【課題】網膜色素上皮障害を原因とし、且つ脈絡膜血管新生を伴わない網膜疾患を治療または予防しうる薬剤を探索する。
【解決手段】トラニラストの経口投与は、ラットヨウ素酸ナトリウム誘発網膜障害モデルにおいて、網膜色素上皮障害に起因する神経網膜機能の低下を抑制した。また、トラニラストは培養ヒト網膜色素上皮細胞(ARPE−19)の細胞死を直接的に保護した。したがって、トラニラストまたはその医薬的に許容される塩は、網膜色素上皮障害を原因とし、且つ脈絡膜血管新生を伴わない網膜疾患の予防または治療剤として有用である。 (もっと読む)


本発明は、ラタノプロストを含有する水性点眼薬組成物に有機アミンを添加することによってラタノプロストの眼におけるバイオアベイラビリティを向上させる方法に関する。この発明はさらに、有機アミンを添加することによってラタノプロストのより優れた眼におけるバイオアベイラビリティを達成する水性点眼薬組成物、ならびに、高眼圧症および緑内障の治療を必要とする被験者に上記組成物を投与することによって高眼圧症および緑内障を治療する方法に関する。
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【課題】レボカバスチンまたはその塩類を有効成分として含有する懸濁型点眼剤の改良組成物を提供すること。
【解決手段】a)0.01〜0.1%(W/V)のレボカバスチンまたはその塩類、b)0.0005〜0.01%(W/V)の塩化ベンザルコニウム、c)0.00001〜2%(W/V)の水溶性高分子、およびd)塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、トレハロース、シュクロース、ソルビトールおよびマンニトールから選択される少なくとも1種である0.1〜5%(W/V)の等張化剤を含有し、浸透圧比が0.5〜2.0である懸濁型点眼剤は、既存のレボカバスチン懸濁型点眼剤よりも防腐剤の配合量が低減されているにも拘わらず、既存のレボカバスチン懸濁型点眼剤と同等の防腐効力を有し、かつ、既存のレボカバスチン懸濁型点眼剤よりも再分散性に優れている。 (もっと読む)


【課題】網脈絡膜疾患の新たな予防又は治療剤を提供すること。
【解決手段】シロリムス誘導体であるテムシロリムス、エベロリムス等は、網脈絡膜において、優れた血管新生阻害作用を発揮するので、加齢黄斑変性などの網脈絡膜疾患の治療剤として有用である。 (もっと読む)


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