説明

イチカワ株式会社により出願された特許

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【課題】
フェルトの抄紙機への仕掛りが容易で仕掛り作業時間が短く、また、抄紙最高速度までの初期馴染み運転期間が短く、フェルトライフの長い抄紙用プレスフェルトの提供。
【解決手段】
抄紙用プレスフェルトにおいて、加圧に対する変形性が高く、加圧後の回復性に優れた高分子弾性体をフェルト内のバット層に絡ませて分散付着させてなる。
高分子弾性体は、フィルム状にした時、室温20℃、相対湿度65%の環境下で測定された100%モジュラス値が1〜100kg/cmであり、また、100%伸長後残留歪が30%以下であり、高分子弾性体の付着量が抄紙用プレスフェルト重量に対して0.5〜20重量%である。素材としては、ポリウレタンエラストマー、ポリエチレンエラストマー、スチレン−ブタジエンゴム、シリコーンゴムなど。 (もっと読む)


【課題】
製紙機械において、湿紙を受け取り、搬送し、及び/またはプレスによって湿紙を搾水するための無端状コンベアーベルトである製紙用フェルトを洗浄する洗浄剤であって、
フェルトから排出された洗浄剤が白水として回収され、製紙工程で原料調合に再利用されるときに、洗浄剤に含まれる界面活性剤の影響で原料調合に際して気泡が発生することによって、製紙工程におけるワイヤーパートで湿紙が地合崩れを引く起こすことを防止した洗剤、および洗浄方法を提案。
【解決手段】
前記洗浄剤は、脂肪族アミン(A)とスルファミン酸(B)および消泡剤(C)を含むものであることを特徴とする、製紙用フェルトの洗浄剤である。 (もっと読む)


【課題】微細繊維を含むシートを高品質かつ安定に連続生産するための製造装置及び製造方法を提供すること。
【解決手段】エンドレス加工を施した多層化ワイヤーを抄紙製膜用ベルトとして装着した微細繊維を含むシート製膜用の製造装置であって、該多層化ワイヤーが1層以上の基層と1層以上のバット層からなり、該バット層の1層以上に熱溶融樹脂を含む熱溶融繊維が含まれており、かつ該多層化ワイヤーが該熱溶融樹脂の融点以上の温度で熱処理されたものであることを特徴とする前記装置、及び該製造装置を使用した微細繊維を含むシートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】製紙用シームフェルトにおいて、フェルトのMD方向長さが長尺でも袋織による製織が可能な製紙用シームフェルトを提供する。
【解決手段】基布B、Wとバット層とを有し、前記基布B、Wはシームループを有する製紙用シームフェルトにおいて、前記基布B、Wは、フェルト走行方向(MD方向)両端部にシームループLを備えた小織布が複数枚隣接して、芯線Sの貫通によって連結され、前記芯線Sがモノフィラメントの撚糸からなることを特徴とする、製紙用シームフェルト。 (もっと読む)


【課題】ポリアセタール短繊維は、湿潤条件下での圧縮回復性の持続と耐摩擦摩耗性は良いが、耐脱毛性が悪く、製紙用フェルトには適さなかったので、製紙用フェルトとして使用できるように、耐脱毛性を付与する。
【解決手段】製紙機械のプレスパートに設けられたプレス装置に配置される製紙用フェルト10は、基層20と、前記基層20の湿紙側の表面に形成された第1バット層30と、前記基層のロール側またはシュー側の表面に形成された第2バット層31とを備え、前記第1バット層30および/または第2バット層31がポリアセタール短繊維40を含むことを特徴とする製紙用フェルト。 (もっと読む)


【課題】優れた凹溝の形状保持特性を備えるシュープレス用ベルトの提供。
【解決手段】補強繊維基材6とポリウレタン層2が一体化してなり、前記補強繊維基材6がポリウレタン層2中に埋設された製紙用シュープレスベルトにおいて、p−フェニレン−ジイソシアネート化合物と長鎖ポリオールとを反応させて得られるウレタンプレポリマーと、4,4’−メチレンビス(2,6−ジエチル−3−クロロアニリン)、4,4’−メチレンビス(2−クロロアニリン)、メチレンビス(2−エチル−6−メチルアニリン)、4,4’−メチレンビス(2−エチルベンゼンアミン)、メチレンビス(2,3−ジクロロアニリン)、4,4’−メチレンジアニリン、3,5−ジメチルチオトルエン−2,4−ジアミン、3,5−ジメチルチオトルエン−2,6−ジアミン等から選択された硬化剤から得られるポリウレタン層が含有されている。 (もっと読む)


【課題】
抄紙用フェルトを抄紙機に用いた抄紙方法において、加圧や水圧を湿紙に伝える作用の乏しいフェルト中の空間体積を、使用開始から初期馴染みに適切な空間量とすることで馴染み期間を短くし、汚れ蓄積や過度のコンパクト化による早期の通水性低下や圧縮性の持続不足による搾水不良がなく、蛇行などによる湿紙搬送不良のない、基本的機能をバランス良く具備した抄紙用フェルトを抄紙機に用いた抄紙方法を提供すること。
【解決手段】
基材5と、少なくとも湿紙載置側層を具えたバット層6、7により構成される抄紙用フェルトにおいて、吸水性樹脂8をフェルト中に含有させたことを特徴とする抄紙方法。基材5は、無端状のもの、あるいは有端状のフェルトを抄紙機上で連結し無端状にしたものどちらにも適用できる。
吸水性樹脂は、フェルト中、表バット層6中に留まっても(図2)、基材あるいは裏バット層7にまで含有してもよい(図3)。 (もっと読む)


【課題】湿紙搾水性が良く、使用中のベルト外周面の損傷(クラックや磨耗)の少なく、溝切削時の切削片、カッター、溝壁どうしの磨耗が少ないために、カッターライフが長く、表面粗さが小さい製紙機械用ベルト(シュープレスベルト)を提供することを目的とする。
【解決手段】シュープレスベルトのフェルト側表面のMD方向に延設されてなる排水溝のCMD方向断面を台形状または矩形状とし、前記排水溝の溝側壁と溝底部により構成される溝角部が面取りされることによって、問題を解決した。 (もっと読む)


【課題】
抄紙用プレスフェルトにおいて、加圧や水圧を湿紙に伝える作用の乏しいフェルト中の空間体積を、使用開始から初期馴染みに適切な空間量とすることで馴染み期間を短くし、汚れ蓄積や過度のコンパクト化による早期の通水性低下や圧縮性の持続不足による搾水不良がなく、蛇行などによる湿紙搬送不良のない、基本的機能をバランス良く具備した抄紙用フェルトを提供すること。
【解決手段】
基材1と、少なくとも湿紙載置側層を具えたバット層2、3により構成される抄紙用フェルトにおいて、吸水性樹脂4をフェルト中に含有させたことを特徴とする。基材1は、無端状のもの、あるいは有端状のフェルトを抄紙機上で連結し無端状にしたものどちらにも適用できる。
吸水性樹脂は、フェルト中、表バット層2中に留まっても(図1)、基材あるいは裏バット層3にまで含有してもよい(図2)。 (もっと読む)


【課題】抄紙機での搾水性(水透過性)や偏平化に対する耐久性が良く、しかも湿紙平滑性や耐脱毛性に優れた抄紙用フェルトを提供する。
【解決手段】基体200と、前記基体200の湿紙側に配置された第1バット繊維層300と、基体の機械側に配置された第2バット繊維層310とを積層してニードリングにより絡合一体化してなる抄紙用フェルトにおいて、前記基体200が複数枚の補強材210、220からなるとともに、前記補強材210、220が紡績糸を含み、かつ前記紡績糸がバット繊維層との絡合のため糸形態を消失する程度に一体化されていることを特徴とする抄紙用フェルト。 (もっと読む)


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