説明

住友金属鉱山株式会社により出願された特許

21 - 30 / 2,015


【課題】硫化物への不純物金属の混入を低減できる金属の硫化物沈殿方法を提供する。
【解決手段】目的金属を含む酸性の処理液に硫化剤を添加し、目的金属を硫化物として沈殿させる方法であって、処理液を希釈した後に、処理液にアルカリを添加してpHを調整し、処理液に含まれる不純物金属のアルカリ塩が再溶解した後に、処理液に硫化剤を添加する。アルカリ塩の周囲に不溶性の硫化物が生成されることがなく、硫化物への不純物金属の混入を低減できる。硫化物のスラリー濃度が低くなり不純物金属の共沈が低減され、硫化物への不純物金属の混入を低減できる。 (もっと読む)


【課題】電流密度Dkを変化させて行なうめっき皮膜の製造方法において、従来よりも簡易にめっき皮膜表面の凹凸欠陥を低減できるめっき皮膜の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】電流密度Dkを段階的に増加させながらめっき皮膜を形成する、めっき皮膜の製造方法において、電流密度の増加にあわせてめっき液の攪拌速度Vを増加させる事を特徴とするめっき皮膜の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】鉱石スラリーの粘度上昇を抑制して移送不良を生じさせない鉱石スラリーの製造方法及びこれを利用した金属製錬方法を提供する。
【解決手段】原料鉱石から鉱石スラリーを製造する鉱石スラリーの製造方法において、原料鉱石を解砕し、所定の分級点で分級してオーバーサイズの鉱石粒子を除去し、アンダーサイズの鉱石粒子からなる粗鉱石スラリーを得る解砕・分級工程S1と、得られた粗鉱石スラリーの粒度を測定する粒度測定工程S2と、粗鉱石スラリーを固液分離装置に装入し、水分を分離除去して鉱石成分を濃縮する鉱石スラリー濃縮工程S3とを有し、粒度測定工程S2にて測定された粒度が所定値を下回った場合に、解砕・分級工程S1にて除去されたオーバーサイズの鉱石粒子の一部を固液分離装置に装入添加する。 (もっと読む)


【課題】高圧酸浸出法を用いてNi酸化鉱石からNiを回収する湿式製錬方法において、鉱石スラリーによる設備磨耗の抑制、最終中和残渣量の低減と共に、資源化するために不純物成分を分離回収する方法を提供する。
【解決手段】高圧酸浸出法の工程で、A工程:鉱石処理工程から産出する鉱石スラリー中のクロマイト粒子を、比重分離法を含む回収プロセスにより分離回収する工程、B−1工程:A工程を経てCr品位の下がった鉱石スラリーを浸出工程、固液分離工程で処理し、固液分離工程後の浸出液の中和をMg(OH)等のMg系アルカリで行う工程、B−2工程:A工程を経てCr品位の下がった鉱石スラリーを浸出工程、固液分離工程で処理し、固液分離工程後の浸出残渣スラリーの中和をMg(OH)等のMg系アルカリで行い、ヘマタイト粒子を回収する工程、から選ばれる少なくとも一つの工程を含むニッケル酸化鉱石からニッケルを回収する湿式製錬方法。 (もっと読む)


【課題】銅と鉄とが共存する硫化鉱物から、効率良く且つ経済的に高品位の銅を回収する方法を提供すること。
【解決手段】本発明の銅及び鉄を含有する硫化鉱物から銅を回収する方法は、銅及び鉄を含有する硫化鉱物を微粉砕する粉砕工程S1と、この粉砕工程S1にて得られた硫化鉱物の粉末を溶液に懸濁した後、105〜180℃の温度にて、高圧下で酸素と接触させ、銅を浸出させる銅浸出工程S2と、この銅浸出工程S2にて得られた浸出液に中和剤を添加し、鉄を沈殿させる鉄沈殿工程S3と、この鉄沈殿工程S3にて得られたスラリーを固液分離処理し、銅を含有する溶液を得る固液分離工程S4と、上記銅を含有する溶液を電解始液として電解採取処理し、銅を回収する銅回収工程S5と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ペースト作製時の溶媒中での分散性が良好であり、かつ、混練時におけるフレーク等の発生を抑制できる銀粉及びその銀粉の製造方法を提供する。
【解決手段】当該銀粉とエポキシ樹脂とを420Gの遠心力で混練し、さらに3本ロールミルを用いて混練して得られたペーストを粘弾性測定装置により測定したせん断速度1250sec−1での法線応力が1〜10Nである銀粉。当該銀粉は、塩化銀と錯化剤により溶解して得られた銀錯体溶液と還元剤溶液とを混合し、銀錯体を還元して銀粉を製造する方法において、還元剤溶液に還元剤としてアスコルビン酸を含有させるとともに、銀錯体溶液及び還元剤溶液の両方、又はいずれか一方に、銀に対して0.1〜15質量%の水溶性高分子を添加して還元した後、乾燥前に界面活性剤又は界面活性剤及び分散剤により表面処理することで得られる。 (もっと読む)


【課題】例えばリチウムイオン電池の廃電池等、有価金属であるニッケルやコバルトを含む金属複合体から有価金属を回収するための有価金属回収方法において、ニッケル、コバルト等の有価金属の高い回収率を保持しつつ、それらの有価金属を含む合金から効率よくリンのみを分離すること。
【解決手段】ニッケルとコバルトを含有する金属複合体からの有価金属回収方法であって、金属複合体を熔融して熔融物を得る熔融工程と、熔融工程時の熔融物に対して、又は、熔融工程前の金属複合体に対して行われ、金属複合体を酸化処理する酸化工程と、熔融物から、スラグを分離して、有価金属を含む合金を回収するスラグ分離工程と、合金に含有されるリンを分離する脱リン工程とを備え、この脱リン工程が、合金に石灰含有物を添加し、次いで、前記合金を酸化する工程である。 (もっと読む)


【課題】銀と銅との両方がハロゲン化物水溶液に溶解する場合において、酸化還元反応を用いて銀を選択的に分離する方法を提供する。
【解決手段】塩化物水溶液、臭化物水溶液又はヨウ化物水溶液から選択されるハロゲン化物水溶液から銀を回収するに際し、銀を含有する上記ハロゲン化物水溶液に、銀に対して3倍モル以上の鉄イオン及び2倍モル以上の硫酸イオンを共存させる共存工程と、この共存工程の後、銀/ハロゲン化銀電極に対する酸化還元電位400mV以下に調整する酸化還元電位調整工程と、この酸化還元電位調整工程の後、pHを1〜6に調整するpH調整工程とを行う。 (もっと読む)


【課題】 水蒸気や水による表面の分解劣化を防止でき、長時間の使用や温度上昇によっても輝度の低下や色調の変化が起こらない、耐水性ないし化学的安定性に優れたストロンチウムシリケート蛍光体粒子及び該蛍光体粒子を具備する発光ダイオードを提供する。
【解決手段】 ストロンチウムシリケートの蛍光体粒子表面に厚さ100〜800nmの非晶質ジルコニウム化合物の被覆層を有する表面被覆ストロンチウムシリケート蛍光体粒子で、蛍光体粒子単体の密度を100%としたとき85〜95%の範囲の密度を有する。この表面被覆ストロンチウムシリケート蛍光体粒子は、有機溶媒中に分散している蛍光体粒子の表面に、アルミニウム系の有機金属化合物を吸着させて高分散状態に保ちながら、更にジルコニウム化合物で被覆した後、有機溶媒から分離し、加熱焼成して非晶質ジルコニウム化合物の被覆層を形成することにより得られる。 (もっと読む)


【課題】ウエハ径70mm以上の大口径で、厚さ240μm以下まで薄板化した場合でも、反り量が40μm以下となるGaP単結晶ウエハを収率よく提供する。
【解決手段】加工して得られるGaP単結晶ウエハのウエハ径Lに対する、結晶育成に用いるルツボの内径Lcの比Lc/Lwを、1.7以上1.9以下とし、引き上げ方向の結晶長1mmあたりにおける、育成中のGaP単結晶と融液の間の固液界面形状の凸度の変化量を±1.3mm以内に規制することにより、反り量が40μm以下であるGaP単結晶ウエハを90%以上の収率で得ることを可能とする。 (もっと読む)


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