説明

株式会社NEOMAXにより出願された特許

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【課題】耐熱性、特に熱減磁特性に優れた高性能の鉄基希土類永久磁石を提供する。
【解決手段】本発明の鉄基希土類永久磁石は、組成式が(Fe1-nn100-x-y-z-l(B1-ppxyM1zM2lで表され、実質的にNd2Fe14B型結晶相および非磁性粒界相からなり、前記M1元素が主として前記粒界相に存在する。ここで、TはCoおよびNiからなる群から選択された1種以上の元素、RはY(イットリウム)を含み得る1種以上の希土類元素、M1はZr、Nb、V、Mo、Cr、Hf、Ta、Wからなる群から選択された少なくとも1種の元素、M2はSi、Al、Ga、Cu、Ag、Au、Zn、Sn、Pb、In、およびBiからなる群から選択された少なくとも1種の元素である。組成比率x、y、z、l、n、およびpがそれぞれ、3≦x≦10原子%、10≦y≦12原子%、0.1≦z≦2原子%、0≦l≦5原子%、0≦n≦0.5、0≦p≦0.5、およびx/y≧0.5を満足する組成を有する。 (もっと読む)


【課題】優れた特性を有する磁気回路部品の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の磁気回路部品の製造方法は、希土類磁石粉末の成形体と、軟磁性材料粉末の成形体とが一体化された磁気回路部品の製造方法であって、(a)磁気異方性を有する希土類磁石粉末を配向磁界中でプレス成形することによって、各々が所定の方向に磁界配向した複数の磁石仮成形体12a’、12b’を作製する工程と、(b)複数の磁石仮成形体と、粉末状態の軟磁性材料粉末または軟磁性材料粉末の仮成形体とを熱間プレス成形することによって、複数の磁石成形体12と軟磁性材料粉末の成形体22とが一体化された成形品100を得る工程とを包含する。 (もっと読む)


【課題】磁化方向を実質的に傾けつつも低コストに構成できかつ磁気特性の低下を抑制できる永久磁石ユニット、およびそれを備える磁界発生装置を提供する。
【解決手段】永久磁石ユニット10は、それぞれ立方体状に形成される一対の永久磁石12を備える。一対の永久磁石12の磁化方向Aはそれぞれ、表面14aおよび表面14bに対して垂直でありかつ表面14a,14b以外の表面16に対して平行である。一対の永久磁石12は、一方の永久磁石12の表面14aと他方の永久磁石12の表面16とが接するように連結され、互いの磁化方向Aを90°異ならせて磁気的に結合される。これによって、一対の永久磁石12の磁化方向Aが合成され、永久磁石ユニット10の磁化方向は実質的に傾いた磁化方向Bとなる。このように構成される永久磁石ユニット10は、たとえばMRI装置用の磁界発生装置等に用いられる。 (もっと読む)


【課題】均質で磁石特性に優れた永久磁石を提供する。
【解決手段】本発明による永久磁石の製造方法は、R−T−B系合金を用意し、900℃以上1100℃以下の温度で1時間以上の間、保持する工程と、前記R−T−B系合金に水素を吸蔵させることにより、脆化させる水素処理工程と、脆化されたR−T−B系合金を粉砕し、平均粒径10μm以上100μm以下の粉末を形成する微粉砕工程と、前記粉末を溶射することによってNd2Fe14B化合物を主相とする膜状永久磁石を形成するプラズマ溶射工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】 耐食性、耐摩耗性、ヒートサイクル性、濡れ性、耐水素性に優れる希土類系永久磁石およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 磁石の表面にCu,Ni,Al,Znから選ばれる少なくとも1種の金属またはこれらの金属を含む合金からなる下地被膜を介して水素含有非晶質カーボン被膜を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 種々の金属組成の合金被膜を希土類系永久磁石などの個片の表面に簡易に蒸着形成するための方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の真空蒸着方法は、金属Aと金属Bの2種類の金属を少なくとも含む合金被膜(但し金属Bは金属Aよりも高蒸気圧である)を被処理物である個片の表面に蒸着形成するための真空蒸着方法であって、真空処理室の内部の被膜原料溶融蒸発部において、坩堝内の金属Aの固体と坩堝の直上方に所定の送り速度で案内される金属Aと金属Bを含む合金ワイヤーに対して電子線を照射し、金属Aの固体と合金ワイヤーを同時に溶融蒸発させることで、合金ワイヤーの送り速度に応じた金属組成の合金被膜を被膜原料溶融蒸発部の上方に位置する個片の表面に蒸着形成することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】 優れた流動性と磁気特性の両方を兼ね備えた射出成形ボンド磁石作製用コンパウンドおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 所定の粒度分布を有する粒子集合体(個々の粒子のアスペクト比は0.3〜1.0である)で構成されてなるR−Fe−B系磁石粉末と、樹脂バインダとしての熱可塑性樹脂からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】AlやCuを添加された場合の保磁力と同等の保磁力を発揮しつつ、AlやCuを添加された場合よりも残留磁束密度を向上した希土類焼結磁石を提供する。
【解決手段】本発明の希土類焼結磁石は、12.0原子%〜15.0原子%の希土類元素R(Rは、Nd、Pr、Gd、Tb、Dy、及びHoからなる群から選択された少なくとも一種の元素であり、Nd及び/又はPrを50%以上含む)と、5.5原子%〜8.5原子%のBと、0.005原子%〜0.20原子%のAuと、残部Fe及び不可避的不純物とを含有する。 (もっと読む)


【課題】AlやCuを添加された場合の保磁力と同等の保磁力を発揮しつつ、AlやCuを添加された場合よりも残留磁束密度を向上した希土類焼結磁石を提供する。
【解決手段】本発明による希土類焼結磁石の製造方法は、12.0原子%〜15.0原子%の希土類元素(Nd、Pr、Gd、Tb、Dy、及びHoからなる群から選択された少なくとも一種の元素であり、Nd及び/又はPrを50%以上含む)と、5.5原子%〜8.5原子%の硼素(B)と、残部の鉄(Fe)及び不可避的不純物とを含有する希土類磁石用合金粉末であって、潤滑剤が添加された合金粉末を用意する。脂肪族カルボン酸銀塩または芳香族カルボン酸銀塩を含有する潤滑剤を合金粉末に添加した後、成形体の作製、焼結を行う。 (もっと読む)


【課題】優れた磁気特性および耐食性を有するHDDR粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の希土類系磁石粉末の製造方法では、まず、R−Fe−B相を有する合金の粉末を用意する。そして、希土類金属元素を実質的に含まない非希土類層を前記合金粉末の表面の全体または一部に形成した後、水素を含む雰囲気中において750℃以上900℃未満の温度で熱処理を行う。この熱処理により、合金粉末に対して水素化・不均化処理を行う工程と、合金粉末に対して脱水素・再結合処理を行う工程とを行う。 (もっと読む)


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