説明

株式会社神鋼環境ソリューションにより出願された特許

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【課題】薬品成分を含有する排水の処理において、残留TOC濃度の低い回収水を経済的に回収しうる排水処理方法及び排水処理装置を提供することを課題としている。
【解決手段】製造工程から排出される排水のうち、高濃度の有機性薬品を含有する排水を高濃度排水処理ラインへ導入し、低濃度の有機性薬品を含有する排水を低濃度排水処理ラインへ導入し、前記高濃度排水処理ラインでは、排水中の有機物を微生物によって処理する生物処理工程と、物理化学的酸化分解工程が実施され、前記低濃度排水処理ラインでは、未生物処理水である排水を、微生物によって処理する生物処理工程が実施されることを特徴とする排水処理方法と、排水処理装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグに含有されるリン成分を、遊離リン酸として効率よく回収する方法を提供すること。
【解決手段】本発明の製鋼スラグからのリン回収方法は、
製鋼スラグと硫酸を反応させ、製鋼スラグに含まれるリン成分を遊離リン酸として溶出させる溶出工程と、
溶出工程後の製鋼スラグ及び硫酸の混合物から、有機溶媒を用いて遊離リン酸を抽出する抽出工程と、
有機溶媒を蒸発させ、遊離リン酸を回収する遊離リン酸回収工程と、
を有することを特徴とする。硫酸によって溶出した遊離リン酸を、水ではなく有機溶媒を用いて抽出するため、遊離リン酸の回収効率が高く、遊離リン酸濃縮に要するエネルギーも小さい。 (もっと読む)


【課題】 フィルタと吸引管とのシール性を向上して、吸引管側に被収容物が吸引されるのを確実に抑制し得る混合乾燥機の提供。
【解決手段】 容器内に吸引管の一端部が挿入され、吸引管の一端部に設けた吸引部から吸引して、容器内の粉粒体を乾燥処理する乾燥機であって、吸引部をその先端から長手方向にわたって覆うフィルタ部が吸引管に着脱自在に設けられ、フィルタ部の一端側は閉じられ他端側は開放されて開口が形成され、フィルタ部と吸引管との間をシールするためのシール構造が設けられ、シール構造は、吸引管側の長手方向途中に、吸引管の外方に膨出するよう設けた受部と、フィルタ部の開口部側を折曲した折曲部と、前記折曲部の折面と受部の受面とを長手方向で押圧する付勢手段とを有した構成。 (もっと読む)


【課題】フッ素系廃液に含まれる、或いはフッ素系廃液の処理過程で発生するケイフッ化水素酸を原料として、ケイフッ化ナトリウムを製造する。
【解決手段】フッ素系廃液に含まれるケイフッ化水素酸、及びフッ素系廃液に含まれるフッ化水素を酸化珪素化合物と反応させ、生成したケイフッ化水素酸をナトリウム化合物と反応させ、ケイフッ化ナトリウムを製造する。
【効果】工業用薬品レベルの品位のケイフッ化ナトリムを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】原水中の塩類濃度が高い場合でも、低い場合でも、カルシウムの除去能力を十分に発揮することが可能であり、カルシウム除去剤の使用量をできるだけ少なくし得る水処理方法及び水処理装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、カルシウムイオンを含む原水を透過膜装置によって処理水と濃縮水に分離する水処理方法であって、濃縮水を晶析反応槽及び沈殿槽を経て原水槽へと返送し、
晶析反応槽においては、濃縮液に硫酸カルシウム種結晶を添加して、濃縮液中のカルシウムイオン及び硫酸イオンを硫酸カルシウム結晶として晶析させ、
沈殿槽においては、晶析反応槽から送られてきた濃縮水中の硫酸カルシウム結晶を沈殿させると共に、上清を原水槽へと返送し、沈殿槽に沈殿した硫酸カルシウム結晶の一部は、硫酸カルシウム種結晶として晶析反応槽へと回収され、
沈殿槽に沈殿した硫酸カルシウム結晶の残部は、系外へと排出されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 嫌気性生物の活性を高く保持しつつ、アルカリ剤の使用量を抑制し得る嫌気処理装置を提供することにある。
【解決手段】 嫌気性生物が備えられてなる槽を有し、該槽内において該嫌気性生物により、有機物含有廃水が嫌気処理されるように構成されてなる嫌気処理装置であって、
前記槽内の水のpHを測定するpH測定装置、及び前記槽内のガスのCO2 濃度を測定するCO2 濃度測定装置を備えてなり、該pH測定装置により測定した測定値と、該CO2 濃度測定装置により測定した測定値と、槽内の水のアルカリ度、槽内の水のpH及び槽内のガスのCO2 濃度の相関関係とによりアルカリ度が算出され、該算出値に基づいて前記槽内の水のアルカリ度が1000〜5000mg/Lの範囲内に保持されるように前記槽内の水にアルカリ剤が加えられるように構成されてなることを特徴とする嫌気処理装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】還元剤の量を少なく抑えつつNOxおよび未燃ガスの二次燃焼部から外部への排出を抑制することのできる溶融炉における排ガス脱硝方法を提供する。
【解決手段】二次燃焼部2bの第1ガス供給部21に第1ガスを供給して排ガスを燃焼させる第1燃焼工程と、二次燃焼部2bの還元剤供給部22に還元剤を供給して排ガスを脱硝する脱硝工程と、二次燃焼部2bの第2ガス供給部23に第2ガスを供給して第1燃焼工程での燃焼後の排ガスを酸素過剰の雰囲気下で燃焼させる第2燃焼工程とを実施するとともに、溶融部2aから第1ガス供給部21に導入される排ガス中の一酸化炭素に対して第1ガスに含まれる酸素の当量比が1以下となるように、かつ、第1燃焼工程での燃焼後の排ガスに残存する一酸化炭素の濃度が、第2燃焼工程においてNOxが生成する濃度よりも低く第2燃焼工程においてNOxが生成しない濃度となるように、第1ガスの量を決定する。 (もっと読む)


【課題】 被処理水からのフッ素成分及び窒素成分の除去を固形物発生量を抑制しつつ簡便に行なうことができると共に、設備を大型化させることなく被処理水の処理を行なうことができる水処理装置及び水処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 窒素処理部は、微生物が担体表面に担持された微生物担持体、及び/又は、微生物自体が凝集して粒子状に形成された微生物凝集体を用いた流動床式処理が行なわれるように構成され、窒素処理部に導入された第1処理水と微生物とを含む混合水のpHをカルシウム塩が析出しない程度に維持しつつ窒素成分を除去するように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】二次燃焼部から外部に排出されるNOxの量をより確実に低減することのできる燃焼処理設備における排ガス脱硝方法を提供する。
【解決手段】二次燃焼部2c内に二次空気を供給する二次空気供給工程と、二次燃焼部2cのうち二次空気が供給される部分よりも上流の部分において、溶融炉2から二次燃焼部2cに導入される排ガス中の一酸化炭素の濃度を検出する一酸化炭素濃度検出工程と、二次燃焼部2cのうち前記一酸化炭素の濃度が検出される部分よりも下流の部分に還元剤を供給する還元剤供給工程と、二次燃焼部2cに供給する還元剤の量を決定する還元剤量決定工程とを実施し、還元剤量決定工程では、一酸化炭素濃度検出工程で検出された排ガス中の一酸化炭素の濃度に基づき、前記還元剤の量を決定する。 (もっと読む)


【課題】有機物を含む排水を有機物濃度に応じて区分して処理し、燃料資源又は水資源として活用できる有機廃棄物処理システムを提供する。
【解決手段】構造物の適所に設置したディスポーザ4にて有機廃棄物を細断して高濃度の有機排水を調製し、これを第1の固液分離手段8にて、小さい固形成分及び液状成分の混合物、及び大きい固形成分とに分離する。次に、小さい固形成分及び液状成分の混合物、及び厨房排水を混合し、第2の固液分離手段22にて、小さい固形成分と液状成分とに分離する。次にメタン発酵槽28にて、第1の固液分離手段及び第2の固液分離手段で抽出した固形成分を発酵させて、可燃ガスを得る。また、第2の固液分離手段から排出される液状成分を生物処理し、再利用水を得る。 (もっと読む)


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