説明

神鋼鋼線工業株式会社により出願された特許

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【課題】ロープ心の早期断線を防ぎ、破断荷重を向上することが可能な高強度ワイヤロープを提供する。
【解決手段】高強度ワイヤロープ1は、異形ストランドからなる心ストランド4がより合わされたロープ心2と、当該ロープ心2の周囲により合わされた複数の側ストランド3とを備えており、心ストランド4の外周面4aの曲率半径は側ストランド3の最外層の素線の外周面の曲率半径より大きく、かつ、ロープ心2の素線5〜7と側ストランドの最外層の素線12との引張強さの比である素線強度比が90%以下に設定されている。 (もっと読む)


【課題】耐震性能を高めるとともに部材数量を低減できかつ工期が短縮できる屋根面架構向け耐震補強構造を提供する。
【解決手段】建物の耐震性を高めるために屋根面架構に施された耐震補強構造1である。
耐震補強構造は、屋根面架構における一方向に延びて互いに平行な2つの梁54,56およびこれらの梁に直交する方向に延びて互いに平行な2つの梁51,51により形成された矩形のグリッドのそれぞれの対角52a,52b,53a,53bがケーブル2,2により連結されており、グリッドが、一方向に延びた他の梁および一方向に直交する方向に延びた他の梁の少なくとも一方を跨いでいる。 (もっと読む)


【課題】JIS規格3536SWPR7BLに対し最大試験力において20%以上高い強度、SWPR19Lに対し最大試験力において15%以上高い強度を有し、曲げ引張特性・疲労特性は、それぞれ、FIP推奨引張試験 (September 1996)、ISO6934−4の規格を満足するPC鋼より線を提供する。
【解決手段】PC鋼より線は、炭素(C)を0.92〜0.94重量%、ケイ素(Si)を1.15〜1.30重量%、マンガン(Mn)を0.20〜0.29重量%、リン(P)を0.025重量%以下、硫黄(S)を0.025重量%以下、クロム(Cr)を0.15〜0.25重量%、アルミニウム(Al)を0.051〜0.70重量%を含み、残部が鉄(Fe)および不可避不純物の線径が7.5mm以上である原料線材を使用して製造される。 (もっと読む)


【課題】疲労強度及び耐へたり性に優れ、例えば自動車用エンジンの弁ばねやトランスミッション用ばねとして好適な高強度コイルばねと、このようなコイルばねの製造方法を提供すること。
【解決手段】質量比で、0.5%を超え0.9%以下のC、0.8〜3.5%のSi、0.3〜3.0%のMn、0.5〜3.5%のCr、必要に応じて、さらに0.05〜1.5%のNiと共に、0.05〜1.5%のMo、0.05〜0.5%のV及び0.01〜0.5%のNbから成る群から選ばれた少なくとも1種の元素を含有し、残部がFeと不可避的不純物である鋼を用い、浸炭処理によって、深さ0.05〜1.00mmの浸炭硬化層を形成すると共に、表面から0.02mmの位置における硬さを650〜1000Hvとなるようにする。 (もっと読む)


【課題】築造されたRC躯体内の縦シース内に、PC鋼より線束を、少スペースかつ低コストで縦シース下部から通線するPC構築物の施工方法を提供する。
【解決手段】超高PC構築物のRC躯体10内の縦シース11内に上方から下方に向けてガイドケーブル20を挿通し、その下端21にPC鋼より線束30の端部31を連結し、RC躯体10上方に設置した往復動ジャッキ50を用いてそのガイドケーブル20を引き上げて、PC鋼より線束30を縦シース11内に下方から通線し、保持具60を用いてPC鋼より線束30を縦シース11内に一時的に吊り下げ支持した後に、定着具70および緊張ジャッキ80を用いてPC鋼より線束30をRC躯体10に定着する。 (もっと読む)


【課題】性能上美観上の問題が生じにくくかつ工期の短縮およびPC構造物全体の重量を軽量化することができるプレストレストコンクリート構造物の施工方法を提供する。
【解決手段】鉛直方向に緊張するプレストレストコンクリート構造物の施工方法は、次のようなものである。すなわち、少なくとも曲がり部分がポリエチレン管17で形成され全体が樹脂で形成されたシース管15をコンクリートの打設時に鉛直方向に埋設する。次に、防錆剤3に防錆ワックスが使用されたアンボンドPC鋼より線1を緊張材としてシース管内に挿通させ、シース管の上下端部またはそのいずれか一方で緊張材に緊張力を与える。続いて、シース管の上下端近傍におけるその内部にセメント25,26をグラウトする。 (もっと読む)


【課題】振動の抑制に加えて、風荷重を低減することが可能な制振ケーブルを提供する。
【解決手段】制振ケーブル1は、複数の鋼線4を束ねてなる芯材5と、芯材5の外周側に設けられた被覆層6とを含むケーブル本体2と、被覆層6の外周面7に形成され、芯材5に螺旋状に延びる螺旋突起3とを含み、螺旋突起3が外周面7を1周するときに芯材5の軸方向に進む軸方向距離Pは、ケーブル本体2の外径Dの2倍〜10倍の範囲内に設定されている。 (もっと読む)


【課題】橋桁の浮き上がりを防止しつつ、設置が容易であり、かつ新設の橋梁だけでなく既設の橋梁にも適用可能な移動抑制装置および移動抑制方法を提供する。
【解決手段】移動抑制装置は、支持台3上に橋桁2が載置された橋梁1に適用されて橋桁2の逸脱を防止する移動抑制装置であって、一端部21および他端部22を有するケーブル23と、支持台3における橋桁2に対向する対向面以外の面15aに固定され、ケーブル23の一端部21を定着する第1定着部24と、支持台に3おける橋桁2に対向する対向面以外の面15aに固定され、ケーブル23の他端部22を定着する第2定着部25とを含み、ケーブル23は、第1定着部24と第2定着部25との間の位置で、かつ第1定着部24および第2定着部25よりも高い位置で橋桁2に形成される貫通孔14に挿通されている。 (もっと読む)


【課題】緊張材の緊張および定着に要する作業時間およびコストを低減することが可能な、緊張材を用いた構造物の補強方法を提供する。
【解決手段】緊張材1を用いた構造物10の補強方法は、ケーブル2と、ケーブル2の一端部に圧着された第1圧着部材3と、ケーブル2の他端部からなる引張り部位5と、前記他端部から前記引張り部位を確保した部位に圧着された第2圧着部材とを有する緊張材1を用意する用意ステップと、第1圧着部材3を構造物10に定着する第1定着ステップと、引張り部位5または第2圧着部材4を構造物10に仮定着する仮定着ステップと、緊張装置30により引張り部位5を直接引っ張って、ケーブル2に所定の緊張力を付与する引張りステップと、第2圧着部材4を構造物10に定着する第2定着ステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】地震力を吸収して構造物の損傷を抑制することを確保しつつ、構造が簡単で、コスト的に有利であり、かつ施工が容易な制震装置を提供する。
【解決手段】制震装置1は、複数の構造体からなる構造物2に用いられる制震装置であり、ケーブル6と、第1構造体3に固定可能であり、ケーブル6の一端部を定着する第1定着部材7と、ケーブル6に嵌合される嵌合部材8と、嵌合部材8を、第2構造体4に固定する固定部材9とを含み、嵌合部材8は、ケーブル6との間で所定の摩擦力が作用するようにケーブル6に嵌合しており、ケーブル6は、前記所定の摩擦力を超える引張力を受けたときに嵌合部材8に対して相対的にスライド移動する。 (もっと読む)


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