説明

生化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】細いカテーテルを通した溶液の注入を容易に行うことができ、かつ、上皮の膨隆を高く維持できる上皮膨隆用の医療用組成物を提供すること。
【解決手段】重量平均分子量70万〜120万のヒアルロン酸ナトリウムを0.35〜0.44%(w/v)含有する溶液からなる上皮膨隆用の医療用組成物および当該組成物が充填されたシリンジ。当該組成物としては、ヒアルロン酸ナトリウムの重量平均分子量が80万〜100万であるものが例示される。膨隆される上皮としては粘膜が例示され、その粘膜としては消化器粘膜が例示される。当該組成物は粘膜切除術に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】細いカテーテルを通した溶液の注入を容易に行うことができ、かつ、粘膜の膨隆を高く維持できる粘膜膨隆を迅速かつ容易に行うための組成物を提供すること。
【解決手段】ヒアルロン酸またはその医学的に許容される塩を含有する溶液からなり、当該溶液が(1)所定条件下で測定した場合に所定の範囲内の見かけ粘度を示し、(2)当該溶液が充填された所定のカテーテル注射針が保持されている注射器において、この注射器のピストンを所定速度で押すことによって当該溶液をカテーテル注射針の先端から排出させるために要する力が所定の範囲内にあり、(3)ウサギの胃の所定位置に所定の方法で当該溶液を投与したときの粘膜隆起高が所定数値以上あり、かつ、カテーテルと針を通して注入されることを特徴とする、粘膜膨隆を迅速かつ容易に行うための組成物。 (もっと読む)


【課題】細いカテーテルを通した溶液の注入を容易に行うことができ、かつ、上皮の膨隆を高く維持できる上皮膨隆高の維持用組成物を提供すること。
【解決手段】ヒアルロン酸またはその医学的に許容される塩を含有する溶液からなり、当該溶液が(1)所定条件下で測定した場合に所定の範囲内の見かけ粘度を示し、(2)当該溶液が充填された所定のカテーテル注射針が保持されている注射器において、この注射器のピストンを所定速度で押すことによって当該溶液をカテーテル注射針の先端から排出させるために要する力が所定の範囲内にあり、(3)ウサギの胃の所定位置に所定の方法で当該溶液を投与し、次いで30分間放置した後、当該部位を急速冷凍して隆起頂点から縦切開したときの断面における粘膜隆起高が所定数値以上あることを特徴とする、上皮膨隆高の維持用組成物。 (もっと読む)


【課題】医療面等で応用が期待される新規構造のオリゴ糖および該オリゴ糖を容易に製造できる方法を提供すること。
【解決手段】下記式(2−2)で表されるオリゴ糖を脱ベンジル化することを特徴とする下記式(2−3)で表されるオリゴ糖の製造方法。式(1)で表される開環重合性モノマーを開環重合することにより、下記式(2−1)で表されるオリゴ糖を製造し、該式(2−1)で表されるオリゴ糖のフタルイミド基をアセトアミド基に変換することにより、下記式(2−2)で表されるオリゴ糖を製造し、該式(2−2)で表されるオリゴ糖を脱ベンジル化することにより下記式(2−3)で表されるオリゴ糖を得ることを特徴とするオリゴ糖の製造方法。式中、Bnはベンジル基を示し、nは5〜7を示す。
【化1】
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粘膜上皮層において高い滞留性を示すことにより長時間患部に滞留できるため、低頻度の投与によってさえ、粘膜における炎症及び損傷のような障害に対して治療効果を持続的に発揮することができる、有効成分として結合鎖を介して疎水基が導入されたグリコサミノグリカン(GAG)を含む粘膜適用剤が提供される。 (もっと読む)


【課題】尿検体中のアルブミン量による分類では糖尿病性早期腎症ではないが、糖尿病性早期腎症に移行しつつある糖尿病患者又は糖尿病早期腎症であって、糖尿病性腎症に移行しつつある糖尿病患者を可能な限り早期に特定することを可能とする定量方法を見出すこと。
【解決手段】固相担体に固着させた抗ヘパラン硫酸抗体に対して、標識ヘパラン硫酸と検体中のヘパラン硫酸とを競合的に抗原抗体反応させ、この固相担体における抗ヘパラン硫酸抗体に結合した標識ヘパラン硫酸を検出するヘパラン硫酸の定量方法、(2)抗ヘパラン硫酸抗体に対して、固相担体又は微粒子状固相担体に固着させたヘパラン硫酸と検体中のヘパラン硫酸とを、競合的に抗原抗体反応させ、固相担体上のヘパラン硫酸に結合した抗ヘパラン硫酸抗体又は凝集した微粒子状固相担体、を検出する検体中のヘパラン硫酸の定量方法、を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。 (もっと読む)


【課題】超高純度コンドロイチナーゼABC画分の製造に用いうるコンドロイチン硫酸リアーゼIIに対するモノクローナル抗体等を提供すること。
【解決手段】コンドロイチン硫酸リアーゼIIに特異的に結合するモノクローナル抗体、当該抗体を産生するハイブリドーマ株、当該抗体を用いることを特徴とするコンドロイチン硫酸リアーゼIIの測定方法、当該測定方法によってコンドロイチン硫酸リアーゼIIを検出する工程を含む、以下の性質(1)及び(2)を有するコンドロイチナーゼABC画分の製造方法;(1)コンドロイチン硫酸リアーゼIIに特異的に結合する抗体を用いた免疫測定法で測定することによりコンドロイチン硫酸リアーゼIIが検出されない、(2)高速液体クロマトグラフィーによりコンドロイチン硫酸リアーゼIIのピークが検出されない。 (もっと読む)


【課題】細いカテーテルを通した溶液の注入を容易に行うことができ、かつ、上皮の膨隆を高く維持できる上皮膨隆用の医療用組成物を提供すること。
【解決手段】重量平均分子量190万〜300万のヒアルロン酸ナトリウムを0.15〜0.34%(w/v)含有する溶液からなる上皮膨隆用の医療用組成物および当該組成物が充填されたシリンジ。当該組成物としては、ヒアルロン酸ナトリウムの重量平均分子量が190万〜250万であり、かつ、その濃度が0.15〜0.34%(w/v)であるものが例示される。当該組成物は粘膜切除術に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】細いカテーテルを通した溶液の注入を容易に行うことができ、かつ、上皮の膨隆を高く維持できる上皮膨隆用の医療用組成物を提供すること。
【解決手段】ヒアルロン酸またはその医学的に許容される塩と、コンドロイチン硫酸またはその医学的に許容される塩とを含有する溶液からなり、回転粘度計を用いて25℃の条件下、ずり速度7.7〜10.0 s−1、19.2〜20.0 s−1、および38.3〜40.0 s−1における見かけ粘度が、それぞれ50〜500mPa・sの範囲内、45〜300mPa・sの範囲内および40〜200mPa・sの範囲内であることを特徴とする上皮膨隆用の医療用組成物、および当該組成物が充填されたシリンジ。 (もっと読む)


【課題】CAP11(11kDaの塩基性抗菌ポリペプチド)を有効成分とする新規な剤を提供すること。
【解決手段】配列番号1に示されるアミノ酸配列からなるペプチドのダイマーを有効成分とする、アナンダミド生成の抑制剤。「配列番号1に示されるアミノ酸配列からなるペプチドのダイマー」は、配列番号1におけるアミノ酸番号41のシステイン残基間でジスルフィド結合が形成されているものであることが望ましい。またアナンダミド生成は、細胞によるアナンダミド生成であること望ましい。またアナンダミド生成は、リポポリサッカライドにより惹起されるアナンダミド生成であることが望ましい。この剤は、医学・細胞生物学等の試験試薬のみならず、エンドトキシンショックの予防剤、悪化防止剤、軽減(症状の改善)剤、治療剤等としても利用しうる。 (もっと読む)


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