説明

精電舎電子工業株式会社により出願された特許

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【課題】溶着度合いを適切に調整することができ、用途に適した所望の表面形状とすることができ、医療用としても良好に用いることのできるバルーンカテーテルの製造装置並びに製造方法等を提供すること。
【解決手段】バルーン端部28bにカテーテルチューブ30aが挿入され、当該カテーテルチューブ30aにシャフト14が挿通され、バルーン28の溶着対象部分に加圧チューブ32aが嵌合した状態で、固定チャックによりシャフト14を回転させながら、第一と第二のレーザ照射手段8、108によりバルーン端部28bとカテーテルチューブ30aの溶着対象部分の外周とシャフト14の表面に向けてレーザ光をそれぞれ照射することで溶着対象部分の外周とシャフト14を発熱して溶着する。 (もっと読む)


【課題】所定の押圧を正確に行うという条件を精密に管理して良好な溶着を行う。
【解決手段】本体フレーム10に対してスライド自在な超音波振動ユニット40に取り付けた工具ホーン44をワークに押圧して超音波溶着を行う超音波溶着装置において、工具ホーン44の移動量を測定する第一のリニアスケール50と、超音波振動ユニットを押圧する圧縮バネと、圧縮バネを圧縮する駆動手段28と圧縮バネの圧縮量を測定する第二のリニアスケール51と、圧縮バネによる押圧力を測定するロードセル45とを設け、駆動手段28を駆動して圧縮バネを圧縮したときに、ロードセル45で測定した圧縮バネによる押圧力と、第一のリニアスケール50で測定した工具ホーンの移動量と、第二のリニアスケール51で測定した圧縮バネの圧縮量とを駆動手段28にフィードバック制御して、ワークに任意の押圧力を付与した状態で超音波溶着を行う。 (もっと読む)


【課題】超音波振動の伝達方向を所定の角度に変更して伝達とすると同時に、ホーン側の出力面内での振動の振幅を均一にする。ホーンの先端の接合作用部の位置を超音波振動子の軸心より所定量低い位置に位置させ、従来できなかった範囲での超音波振動接合作業あるいは超音波振動溶着作業を可能にする。
【解決手段】超音波振動子とホーンとの間にあって両者をネジ結合するブースタについて、ブースタの少なくとも一端面を軸方向に対して交差した斜面とし、ブースタの斜面に対して垂直で、ブースタの軸心より斜面の突出端から離れる向きに所定量、偏心した位置にネジ結合用雌ネジを設けるとともに、前記斜面の突出端のある稜線と反対側の稜線上で、ブースタの斜面の突出端から軸方向に2λ/8の位置から3λ/8の位置の間を凹部とした。このブースタをもちいて、超音波振動接合装置および超音波振動溶着装置を構成した。 (もっと読む)


【課題】高周波誘導加熱装置に用いる高周波誘導加熱コイルにおいて、誘導される電流の大きさの変化が少なく、負荷変動に対する加熱状態の変化量を少なくすることを実現して、加熱ムラを減らした高周波誘導加熱装置を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明の高周波誘導加熱装置は、一端側から他端側まで往路のコイルの一部または全部を波型に配置し、往路のコイルを他端側にて折り返し、他端側から一端側まで、折り返した復路のコイルの一部または全部を波型に、往路のコイルと交差させて配置する高周波誘導加熱コイルを用いて、往路のコイルと前記復路のコイルが一往復した分を一つの単位として、複数の単位のコイルを水平方向にあるいは垂直方向に並ぶように直列接続して配置している。そして当該高周波誘導加熱コイル90a、90bに高周波電源装置8を接続して高周波電流を通電するように構成した。 (もっと読む)


【課題】ポリイミドなどの絶縁皮膜付き金属線や錫メッキした金属板に超音波振動を与えて金属接合する場合は、工具ホーンの先端面の凹凸に絶縁皮膜や錫メッキ層が付着して目詰まりが発生する頻度が多くなる。工具ホーンの先端面の凹凸の目詰まりを防止する。
【解決手段】本発明の超音波金属接合方法では、アンビルの上に載置する複数の金属板、あるいは金属板と金属線がそれぞれ接する表面の少なくとも一方に凹凸を設けておき、アンビルの上に載置した上記凹凸のある表面で互いに接している複数の金属板あるいは金属板と金属線の上方から超音波振動している工具ホーンを押し付けて接合する。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂材を積層した部分に加熱棒を挿入し融着して一体化した強度は一定の強度があるが、長時間の使用を経ると一体化した部分の一部が破れたり、剥がれたりしてしまう。
【解決手段】超音波振動用工具ホーンに、少なくとも尖端部とくびれ部を形成し、重ねた二以上の熱可塑性樹脂材に押圧し、超音波振動する工具ホーンの尖端部で重ねた二以上の熱可塑性樹脂材に貫通孔を開けるとともに溶融し、工具ホーンのくびれ部に溶融した熱可塑性樹脂材を取り込んだ後、工具ホーンを押圧方向と逆方向に引き抜くことによって、工具ホーンのくびれ部に取り込んだ溶融した熱可塑性樹脂材を貫通孔から持ち上げ、リング状部に成形して、冷却・固化して熱可塑性樹脂材を一体化する。 (もっと読む)


【課題】被給電部材と給電部材の摺接する表面を磨耗しにくくし、磨耗した被給電部材と給電部材の磨耗粉が、被給電部材と給電部材が摺接する表面で接触不良を引き起こしにくくした超音波溶着機を提供する。
【解決手段】超音波溶着機100を、回転自在であり、当該回転の回転軸方向に超音波振動を生じさせる超音波振動子10と、超音波振動子10により生じる超音波振動の影響を受けることなく当該超音波振動子10と一体に回転するよう設けられたキャップ13と、超音波振動子10の回転軸上に位置するよう当該キャップ13に設けられ、当該キャップ13と一体に回転しつつ超音波振動子10への電力を伝達する被給電部材15と、この回転軸上にて被給電部材15と当接し、この当接部分から被給電部材15に電力を伝達する給電部材17とを備えた構成とする。 (もっと読む)


【課題】接合予定位置の周囲に障害物があっても、接合予定位置に工具ホーンが届く手段を提供する。
【解決手段】超音波接合装置は、捩り方向の超音波振動を供給する超音波振動供給手段と、超音波振動供給手段に接続する工具ホーン1と、工具ホーン昇降手段を有し、工具ホーンの端面に、中心軸から偏心した位置に突起状押圧部2を設け、工具ホーン昇降手段で工具ホーンの端面に形成した突起状押圧部で接合対象であるワイヤー4を、同じく接合対象である金属板6に押圧するとともに、超音波振動供給手段で工具ホーンを捩り方向で超音波振動させることにより、突起状押圧部を工具ホーンの中心軸に対して揺動させ、突起状押圧部で押圧しているワイヤーの表面を金属板の表面にこすり付けて、両者を接合させるようにしている。 (もっと読む)


【課題】急速加熱・急速冷却を行う熱カシメ装置で、安定的な熱カシメを行う。
【解決手段】熱板に第一のバネを用いてボディ(伝熱部材)を出し入れ自在に設け、ボディに第二のバネを用いて接続部材を出し入れ自在に設け、接続部材の先端にカシメ部材を設けている。カシメ部材をカシメ対象である樹脂製ボスに押し当てていくと、第一と第二のバネは圧縮され、ボディは所定温度に加熱された熱板の中に入り、接続部材はボディの中に入り、ボディと接続部材先端のカシメ部材が密着する。熱板の熱はボディを経てカシメ部材に伝わる。カシメ部材は加熱され、樹脂製ボスを軟化させる。第一と第二のバネはボディとカシメ部材をそれぞれ押圧し、カシメ部材は樹脂製ボスを変形させる。その後、熱板を上昇させ、カシメ部材に加わる押圧力を減少し、ボディとカシメ部材を離し、カシメ部材にエアーを吹き付けて冷却し、カシメ部材を樹脂製ボスから離すようにする。 (もっと読む)


【課題】従来の空冷式超音波カッター装置では、大量のエアーを吹きつけてもカッター本体やカッター刃が内部から冷えず、熱がたまって超音波の振動周波数が変動し、振幅が低下してカッターが切れにくくなった。
【解決手段】超音波振動子、ホーンを有するカッター本体部をダクト部材で囲み、エアーを流してカッター本体部を冷却するとともに、カッター本体部のホーンの内部と、カッター刃を固定する工具ホーンの内部に冷却用孔を連通して設け、カッター本体部を冷却したエアーを工具ホーンの冷却用孔に通して、工具ホーンの内部とカッター刃、そしてカッター刃の固定部分を冷却するようにした。また、工具ホーン内部の冷却用孔からカッター刃の表面に沿った冷却用溝を設け、カッター刃の先端にエアーを吹き出すようにした。更に工具ホーンのカッター刃固定用スリットに設けた屈折部分をカッター刃のストッパー部とした。 (もっと読む)


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