説明

西武ポリマ化成株式会社により出願された特許

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【課題】ポリエチレン管などの合成樹脂管と可撓管を含む金属管とを止水性および抜け出し強度を高めて接合することができる異種管の接合構造および接合方法を提供すること。
【解決手段】金属管11の端部に設けられて合成樹脂管12の端部を嵌挿する受口部13と、この受口部13の端部内周に数箇所固定される芯だし兼用軸力受部材17と、受口部13の内周面に取り付けられるブチルゴムまたは水膨張ゴムによる止水部材18と、受口部13と受口部13に嵌挿された合成樹脂管12との隙間部21に充填固化される無収縮モルタルや樹脂モルタルなどのコーキング材22とからなり、受口部13の内周に固定した芯だし兼用軸力受部材17によって合成樹脂管12を挿入する場合の移動を防止して短時間に作業性良く芯出して接合する。また、止水部材を、隙間部に充填固化されたコーキング材と化学反応により完全密着させ、止水性の確保および接着強度の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】アンカーボルトの取り付け位置にかかわらず、予め必要な部材を製作しておくことができ、簡単に施工することができるコンクリート構造物用伸縮継手を提供する。
【解決手段】コンクリート構造物11,11間の目地部12に跨って配置される可撓性の伸縮継手13と、この伸縮継手13の両端部の碇着部13bに当てられてコンクリート構造物11,11とで挟むように押える押え部材17と、コンクリート構造物11,11に取り付けたアンカーボルト14で押え部材17を押えて碇着部13bを圧接する固定部材18とを備えている。これにより、伸縮継手13の碇着部13bに押え部材17を当て、アンカーボルト14を中心に回転させて固定部材18をコンクリート構造物11,11に固定することで、アンカーボルト14の位置にかかわらず、荷重を分散して面圧を均一化して伸縮継手13を固定できる。 (もっと読む)


【課題】 継手周辺の水密工事や溶接作業などが不要で、短時間に可撓性継手を補修交換することができる暗渠の可撓性継手の補修交換方法およびその補修交換構造を提供すること。
【解決手段】 暗渠の変位後に可撓性継手を交換する方法では、既設の可撓性継手20を撤去した後、変位後の暗渠に対して新設する可撓性継手30を取り付ける基準面31を設定し、この基準面31に応じて取付枠体14,14の既設の取付用ボルト15に連結用ボルト32を連結した後、これら連結用ボルト32を介して基準面31に応じた嵩上げ部材34を装着固定し、これら嵩上げ部材34に新設の可撓性継手30を組み付けて保護部材38,39で保護する。
これにより、新たな取付枠体のための溶接作業や現場での仮締切り後の暗渠自体の交換を不要にでき、短時間に新たな可撓性継手30に補修交換して復旧できるようになる。 (もっと読む)


【課題】簡易な治具を用いて、使用材料を削減し、工程も簡略化して現場で簡単に接合できる弾性止水板の接合方法を提供する。
【解決手段】接合すべき2つの被接合体である止水板10、10の接合端面10a、10a同士を圧着し得る圧着用治具15を取付用ボルト・ナット15cで取り付けて圧着用ボルト・ナット15dを締め付けることで圧着して接着し、被接合体である止水板10、10同士の接合面をまたぐとともに被接合体である止水板10、10同士を挟んで対向する押え板を複数を配置して、これら押え板を、貫通する締付け部材であるボルト・ナットで締め付けて固定した後、圧着用治具15を取り外して接合面の外側の被接合体である止水板10、10の表裏面に養生部材であるカバーシート材の表面用カバーシート、裏面用カバーシートを貼り付ける。 (もっと読む)


【課題】 コンクリート構造物目地部の内面側への耐震補強継手を設置しても内面側への突き出しを無くすことができ、水勾配や水路への影響がなく、保守管理や点検も容易にできるコンクリート構造物目地部の耐震補強継手構造およびその施工方法を提供すること。
【解決手段】 コンクリート構造物1の内面側の目地部2を挟んで継手装着用溝22を形成し、この継手装着用溝22に弾性部材で成形された耐震補強継手21を装着して両端碇着部21bを固定部材23で固定し、継手装着用溝22の隅角部又は側面22cに止水部材25を取り付けて止水して継手装着用溝22に無収縮モルタル27を打設充填して継手装着用溝22内に耐震補強継手21を設置する。
これにより、コンクリート構造物1の内面側に何ら突き出すことなく耐震補強継手21を設置し、耐震補強継手21による水勾配や水路への影響を無くすとともに、平坦な内面により保守管理や点検等を容易にできるようにする。 (もっと読む)


【課題】 季節や温度の影響を受けることなく施工でき、地震時等の微小変位にも対応できるPC壁体構造物の止水用パッキン、その施工方法およびその拘束用治具を提供すること。
【解決手段】 中央湾曲部11とその両側の板状リップ部12,12を備えたゴム・合成樹脂などの変形可能な材料の止水用パッキン10を、PC壁体2,2間やPC加圧矢板間のグラウト孔4などに装着できるように拘束して装着し、拘束を開放して内部に充填部材30を充填することで、グラウト孔4のPC壁体2,2の外側に位置させた中央湾曲部11およびグラウト孔4の中心側に向けた両側の板状リップ部12,12をグラウト孔4に密着させることで止水できるようにしている。
これにより、季節や温度の影響を受けることなく施工でき、ゴム・合成樹脂などの変形可能な材料を用いることで、地震時等の微小変位にも対応できるようになる。 (もっと読む)


【課題】 護岸等の完成までの工事中、船舶の通過を可能とする上下に分割されたケーソンに対しても施工時のケーソンのずれや据え付け後のケーソンに変位が生じてもシール性を保持することができる上下分割ケーソン用目地構造およびその施工法を提供すること。
【解決手段】 上下に分割され隣接して配設されたケーソン2,2間の目地3に縦方向に、目地3の幅よりも広幅の板状の内側目地材11を配設し、この内側目地材11を覆うように外側面12aが平坦なコンクリート台座12を配設し、このコンクリート台座12の外側面12aに目地3を挟んで伸縮部13aを備える外側目地材13を配設して固定する。
これにより、目地3の前後を内側目地材11で塞いで、その上のコンクリート台座12を打設することで、分割されたケーソン2,2のずれを吸収するようにし、平坦なコンクリート台座12を介して外側に外側目地材13と取り付けることで、遮水性の確保および地震時等の変位への対応ができるようにしている。 (もっと読む)


【課題】 工場での生産性を向上でき、しかも鞘管の外側で施工することができ、施工性も優れる杭と鞘管間のグラウト流出防止用シール構造を提供すること。
【解決手段】 鞘管2の端部に外側に突き出した環状のフランジ部12を設け、このフランジ部12に、鞘管2の内側に突き出す環状のシール部11aを備える弾性体のシール部材11を当て、さらにこのシール部材11に押えリング部13aを備える押え部材13を当て、これらの外側から固定部材15で挟んで固定する。
これにより、鞘管2の外側でシール構造10の取り付けができ、しかも固定部材15で挟んで固定することで、ボルト用の孔加工や位置合わせが不要となり、製作および施工が簡単にできるようになる。 (もっと読む)


【課題】遮水用の充填材の流出を防止する遮水部材の取り付けなどの施工が簡単にでき、充填材の流出も確実に防止することができる鋼管継手の遮水継手構造を提供すること。
【解決手段】頂部および外側の3つの遮水部用継手部材12、13、13で構成されるポケット15内に充填材16を充填して遮水する鋼管矢板の遮水継手構造10で、T字状継手部材11のフランジ部11bの裏面に、長手方向に沿って係止用突条部17を設ける一方、このT字状継手部材11のフランジ部11bを覆って係止用突条部17に係止固定され、両端部が頂部遮水用継手部材12の内面に接触してシール可能な頂部弾性遮水部材18を設ける。 これにより、スタッドボルト・ナットなどの固定具に比べ、取り付け前の加工の工数を削減でき、取り付け時の工数も大幅に削減して簡単に取り付けることができるようになる。 また、充填材16の流出を確実に防止できるようになる。 (もっと読む)


【課題】 現地での施工期間を短縮することができ、目地部に生じる変位の吸収や止水性を確保することができるコンクリート構造体の継手構造およびその施工方法を提供すること。
【解決手段】 予めコンクリート構造体11、12の一方の目地部14に、可撓止水継手13の一端部を埋設して取り付け、他方の目地部14に、可撓止水継手13の他端部を取り付ける切り欠き部12aを形成したのち、コンクリート構造体11,12の一方と他方の目地部14を向かい合わせて設置し、切り欠き部12aに可撓止水部材13の他端部13dを押え部材20を介して取り付けて連結する。
これにより、工場であらかじめコンクリート構造体11,12を製作し、現場に設置して一方の目地部14に埋設固定された可撓止水部材13の他端部13dを押え部材20を介して他方の目地部14に取り付けるだけ施工でき、現場での施工期間を大幅に短縮でき、自然環境の影響を極力回避してコンクリートの品質を保つこともできるようになる。 (もっと読む)


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