株式会社ソミック石川により出願された特許
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複合部材
【課題】軸部を筒部内に挿入した状態で軸部と筒部とを接続した複合部材において、腐食の発生を抑えることにより複合部材の耐久性を向上させることができる複合部材を提供する。
【解決手段】スタビライザーリンクSLは、アーム部材10とボールジョイント20,30とを備えている。アーム部材10は筒状に形成されている。ボールジョイント20には軸状の嵌合部22cと接続部22dとが形成されている。嵌合部22cの外周面には環状に溝部22eが形成されている。溝部22eには、アーム部材10の筒部内をシールするためのOリング23が嵌め込まれている。嵌合部22cおよび接続部22dはアーム部材10の筒部内に挿入された状態で、同筒部がプレス加工されることにより固定されている。これにより、嵌合部22cに設けられたOリング23は押し潰されてアーム部材10の内周面および嵌合部22cの溝部22eに密着した状態で配置され筒部内をシールする。
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部材接続方法および同方法により接続された複合部材
【課題】軸部を挿入した筒部を塑性変形させることにより軸部と筒部とを接続した複合部材において、筒部における塑性変形させた部分が緩んだ場合であっても筒部と軸部との軸線方向の結合強度を維持することができる部材の接続方法を提供する。
【解決手段】アーム部材10の開口部11a,11bから所定の位置の内周面に雌ネジ12a,12bを形成しておく。また、アーム部材10内に挿入されるボールジョイント20の軸部22c上であって雌ネジ12a,12bに対応した位置に雄ネジ22dを形成しておく。このボールジョイント20の軸部22cをアーム部材10の開口部11aから挿入するとともに、同ボールジョイント20を軸部22cの軸線周りに回転させて雄ネジ22dと雌ネジ12aとを噛み合わせる。そして、アーム部材10の筒部をプレス加工することにより、同筒部を塑性変形させてボールジョイント20をアーム部材10に定着させる。
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ボールジョイント
【課題】ソケットの内部側を容易に確認可能なボールジョイントを提供する。
【解決手段】ボールスタッド2のボール部11を摺動可能に収容したソケット4の外部から、ソケット4の内部側を目視可能な窓部59を設ける。ボールジョイント1を分解、あるいは切断などをすることなく、ソケット4の内部を、窓部59を介して容易に観察可能となり、分解、あるいは切断などの作業が不要となり、使い勝手が向上する。
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ボールジョイント
【課題】ボールシートの異常摩耗を簡単で安価な構成により検知できるボールジョイントを提供する。
【解決手段】ソケット5の内室4に収容したボールシート6に、ボールスタッド8のボール部51を保持する。ソケット5とボールスタッド8とに、ボールシート6の温度を検知する温度感知センサ32とボールスタッド8の温度を検知する温度感知センサ56とを設ける。温度感知センサ32,56により検知したボールシート6あるいはボールスタッド8の温度上昇により、ボールシート6の異常摩耗が検知可能となるから、複雑なシステムを必要とすることなくボールシート6の異常摩耗を簡単で安価な構成により検知できる。
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ロータリーダンパ及びその製造方法
【課題】粘性液体が充填される室の容積を減少させることなく蓋の変形を抑制し、それにより、制動特性の向上を図ることができるロータリーダンパを提供する。
【解決手段】本発明は、本体ケース1とロータ2との間に設けられる隔壁3と、隔壁3により仕切られた室4内に充填される粘性液体と、ロータ2と共に回転して粘性液体を押圧するベーン5と、本体ケース1の開口部を閉塞する蓋6とを有するロータリーダンパにおいて、蓋6が、本体ケース1のみならず、隔壁3にも溶着されていることを特徴とする。
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ロータリーダンパ及びその製造方法
【課題】粘性液体が充填される室の容積を減少させることなく蓋の変形を抑制し、それにより、制動特性の向上を図ることができるロータリーダンパを提供する。
【解決手段】本発明は、本体ケース1とロータ2との間に設けられる隔壁3と、隔壁3により仕切られた室4内に充填される粘性液体と、ロータ2と共に回転して粘性液体を押圧するベーン5と、本体ケース1の開口部を閉塞する蓋6とを有するロータリーダンパにおいて、蓋6が、本体ケース1のみならず、隔壁3にも溶着されていることを特徴とする。
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ボールジョイント及びボールジョイントの製造方法
【課題】ボールジョイントをインサート成形により形成する。
【解決手段】ボールスタッド2のボール部15に、ボールシート4を嵌着し、これらボールスタッド2及びボールシート4を中子として、ソケット3をインサート成形する。ボールシート4に、スリット部41を形成するとともに、このスリット部41の外周部を覆う蓋部42を形成する。ボールシート4が容易に変形し、ボール部15の外径寸法より小さい内径寸法のシート開口部32を有するボールシート4を、容易にボール部15に嵌着できる。ボールシート4の外周にソケット3をインサート成形することにより、ボール部15の外径寸法より小さい内径寸法の開口部24を有するソケット3を形成し、ボールスタッド2を抜け止めできる。
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部材接続方法、同方法により接続された複合部材
【課題】第1の部材に形成された円筒状の筒部内に、型を用いた鋳造または鍛造により成型された第2部材の軸部を挿入して接続する際に、第2部材の軸部に生じたばりなどを除去する作業を必要としない部材接続方法を提供する。
【解決手段】アーム部材10の円筒内に挿入される軸受部材22の接続部22dの外周面であって鋳ばり22cが生じる部分に、平面状の逃げ部22e,22fを形成する。逃げ部22e,22fは、逃げ部22e,22fにそれぞれ生じる鋳ばり22cの各先端部間の長さLが、接続部22dの外径φSよりも小さくなるように形成する。このように構成された軸受部材22の接続部22dをアーム部材10の円筒内に挿入しプレス加工によりアーム部材10の外周面を塑性変形させてアーム部材10と軸受部材22とを接続する。この場合、逃げ部22e,22fに対応するアーム部材10の外周面を押圧してプレス加工する。
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車両用シートの回動機構
【課題】車両用シートをフロア面に倒し込んだ際にかかるシートとフロア側の面との接触時の負荷を軽減する。
【解決手段】シート1をフロアFに対して起倒回動可能に支持する回動機構80である。固定部材82と可動部材81と巻きばね84とを有する。シート1には体重検知センサ7が配設されていると共にストライカSに係脱可能なロック装置5が配設されている。ロック装置5はストライカSに押込まれることで係合状態となる押込み式のロック構造となっている。可動部材81と固定部材82との連結は粘性流体を用いたロータリーダンパ90を介して行われている。ロータリーダンパ90はシート1が起倒回動する双方向の動きに対して制動作用力を及ぼし、シート1を倒し込む回動方向に対して働く制動作用力が起こし上げる回動方向に対して働く制動作用力よりも大きくなっている。
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ロータリーダンパ
【課題】粘性液体の膨張によりケーシング等に過大な力が作用することを防止し、さらに粘性液体の粘度変化によって制動特性が変化することも抑制し得るロータリーダンパを提供する。
【解決手段】ロータリーダンパは、粘性液体が充填される作動室3、作動室3に連通し粘性液体の膨張による体積増加分を収容可能な第1室7、第1室7との間に可動部材9を介在させて第1室7に隣接する、外気が流通可能な第2室8、第2室8に設けられ、第1室7に収容される粘性液体の量に応じて可動部材9を移動させるばね部材10、ベーン5に押圧された粘性液体が通過するときに、粘性液体の抵抗を生じさせる流路11、及び流路11内に配置され、可動部材9の移動に伴い第1室7の容積が拡大するときは、流路11の大きさを小さくし、その容積が縮小するときは、流路11の大きさを大きくする絞り部9aを有する。
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