説明

石川島建材工業株式会社により出願された特許

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【課題】雌型継手の嵌合空間内にコンクリートのセメント分が流入することを簡便に且つ確実に防止可能なセグメントの製造方法を提供する。
【解決手段】隣り合うセグメント1同士を接合するための雄型継手が嵌合する嵌合空間10をセグメント1の接合端面1bに開口させてコンクリート1c内に埋設状態で配置した雌型継手5を備えるセグメント1の製造方法であって、嵌合空間10が開口する雌型継手5の端部5cに弾性を有するシール部材15を取り付け、シール部材15をセグメント1の接合端面1bを形成する型枠20の内面20bに当接させて雌型継手5の端部5cと型枠20の内面20bの隙間を埋めた状態で、雌型継手5を型枠20内に設置する。 (もっと読む)


【課題】雄型継手の挿入力を小さくすることができ、しかも雌型継手から外れないようにした。
【解決手段】リング間継手1の雌型継手10は、回転可能に配置された一対の円形カム12A、12Bと、各円形カム12の外周部の接線方向に歯面を形成させた雌側歯部13と、雌側歯部13に隣接すると共に各円形カム12の外周より突出してなる押圧面を有する押圧突起14とを備えている。雄型継手20は、セグメント20Aの雄側接合面20aから突出してなり、各円形カム12の間に挿入可能とされ、雌側歯部13に噛合可能とされる雄側歯部22を形成した板状挿入部材21を備えている。板状挿入部材21を各円形カム12A、12Bの間に挿入したとき、雌側歯部13と雄側歯部22とが噛合する。 (もっと読む)


【課題】セグメントどうしの接合強度を向上させると共に、セグメントのハンドリング中に継手が損傷するおそれをなくし、構造を簡単、安価にする。
【解決手段】セグメントの継手構造Aは、円筒支持体4とその内側に環状空間4eをあけて同軸に設けた雄型連結部材5とを有する雄型継手2が一方のセグメント1の接合端部1aに埋設され、また、複数のスリット7fを有する嵌着部7bに、複数分割のテーパ筒状の楔部材8を弾性リング9で装着した円筒状の雌型連結部材7が、他方のセグメント1の接合端部1bに接合面1b1から突き出して固定され、セグメント1,1どうしの接合時に、環状空間4eに雌型連結部材7と楔部材8が嵌入すると、雌型連結部材7が雄型連結部材5に嵌合して拡径し、これに伴い楔部材8が拡径して円筒支持体4内に押圧され、楔部材8の楔効果により、雄型継手2と雌型継手3が強固に連結される構成とされている。 (もっと読む)


【課題】保護体のずれやこの保護体を係止する係止部の破損を防止して、トンネル構築作業を好適に行なうことを可能にする袋付きセグメントを提供する。
【解決手段】トンネル掘削坑の地山面に沿う円弧状に形成されたセグメント本体1と、セグメント本体1の地山面側に配される外周側に取り付けられた袋体2とを備える袋付きセグメントBであって、セグメント本体1の外周側には、袋体2を覆って保護する板状の保護体3が設けられ、セグメント本体1の外周面1eの周方向に延びる両側には、外周面1eから径方向外側に突出するとともに周方向に延びて、保護体3の両端縁をそれぞれ係止する係止部10が設けられており、セグメント本体1の外周面1eの周方向の端部には、保護体3の周方向の移動を規制する支持部11が設けられている。 (もっと読む)


【課題】盛土の土圧に十分に耐える適正な強度を有するトンネル覆工体を盛土内に能率良く形成する。
【解決手段】盛土内にトンネルを構築する方法は、地盤1上に施工した基礎2に所定高さの下部の半円筒状トンネル覆工体R1を組み立ててから、下部の半円筒状トンネル覆工体R1の内部の盛土5a上に設置した架設台車7を利用して、下部の半円筒状トンネル覆工体R1の上にセグメント3を位置決めして接合して上部の半円筒状トンネル覆工体R2の組み立てる作業を、架設台車7をトンネルの一端側から他端側に向けて間欠的に移動、停止させながら繰り返して、円筒状トンネル覆工体を形成する。そして、円筒状トンネル覆工体の内外の順に盛土を施工してから、円筒状トンネル覆工体の内部に施工された盛土を除去して、円筒状トンネル覆工体の盛土内への設置が終了する構成とされている。 (もっと読む)


【課題】ジャッキ部を比較的小型軽量化して操作を容易にすると共に低コストにした穴を掘削して集水井を施工する。
【解決手段】先端に切刃22を有する鋼製刃口20の内面に設けた受け部23にジャッキ部28を載置する。ジャッキ部の上側にはセグメントリング12を多段に取付ける。ジャッキ部はスペーサ29内に出没可能なジャッキ24を収納する。先端のセグメントリング12Aにジャッキ部のスペーサを取付け、スペーサからジャッキ24を突出させて受け部を押すことで鋼製刃口で穴を一次掘削する。ジャッキ24を収縮後にスペーサとシリンダとの間に反力板33を装着する。外筒25に油圧を供給し、反力板33に反力をとってシリンダに対して外筒を下方に伸張させて受け部を介して鋼製刃口で更に二次掘削する。ジャッキ部を収縮させてセグメントリングとの間に新たなセグメントを取付ける。 (もっと読む)


【課題】セグメントリングのローリングを容易に修正する。
【解決手段】ローリングした矩形セグメントリング1Aにローリング修正用矩形セグメントリング11を接合し、通常の矩形セグメントリングを接合する。ローリング修正用セグメントリング11は、ローリングした矩形セグメントリング1Aへの接合面7aに設けるリング間継手13を、対向する接合面7bに設けるリング間継手3に対してローリング角度θだけ偏移した位置にする。これにより、矩形セグメントリング1Aにローリングが発生した際に、ローリング修正用セグメントリング13を接合することで、次に接合する矩形セグメントリングのローリングを解消する。 (もっと読む)


【課題】トンネル覆工用のセグメントリング構造において、セグメントの種類を低減することができるようにする。
【解決手段】少なくとも4隅に角部が形成され180°の回転対称性を有するトンネル軸直角断面のトンネル覆工を形成するためのトンネル覆工用のセグメントリング構造であって、セグメントリングの対向する2辺上に、それぞれ周方向接合面7がトンネル掘進方向側に離間する傾斜を有するK型セグメントK、Kを備えるとともに、セグメントリングの雄型継手3が、中心軸Oに対して180°回転対称となるように配置された構成とする。 (もっと読む)


【課題】セグメントリングのローリングを修正すると共にローリング修正による段差を上部に形成しないようにした。
【解決手段】傾斜部の矩形セグメントリング1Aにローリングが発生した場合に、トンネル部2Bの端部に敷設されるローリングした矩形セグメントリング1Aに隣接して略U字形断面からなるローリング修正用略U字形セグメント15を敷設してローリングを解消する。ローリング修正用略U字形セグメント15は、ローリングした矩形セグメントリング1Aに接合する第一接合面7aのリング間継手13を、第二の接合面7bのリング間継手3からローリング角度θだけ偏移した位置に設定する。アプローチ部2Aにおいて、ローリング修正用略U字形セグメント15をローリングした矩形セグメントリング1Aに接合させてローリングを解消する。 (もっと読む)


【課題】略矩形断面のセグメントユニットの厚みを従来より薄くしてコスト低減を図る。
【解決手段】略矩形状のセグメントリング10を、周方向に配設された複数のセグメントピース11、12で構成し、各セグメントピース11、12を周方向に貫通するPC鋼線13によって緊結する。略矩形状セグメントリング10は角部に断面L字形のセグメントピース12、12を配設し、その間にブロック状のセグメントピース11を嵌挿する。略矩形の辺を構成するセグメントピース12,11に貫通孔14a、14bを穿孔し、凹陥部12aからPC鋼線13を挿通して定着具15A、15Bで緊結する。各辺のセグメントピース11、L字形セグメントピース12、12間にプレストレスを導入する。PC鋼線13は略矩形の内周面寄りに配置し、PC鋼線13で導入されるプレストレスにより、セグメント10に発生する引張応力がキャンセルされ、大きな曲げ荷重に抵抗する。 (もっと読む)


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