説明

JFE鋼板株式会社により出願された特許

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【課題】優れた耐食性、耐黒変性および塗料密着性を有し、めっき外観性にも優れたクロムフリー表面処理溶融Zn−Al系合金めっき鋼板を提供する。
【解決手段】Al:1.0〜10%、Mg:0.2〜1.0%、Ni:0.005〜0.1%を含有する溶融Zn−Al系合金めっき層を有する溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の表面に、特定のチタン含有水性液と、ニッケル化合物又は/及びコバルト化合物と、弗素含有化合物と、水性有機樹脂を所定の割合で含有する処理組成物による皮膜を形成した。皮膜中のNi又は/及びCo成分と最適化されためっき組成により優れた耐黒変性が得られ、また、処理組成物中の弗素含有化合物により反応性が高められてめっき表面に緻密な反応層が形成され、且つ皮膜自体により高いバリア性が付与されるため、優れた耐食性が得られ、さらに、処理組成物中の水性有機樹脂により優れた塗料密着性が得られる。 (もっと読む)


【課題】プライマー層を介して着色樹脂層を形成し、この着色樹脂層上に、所定の2種類のクリアー皮膜層を積層することにより、外観均一性、加工性等の性能の他に、高度な耐侯性、美観耐久性および光触媒に対する耐分解性能等の各種特性に優れたプレコート鋼板を提供すること。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼板の少なくとも片面に、化成処理皮膜と、その上に形成された樹脂皮膜とを有するプレコート鋼板において、上記樹脂皮膜が、防錆顔料を含有する熱硬化性樹脂からなるプライマー層(A)と、着色樹脂層(B)と、ケイ素化合物を主成分として含有し、膜厚が0.2μm以上のクリアー皮膜層(C)と、光触媒活性を有する酸化チタン粒子を含有し、その片面あたりの付着量が、TiO2換算で10mg/m2〜2000mg/m2であるクリアー皮膜層(D)と、からなる。 (もっと読む)


【課題】良好な外観と加工性を有し、塗膜の耐候性に優れかつ美観の劣化の起こり難い、プレコート鋼板を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼板の少なくとも片面に、化成処理皮膜と、その上に形成された樹脂皮膜とを有するプレコート鋼板において、上記樹脂皮膜は、防錆顔料を含有する熱硬化性樹脂からなるプライマー層Aと、そのプライマー層Aの上に形成された着色樹脂層Bと、その着色樹脂層Bの上に形成された、ケイ素化合物を主成分とし膜厚が0.2μm以上のクリアー皮膜層Cと、さらに上記クリアー皮膜層Cの上に、光触媒活性を有する酸化チタン粒子を含んだ皮膜を面積率で40〜95%の島状に被覆したクリアー皮膜層Dを形成してなることを特徴とするプレコート鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた表面外観を有する樹脂被覆鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂被覆鋼板を構成する溶融Zn−Al系合金めっき鋼板は、鋼板の少なくとも一方の表面に、Al:1.0〜10質量%、Mg:0.2〜1.0質量%、Ni:0.005〜0.1質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなる溶融Zn−Al系合金めっき層を有する。その製造方法では、鋼板を溶融Zn−Al系合金めっき浴に浸漬した後、該めっき浴から引き上げて冷却するに際し、めっき浴から引き上げられた鋼板の250℃までの冷却速度を1〜15℃/秒とする。 (もっと読む)


【課題】加工性と溶接性とを損なうことなく、優れた耐食性と優れた昆虫忌避性とを兼備する防虫鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板、好ましくは亜鉛系めっき鋼板を基板とし、該鋼板の少なくとも片方の表面に、腐食抑制剤と忌避剤と、あるいはさらに潤滑剤とを含有する樹脂組成物からなり、鋼板表面の単位面積あたりに付着している質量で、0.3〜4g/m2有する樹脂被覆層を被成する。忌避剤は、ピレスロイド系化合物を主成分とする昆虫忌避成分の少なくとも1種と、沸点が250℃以上である多価アルコールの脂肪酸エステルの少なくとも1種との混合物とすることが好ましく、忌避剤を鋼板表面の単位面積あたりに付着している質量で0.002〜0.4g/m2含有することが好ましい。これにより、加工性、溶接性を低下させることなく、耐食性、およびゴキブリ等の昆虫を忌避する昆虫忌避性を顕著に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】優れた加工性と、優れた溶接性と、優れた耐食性とを有し、さらに優れた昆虫忌避性とを兼備する防虫鋼板を提供する。
【解決手段】黒色鋼板の少なくとも片方の表面に、腐食抑制剤と忌避剤と、あるいはさらに潤滑剤とを含有する樹脂組成物からなり、鋼板表面の単位面積あたりに付着している質量で、0.3〜4g/m2有する樹脂被覆層を被成する。忌避剤は、ピレスロイド系化合物を主成分とする昆虫忌避成分の少なくとも1種と、あるいはさらに沸点が250℃以上である多価アルコールの脂肪酸エステルの少なくとも1種とすることが好ましく、忌避剤を鋼板表面の単位面積あたりに付着している質量で0.002〜0.4g/m2含有することが好ましい。これにより、加工性、溶接性を低下させることなく、耐食性、およびゴキブリ等の昆虫を忌避する昆虫忌避性を顕著に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】耐食性、耐黒変性および溶接性に優れる表面処理鋼板およびその製造方法を提案することにあり、クロム酸塩処理やリン酸塩処理に代わる新たな表面処理技術を確立することにある。
【解決手段】金属めっきを施してなる鋼板の表面に、水溶性ジルコニウム化合物(A)、水分散性シリカおよびシランカップリング剤を除く珪酸塩化合物(B)、4価のバナジウム化合物(C)
アクリル樹脂エマルション(D)、ニッケル化合物(E)およびリン酸化合物(F)を含有し、かつこれらの配合条件を満足して含有する水系表面処理液を塗布し、乾燥することにより、該鋼板上に30〜200mg/m2のジルコニウムを付着させること。 (もっと読む)


【課題】優れた加工性と、優れた溶接性とを有し、さらに優れた昆虫忌避性を兼備する防虫鋼板を提供する。
【解決手段】黒色鋼板、好ましくは亜鉛系めっき鋼板に黒色化処理を施した黒色鋼板を基板とし、該黒色鋼板の少なくとも片方の表面に、忌避剤、あるいはさらに潤滑剤を含有する樹脂組成物からなり、片方の鋼板表面の単位面積あたりに付着している質量で、0.3〜4g/m2有する樹脂層を被成する。忌避剤は、ピレスロイド系化合物を主成分とする昆虫忌避成分の少なくとも1種と、あるいはさらに沸点が250℃以上である多価アルコールの脂肪酸エステルの少なくとも1種とすることが好ましく、忌避剤を片方の鋼板表面の単位面積あたりに付着している質量で0.002〜0.4g/m2含有することが好ましい。これにより、加工性、溶接性を低下させることなく、ゴキブリ等の昆虫を忌避する昆虫忌避性を顕著に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】スパングルが目だない美麗な塗装外観を有するとともに、泡抜け不良などによる塗膜の外観不良がなく、かつ塗膜とめっき鋼板との加工密着性が優れ、しかも溶剤系塗料特有の溶剤臭を生じないプレコート金属板を提供する。
【解決手段】鋼板の少なくとも一方の表面に溶融Zn−Al系合金めっき層を有し、該溶融Zn−Al系合金めっき層を有する鋼板面に塗膜(A)が形成されたプレコート鋼板において、前記溶融Zn−Al系合金めっき層が、Al:1.0〜10質量%、Mg:0.2〜1.0質量%、Ni:0.005〜0.1質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、前記塗膜(A)が、無溶剤の塊状または粉末塗料で形成された塗膜からなる。 (もっと読む)


【課題】上塗り塗料との密着性や耐食性に優れ、更に成形加工性や耐黒変性にも優れる、亜鉛−アルミニウム合金めっき鋼板を提供する。
【解決手段】亜鉛−アルミニウム合金めっき鋼板の少なくとも一方の表面にめっき層の上層として、平均厚みが0.5〜4μmの潤滑樹脂層を有する。潤滑樹脂層は、主成分であるポリウレタン系樹脂を50〜95質量%含み、酸価が10未満のアクリル−スチレン系樹脂、フェノール樹脂およびエポキシ樹脂のうちから選ばれた1種又は2種以上の樹脂を合計で5〜50質量%含有し、さらに好ましくは潤滑樹脂層全量に対する質量%で、Zr換算で0.5〜10%のジルコニウム化合物を含有する。なお、ポリウレタン系樹脂のガラス転移点は、30〜60℃、アクリル−スチレン系樹脂のガラス転移点は、30〜60℃とすることが好ましい。フェノール樹脂の水酸基価は、10〜50、エポキシ樹脂のエポキシ当量は、200〜400とすることが好ましい。 (もっと読む)


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