説明

泉工医科工業株式会社により出願された特許

11 - 20 / 56


【課題】 従量制御時の換気量のロスを補償することができる麻酔システムを提供する。
【解決手段】 麻酔システム1は、ベローズトップ6cがベローズ6aを包むチャンバ6bの天井から下方へ移動する距離を測定するベローズ位置センサ6dと、予めベローズ6aとチャンバ6bの間の空間へ所定量の駆動ガスを注入するとき、前記ベローズトップの移動量と、該所定量をベローズトップ6cの該移動量で除した機能的断面積のデータを制御ソフトウェアが参照可能なデータテーブル又は近似計算式として記憶するメモリと、該移動量と機能的断面積のデータと、患者気道に接続する前に駆動ガスを送ることによって生じる呼吸回路内圧の変化に基づいて、リーク量を含むシステムコンプライアンスを求める制御部7と、患者気道に接続後、前記システムコンプライアンスで失われる換気量を予め上乗せした駆動ガスをベローズインチャンバ6に供給する駆動ガス発生器5とを有する。 (もっと読む)


【課題】血管の一部として生体に埋め込んだ場合に、血流側での血栓形成が抑制されて長期間にわたる開存性を維持しつつ、血管との間では細胞組織が効率的に生成されて効率的に密着可能なステントグラフト、人工血管、生体埋込材料、複合糸、及びこれら複合糸、生体埋込材料の製造方法を提供すること。
【解決手段】複合糸12であって、非生分解合成高分子のフィラメントを含むマルチフィラメントからなる芯部13と、この芯部13の外周を覆うように形成され生体吸収性ポリマーのフィラメントを含むマルチフィラメントからなる鞘部14とを備え、前記生体吸収性ポリマーのフィラメントは、少なくとも一部が前記非生分解合成高分子のフィラメントと絡み合い、かつ前記鞘部の表面にポロシティが形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】液体を通過した気体が液体から放出される際の音や液面の揺れ発生を抑制することが可能な気体放出機構、圧力調整機構及び排液回収容器を提供すること。
【解決手段】排液回収容器10であって、貯留部21と、前記貯留部21に貯留した水Wに空気を導入する空気導入部22と、前記貯留される水Wの液面予定部のうち気体放出予定領域に配置する多孔体24と、前記液面予定部の上方及び下方で貯留部と連通する吸引圧読取管路23とを有し、前記貯留された水Wのヘッド圧によって吸引手段の吸引力を調整する圧力調整機構20と、排液を貯留する排液回収部30とを備え、前記排液回収部30は、前記吸引手段に対して前記圧力調整機構20と並列に接続されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】体外循環回路から大動脈等の血管に血液を還流する際の血液を低速にすることが可能とされ、ひいては血栓アテロームの発症を低減することが可能なカニューレを提供すること。
【解決手段】一方端に血管に挿入されて前記血管内に流体を吐出する先端チップ12が形成されるとともに他方端に前記流体が導入される流体導入部11Aが形成され、前記他方端から前記一方端に流通する流路を有するカニューレ10であって、前記先端チップ12は、前記流体を保持する流体通過部と、前記流体を吐出させる方向に伸びる吐出孔13と、前記吐出孔13から吐出した流体の通過経路の範囲を前記流体の進行にしたがって拡大するとともに、拡大された後に前記通過経路の範囲を前記流体の進行にしたがって縮小する流体経路制御手段14と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】手術室内を清潔野と不潔野とに分離する分離板に設けられる開口の位置を、手術室内の患者や機器類の配置などに応じて適宜変更できるようにするとともに、その分離板の滅菌処理なども容易に行うことができるようにする。
【解決手段】清潔野と不潔野とに分離する分離板1は、互いに着脱可能に連結される複数枚の板状のセル4を有している。隣接するセル4,4は、可撓性の連結部材によって互いに連結されており、分離板1全体を折り畳んでコンパクトに纏めることができる。分離板1を構成するセル4の少なくとも1枚には、所定径の開口5が複数形成されている。1又は2以上の任意の開口5には、その開口5を介して貫通させたチューブ9を保持するためのチューブホルダ30が装着される。あるいは、分離板1の両面側からのチューブの相互接続を可能にするコネクタが装着される。必要のない開口5は、蓋70で塞がれる。 (もっと読む)


【課題】患者に経鼻的に麻酔ガスを供給して麻酔を掛ける際に、麻酔用ガスを安定的に供給することにより麻酔の効果を安定させるとともに、麻酔ガスによる環境汚染の発生を抑制可能な麻酔用マスクを提供すること。
【解決手段】麻酔用マスク10であって、麻酔装置との間で麻酔ガスを流通する麻酔ガス管路が接続される麻酔ガス導入部12が形成され、口部を覆うことが可能とされたマスク本体11と、鼻の穴を閉塞する鼻穴被覆部材16とを備え、前記鼻穴被覆部材16は、左右の前記鼻穴を各別に閉塞可能に構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】吸水性、保水性、フィット感、生分解性および生体適合性に優れた創傷被覆材を提供すること。
【解決手段】ポリグルタミン酸架橋体を含有するシートを用いて創傷被覆材とする。ポリグルタミン酸の含有量は、シートに対して10質量%以上100質量%以下であることが好ましい。ポリグルタミン酸架橋体は、静電紡糸法により得られた繊維および繊維集合体を架橋させて形成される。 (もっと読む)


【課題】卵殻膜成分を用いて卵殻膜の優れた性質を保ちながら、湿潤療法にも適用可能な創傷被覆材を提供する。
【解決手段】創傷被覆材は、卵殻膜成分を含有する繊維集合体からなることを特徴とする。この繊維集合体は、卵殻膜成分を含有する溶液を用いてエレクトロスピニング法によって紡糸することにより製造される。従ってこの繊維集合体は、天然の卵殻膜を模倣しており、その繊維集合体からなる創傷被覆材は、十分な通気性を備え、人体の皮膚組織への密着性や封止性にも優れている。従って湿潤療法用素材として好適である。 (もっと読む)


【課題】吸引ルーメンに吸引した血栓が停滞することなく安定して継続的に吸引可能な吸引カテーテルを提供すること。
【解決手段】先端に第1の開口部11bが形成されるとともに吸引ルーメン11aを構成するアウタチューブ11と、前記アウタチューブ11の長手方向に沿って前記アウタチューブ11内に設けられたインナチューブ13と、アウタチューブ11を導くためのガイドワイヤ16とを備えた吸引カテーテル10であって、前記インナチューブ13の側壁部には、前記インナチューブ13内部と前記吸引ルーメン11aとを流通可能とする複数の貫通孔14が形成されるとともに、前記インナチューブ13内部に注入された液体が前記貫通孔14から噴射可能に構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】灯芯型気化器とインジェクション型気化器とを備えた麻酔システムにおいて、一の気化器が使用中の場合に、確実に他の気化器の作動を停止することができる麻酔システムを提供する。
【解決手段】ダイヤル11の回転と連動して進退するピン13、14とを有する灯芯型気化器10と、インジェクション型気化器20とを備えた麻酔システムにおいて、灯芯型気化器10のピン13の前進を検出するセンサ21と、灯芯型気化器10のピン14の前進を阻止する移動阻止手段22と、センサ21がピン13の移動を検出した際にインジェクション型気化器20の作動を阻止し、インジェクション型気化器20が作動した際には移動阻止手段22にピン13の移動を阻止させる制御部28とを設ける。 (もっと読む)


11 - 20 / 56