説明

前田建設工業株式会社により出願された特許

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【課題】全方位高圧噴射工法のような大口径の固結体を造成する工法では、注入ロッドの挿入に際して事前に先行削孔としてボーリング孔を切削する場合が多いが、この場合ボーリング孔を切削するための施工時間および施工コストが増大するという問題があった。
【解決手段】 端部に先端ノズル101〜104が設けられた注入ロッド1を対象地盤の所定の深度まで挿入する挿入工程と、挿入工程で、先端ノズル101〜104から硬化材液または液体を高圧噴射する挿入噴射工程と、注入ロッド1を対象地盤から引上げる引上工程と、を有し、挿入噴射工程では、先端ノズル101〜104から注入ロッド1の挿入側の方向に硬化材液または液体を高圧噴射させる。 (もっと読む)


【課題】 掘削したトンネルに吹付けコンクリート坑壁を設けた後に、不織布等の緩衝層または透水層を内周面に有する防水シートを該コンクリート坑壁の内周面に布設し展張させ、その間隙を充てんするのに使用するグラウト材であって、該グラウト材硬化後に防水シートの展張をはずしても、防水シートの緩みや剥がれが発生しない、良好な付着強度を有し、かつ短時間で該付着強度を発現することができ、また良好な流動性を有するとともに、ブリーディングが発生しない、グラウト材を提供すること及び当該グラウト材を用いて、特にウォータータイト型トンネル等の止水構造の施工方法を提供することである。
【解決手段】 グラウト材は、掘削したトンネルに吹付けコンクリート坑壁を設けた後に、不織布等の緩衝層または透水層を内周面に有する防水シートを該コンクリート坑壁の内周面に布設し展張させ、その間隙を充てんするグラウト材であって、ブレーン比表面積4500cm/g以上のセメント系水硬性組成物とブレーン比表面積10000cm/g以上の粘土鉱物とを含有し、フロー値が100mm〜140mm、ブリーディング率が0%、材齢14時間の付着強度が10KN/m以上でかつ圧縮強度が2N/mm以上であるグラウト材である。 (もっと読む)


【課題】泥水分離や停電による切羽崩壊の危険性が低く、長期間の推進停止中の切羽を安定に保つことができる泥水シールドにおける切羽崩壊防止方法を提供する。
【解決手段】シールドマシン1内に設けた隔壁前方のチャンバー5内に泥水を供給し、切羽10の崩壊を防止しつつ切羽10を掘削して、シールドマシン1を推進させる泥水シールドにおいて、シールドマシン1の推進を長期間停止する際にはチャンバー5内の泥水を、泥水にゲル化剤を配合することにより生成したゲル化泥水と置換し、切羽10の崩壊を防止する。 (もっと読む)


【課題】PC飾り柱を、非構造部材として建物の変形に追従する収まりとすることができるとともに、接合金物や、それに付随する金物等を省略することによって、コスト低減を図れるPC飾り柱の接合構造を提供する。
【解決手段】PCマリオン柱15に、接続鉄筋16が上方に突出させて埋設されており、この突出した接続鉄筋16がPCスラブ10に形成された貫通孔12に下から挿通され、この貫通孔12の下部は空洞として、上部に充填材21が充填されているので、貫通孔12の下部の空洞において接続鉄筋16は変形可能となり、この空洞において、建物全体の変形(層間変形)を接続鉄筋16が変形することによって吸収できるので、PCマリオン柱15を、非構造部材として建物の変形に追従する収まりとすることができる。また、接合金物やそれに付随する金物を省略することができ、コスト低減を図れる。 (もっと読む)


【課題】モルタルの充填量を低減できるとともに、工事中の騒音、振動、粉塵を抑えることができるコンクリート構造物の耐震補強構造を提供する。
【解決手段】コンクリート構造物10の開口部13の内周面13aに形成された挿入孔18に、第1ボルト20がその軸部20aを挿入するとともに頭部20bを内周面13aと鉄骨枠15との間の間隙Sに突出させて接着剤によって固定されており、鉄骨枠15の外周面に、複数のコッター23が間隙Sに突出させて溶接によって固定されているので、開口部13の内周面13aと鉄骨枠15との間の間隙Sを従来に比して小さくできるので、高価な無収縮モルタルの充填量を低減して、コストを抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 簡易で安価な装置を用いて、建設作業場所となる地下空間全体にわたって効率的に粉塵や悪臭を低減する。
【解決手段】 粉塵及び悪臭低減装置は、換気設備の送風口71に取り付ける本体部10と、霧状の水を噴出する複数のノズル20と、ノズル20に水を供給する給水装置30とを備える。複数のノズル20は、本体部10に設けられる。本体部10は、送風口71の径と略同一径を有する環状に形成し、複数のノズル20は、送風口71の中心部へ向かって霧状の水を噴出するように配設する。給水装置30によりノズル20に供給された水が、複数のノズル20から霧状となって噴出し、換気設備の送風口71から供給される空気と混ざり合って地下空間内に供給される。さらに、ノズル20にエアーを供給する給気装置130を備え、2流体ノズルを用いることにより、より一層微細なミストを供給することができる。 (もっと読む)


【課題】 河川橋梁の桁下拡大工法を実施する際に、断面積の大きい橋脚梁部の嵩上げを避け、橋脚高の増加に伴う地震時慣性力の増加を最小限に抑制すると共に、多くの既設橋脚に必要な耐震補強工事を同時に施工可能な橋脚の延伸工法を提供する。
【解決手段】 橋脚の耐震補強を行う工程と、橋脚を略水平方向に切断して、上側橋脚10aと下側橋脚10bとに分離する工程と、上側橋脚10aと下側橋脚10bとの間隔を押し広げる工程と、橋桁が所望の高さとなるように上側橋脚10aを上昇させる工程と、曲げ補強鉄筋20を取り囲むように型枠150を設置しコンクリートを打設する工程とを実施することにより、橋脚を延伸して河川橋梁の桁下空間拡大する。 (もっと読む)


【課題】いずれの材料のコンクリートであっても、ひび割れを抑制することができる抑制工法を提供する。
【解決手段】コンクリート製の床版とコンクリート製の壁とを備えたコンクリート構造物のひび割れ抑制工法である。床版と壁とを接合するための鉄筋が露出するように、コンクリートを打設して床版を形成し、床版の硬化後、鉄筋が埋設されるようにコンクリートを打設して壁を形成する。そして、床版と壁との間の少なくとも一部に空間を形成する。 (もっと読む)


【課題】 工期を短縮することにより、交通への影響を最小限に抑制すると共に道路切り回しのための用地を必要とせず、さらに、既設橋梁の上部工をそのまま利用することにより、騒音や粉塵の発生を抑制すると共に廃棄物の発生量を削減して、環境負荷を低減することが可能な河川橋梁の桁下空間拡大工法を提供する。
【解決手段】 橋桁10の下方の適宜位置に支柱を設置する工程と、ベント90と橋桁10との間に油圧ジャッキ110を設置する工程と、油圧ジャッキ110を駆動して橋桁10を上昇させる工程と、上昇した橋桁10を鋼製サンドル100で受け替えて既設の支承130を除去する工程と、既設の橋脚40の上部に、上昇した橋桁10の位置に合致した新たな躯体及び新たな支承140を構築する工程とにより、既設の河川橋梁の桁下空間を拡大する。 (もっと読む)


【課題】全居室を個別に温度制御することができ、冬期には床暖房効果を有する空調システムの提供。
【解決手段】二重床2の床下空間が給気経路2aとされており、空調ユニット3からの空気が、給気経路2aを通って、各居室10〜13の床に設けられた床吹出しユニット4の吹出し口41から室内に吹出され、これら各居室10〜13から空調ユニット3に環気する空調システムであって、各居室10〜13の床吹出しユニット4に取り付けられ、これら床吹出しユニット4の吹出し口41を開閉する機能と24時間換気のための所定面積の換気開口52を備えたダンパーユニット5と、各居室10〜13に設けられ、これら各居室10〜13の室内温度を検出し、この検出した室内温度と設定温度との偏差に基づいて、開閉ダンパー5の開度を、全開状態および全閉状態の間で多段階に開閉制御する温度調節器6とを備えている。 (もっと読む)


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