説明

倉敷化工株式会社により出願された特許

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【課題】建設機械の車体とその上側に配設されるキャブとの間に配設され、車体からキャブに伝達される振動を減衰する液体封入式防振装置において、コンパクトで且つ安価な構成を実現しながら、振動減衰性能の低下防止と耐久性向上との両立を図る。
【解決手段】上記車体に固定されるケース体2と、該ケース体2内に配設され、互いの間に環筒状空間6を形成する中心体8及びその外周を囲む環状体7と、該環筒状空間6内に配設され、当該空間6内に螺旋状の液室21を形成するコイルバネ5と、該コイルバネ5に弾性支持されるとともに、中心体8の上側を覆うように配設され、該中心体8との間に空間部20を形成するボルト支持体4と、液室21及び空間部20を互いに連通する隙間流路40,41と、ボルト支持体4に下端部が連結され、上端部がキャブに固定されるボルト金具3とを備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】許容荷重と低バネ定数を両立させた防振装置を高信頼性および低コストで提供する。
【解決手段】中空筒状の弾性部材4と、防振対象物Xに固定される上側プレート2と、本体フレームYに固定される下側プレート3とを備えた防振装置1である。弾性部材4は、中間部に形成された小径部5と、小径部5から、上側プレート2に向かって内径が拡大する第1大径部6と、下側プレート3に向かって内径が拡大する第2大径部7とを備えていて、第1大径部6の端部に上側プレート2が一体に結合される一方、第2大径部7の端部に下側プレート3が一体に結合されている。上側プレート2は、第1大径部6の端部の開口を覆うように弾性部材4と一体に結合されていて、開口を覆う部位には、防振対象物Xと固定するための締結部材10が設けられている。 (もっと読む)


【課題】集水孔13を有するベース板部10と、ベース板部10の下側に配設されるドレン配管15とを備えたドレンパン100において、ベース板部10へのドレン配管15の取り付け作業の容易化を図り、延いては、製品コストを低減する。
【解決手段】ベース板部10から下側に突出して、支持孔25を介してドレン配管15を両端支持する一対の支持板部18,19と、ドレン配管15の両端部に装着されて、該一対の支持板部18,19の互いの外側面18a,19aに当接することで、ドレン配管15の管軸方向の移動を規制するキャップ部材24及び継手部材26とを備えるようにする。 (もっと読む)


【課題】エンジンから作用する種々の方向の振動荷重を適正に吸収することができ、しかもコンパクトな防振装置を提供する。
【解決手段】本発明の防振装置は、車体に固定された車体側固定部材(3)と、車体側固定部材(3)の一対の側壁部11の間を連結するように延びる軸部材6と、エンジンに固定され、かつ上記一対の側壁部11の間において軸部材6の周囲を囲むように設けられたエンジン側固定部材(2)と、エンジン側固定部材(2)の内面に一体に設けられ、軸部材6を所定の隙間を空けて囲むような環状ストッパ面20を形成するエラストマー製のストッパ部材5と、車体側固定部材(3)のベース部10とエンジン側固定部材(2)とを連結するように設けられたエラストマー製のマウント本体4とを備える。 (もっと読む)


【課題】閉空間部内に伝播する騒音を消音するようなフィードバック制御を行うアクティブ防音装置において、簡単な構造で、広い周波数域において消音効果を向上させる。
【解決手段】閉空間部23を有する防音ボックス3と、閉空間部23の上側端部に配置され、閉空間部23内の音信号を集音する第1マイク5と、集音された音信号に基づいて、騒音を消音するような消音信号を生成するコントローラ11と、閉空間部23の上端から下端に向けて消音信号を出力するスピーカー9とを備えたアクティブ防音装置1である。閉空間部23内に発生する1次音圧モードの定在波の、閉空間部23の上側端部における位相と逆位相となる位置又はその近傍に配置される第2マイク7をさらに備えている。コントローラ11は、1次の共振を打ち消すように、第1マイク5によって集音された音信号と、第2マイク7によって集音された音信号とを回路上で合成して消音信号とする。 (もっと読む)


【課題】主荷重入力方向のバネ定数を十分に確保することができ且つ耐久性に優れた防振連結ロッドを提供する。
【解決手段】第1内筒体10と第1筒状部3とを連結する弾性腕部16を、第1内筒体10の筒軸方向から見て、該第1内筒体10の外周面から径方向外側に向かって、主荷重入力方向に直交する方向に対し傾斜するように延設して第1筒状部3の内周面に接続するとともに、第1筒状部3の内周面における弾性腕部16との接続面17に、該第1筒状部3の径方向内側に膨出する膨出部18を形成するようにした。 (もっと読む)


【課題】主荷重入力方向に並ぶ第1及び第2筒状部3,4を有するロッド本体2と、各筒状部3,4内にそれぞれ配設されて該各筒状部3,4の内周面に弾性連結される第1及び第2内筒体10,11と、第1内筒体10のロッド本体2に対する主荷重入力方向の一側への相対変位量を規制する第1ストッパ部25とを備えたトルクロッド1において、第1ストッパ部25により規制される第1内筒体10の相対変位量のばらつきを抑制する。
【解決手段】第1内筒体10と第1筒状部3とを連結する第1弾性部材5を、第1内筒体10の外周面と第1筒状部3の内周面とに一体成形することで、第1筒状部の成形自由度を確保した上で、第1筒状部3の内周面のうち、主荷重入力方向において第1内筒体に対向する部分を、該第1筒状部3の径方向内側に膨出させることでストッパ本体部15を形成する。 (もっと読む)


【課題】成形用金型を用いて内筒体及び外筒体にゴム弾性体を加硫一体成形した防振装置及びその製造方法において、バリを取るバリ取り加工を無くす。
【解決手段】成形用金型Mは、外筒体10,11の軸方向一方側の端面に対向当接すると共に、外筒体10,11の内外を連通させ且つキャビティC1,C2から漏れ出た余剰ゴム4a,5aを逃がすゴム逃がし凹部63a,68aが形成された当接面63,68を備えている。外筒体10,11の全面に加硫接着剤を塗布する。外筒体10,11の軸方向一方側の端面にゴム逃がし凹部63a,68aに逃げた余剰ゴム4a,5aを加硫接着する。 (もっと読む)


【課題】防振装置の検査方法及び検査装置において、防振装置を車両に搭載したときにこの防振装置に起因して車室内に異音が発生するか否かの検査及び防振装置の損失係数の検査にかかる時間とコストを削減する。
【解決手段】エンジンマウントを加振する加振ステップと、この加振力による荷重の変化を計測し、少なくともその荷重のデータに基づいて、エンジンマウントの損失係数を演算する演算ステップと、この損失係数に基づいて、予め設定した基準範囲に従って、エンジンマウントを車両に搭載したときにこのエンジンマウントに起因して車室内に低周波のボコボコ音が発生するか否かを判定する判定ステップとを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】アクティブ・マスダンパの固有振動数を除振対象物の固有振動数よりも高くした場合に、除振対象物及びアクティブ・マスダンパの両方の固有振動数において振動伝達率を長期に亘って低減させることが可能なアクティブ除振装置を提供する。
【解決手段】基本制御部4aにおいて、除振対象物の振動状態に応じて、アクティブ・マスダンパ(制振ユニット3)の可動質量33の駆動反力が除振対象物(機器D及び定盤1)の振動を減殺する制御力となるように、アクチュエータ(リニアモータ32)を制御するとともに、補正部4bによって、除振対象物の固有振動数と制振ユニット3の固有振動数との間に相当する周波数で、アクチュエータへの制御信号の位相を180°進ませる。 (もっと読む)


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