説明

倉敷化工株式会社により出願された特許

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【課題】真空チャンバのような減圧容器と真空ポンプのように加振源となる機器との間に介設される防振継手1として、従来一般的なものを2つ繋げた場合のように設置スペースの増大やコストの上昇を招くことなく、これに匹敵する性能のものを提供する。
【解決手段】単一の金属ベローズ10を用いながら、その中間部の外周に連結リング6を介して錘5を連結し、中間マスを構成することによって、あたかも2つの防振継手を繋いだかのように完全な二重防振構造とする。金属ベローズ10の外周を取り囲むゴム弾性体4は筒軸Z方向の中央で2つに分割し、この2つの部材40,40間に連結リング6を挟み込む。ゴム弾性体4の外周に全周に亘って凹部4bを形成し、ここに錘5の内周凸部5aを嵌め込む。 (もっと読む)


【課題】長尺状の架台ユニットを横並びに配置して梁部材により連結する簡易な構造を基本とし、組み立てが容易で重量やコストの削減を図るとともに、ぐらつきが少なく設置作業の容易な防振架台を提供する。
【解決手段】互いに対をなす架台ユニット1の上架台2同士を連結するよう、その両端部間にそれぞれ直線的に梁部材7を架け渡す。一例として梁部材7は丸棒材であり、その両端には各々下向きに折り曲げた軸部7aを設ける。この軸部7aの付け根付近で梁部材7を、上架台2の端部のブラケット5に設けた嵌合部に嵌め込む。軸部7aは、ブラケット5の床部、その下方の耐震ストッパ機構6のガイドプレート及び下架台3のベースプレート等の丸穴に嵌め入れる。 (もっと読む)


【課題】 アウター金具にマス部材を収容したインナー金具をゴム弾性体で宙吊り状態で保持したダイナミックダンパーであり、マス部材をインナー金具に対して簡単で、確実に固定できるようにする。
【解決手段】 U字形をしたアウター金具と、内部にマス部材を収容して同じくU字形をしたインナー金具を間にゴム弾性体を所定に圧縮して介在させてインナー金具をアウター金具に宙づり状態に保持したダイナミックダンパーにおいて、インナー金具の両側壁に対向するマス部材の両端を外方が下がる傾斜面に形成し、インナー金具の両側壁の上端を傾斜面上で内側に巻き曲げてカールさせ、このカールでマス部材を固定する。 (もっと読む)


【課題】車体に非締結状態で組み付けられるストラットマウントにおいて、ゴム弾性体の水平方向のばね特性を硬くしながら、車体への組み付け安定性を向上させる。
【解決手段】ストラットマウント1は、内筒体10と、この内筒体10の周囲に軸方向が内筒体10の軸方向と一致するように設けられて下側に広がるスカート状に形成された外筒体11と、両筒体10,11の間に設けられて両筒体10,11を連結するゴム弾性体12とを備える。外筒体11に、その周方向の一部が径方向内側に変位してなる変位部11hを形成する。 (もっと読む)


【課題】金具に付着させる加硫接着剤の膜厚が薄くても十分な接着強度が得られるようにする。
【解決手段】防振部材10は、防振ゴム14,15が加硫接着剤を介して金具12,13に加硫接着されている。防振ゴム14,15は、エチレン−α−オレフィンエラストマーを主体として液状水素添加イソプレンが添加されたブレンドゴムを原料ゴムとし、原料ゴム100質量部に対して、シランカップリング剤で表面処理されたシリカが5〜15質量部配合されたゴム組成物で形成されている。 (もっと読む)


【課題】ポールを支持する可倒式のポール支持装置において、車両の衝突時における筒状部材の変形を抑制する。
【解決手段】ポール支持装置1は、パイプ10と、このパイプ10内にその軸方向に摺動自在に内挿された摺動板13と、パイプ10における軸方向の地面側の端部に設けられたばね受け金具11と摺動板13との間に介装された圧縮スプリング14と、地面側に固定されるボルト15と、摺動板13とボルト15とを連結するチェーン16と、パイプ10内における摺動板13に対して地面とは反対側に固定され、車両の衝突時におけるパイプ10の変形を抑制する補強部材17とを備える。 (もっと読む)


【課題】制振装置の振動系の固有振動数を調整するようにした固有振動数可変機構及びこれを備えた制振装置において、制振装置の振動系の固有振動数の調整作業を短時間で行う。
【解決手段】固有振動数可変機構2は、一端部が制振装置Aの本体部1にそれぞれ取り付けられる複数枚の板ばね20,21と、ターンバックル22と、このターンバックル22の端部に螺合された軸部材23,24と、各板ばね20,21毎に設けられ、軸部材23,24に連結され、板ばね20,21の一方側の面に接触する接触部材25,26とを備え、ターンバックル22を回転させて軸部材23,24をバックル軸方向に移動させることにより、各接触部材25,26を同時にバックル軸方向に移動させるものである。 (もっと読む)


【課題】燃料ホースの優れた耐燃料透過性を得る。
【解決手段】燃料ホース10は、テトラフルオロエチレンとクロロトリフルオロエチレンとの共重合体に変性基を含有させたCPTポリマー及び/又はテトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体に変性基を含有させたPFAポリマーを含む第1樹脂材料で形成された第1層11と、それを被覆するように一体に設けられ脂肪族ジアミン成分中の炭素数が6よりも大きい半芳香族ポリアミドを含む第2樹脂材料で形成された第2層12と、を備える。 (もっと読む)


【課題】ゴムブッシュが嵌入される筒部を有する嵌入部材にマス部材を取り付けるマス部材の取付構造において、マス部材を嵌入部材に取り付けるための工数を削減する。
【解決手段】マス部材3は、1枚の板状部材を加工してなるものであって、筒周方向に波形に形成された波形部30を有していて、嵌入部材2の筒部20の外周面に筒周方向に延びるように取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】液体封入式防振装置における液室やオリフィス通路の構造にに工夫を凝らして、従来にない広い周波数域に亘って高い減衰作用を得る。
【解決手段】受圧室f1及び平衡室f2を連通する第1オリフィス通路P1と、受圧室f1及び中間液室f3を連通する第2オリフィス通路P2と、を備える。平衡室f2及び中間液室f3を区画するメンブラン42に所定寸法の連通孔42aを設ける。受圧室f1及び中間液室f3を区画するオリフィス盤4の内側部材41には、可動板43を配設する。相対的に低周波の振動に対しては、2つのオリフィス通路P1,P2を合わせた仮想のオリフィス通路による高い減衰作用が得られる。振動の周波数が高くなるに連れて徐々に第2オリフィス通路P2単独の減衰特性に移行する。よって、従来にない広い周波数域に亘って十分な減衰作用が得られる。可動板43により受圧室f1等の液圧変動が吸収され、所謂動ばねのジャンプが解消される。 (もっと読む)


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