説明

太平洋工業株式会社により出願された特許

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【課題】開閉操作を軽減できるとともに、意匠や設計に対する自由度を向上できる自動車のフード装置を提供する。
【解決手段】ヒンジ機構3は、その長手方向一端部18a,19aがフード本体2に、他端部18b,19bが車体部材5にそれぞれ枢支された第1リンク18及び第2リンク19を有し、前記フード本体2が、上下方向に大略平行移動し、かつ後縁2aがフロントガラス8に沿って移動するように、前記第1,第2リンク18,19のフード側枢支部を車体側枢支部より車両前後方向前部に位置させた。 (もっと読む)


【課題】衝突体がボンネットから受ける衝撃を従来より軽減させることが可能なボンネット衝撃吸収装置を提供する。
【解決手段】本発明のボンネット衝撃吸収装置40は、車両10の衝突時に押上ロッド52がボンネット13の後端部を押し上げ、この状態でボンネット13の上面に衝突体90が打ち付けられると、ボンネット13の後端部が降下して押上ロッド52の先端部52Hがボンネット13の後端部における後側平坦部34R、アーム中間湾曲部32Wを摺接移動する。ここで、アーム中間湾曲部32Wにおける摺接角θは、後側平坦部34Rの後端部における摺接角θより大きくなっている。これにより、ボンネット13の後端部が降下する過程で、衝撃のエネルギーの吸収量が大きくなるピークを少なくとも2つに分けて設けることができ、衝撃を従来より軽減させることができる。 (もっと読む)


【課題】衝突体がボンネットから受ける衝撃を従来より軽減させることが可能なボンネット衝撃吸収装置を提供する。
【解決手段】本発明のボンネット衝撃吸収装置40は、車両10の衝突時に押上ロッド52がボンネット13の後端部を押し上げ、この状態でボンネット13の上面に衝突体90が打ち付けられると、ボンネット13の後端部が降下して押上ロッド52の先端部52Hがボンネット13の後端部における後側平坦部34R等を摺接移動し、押上ロッド52の基端部が折り曲げられる。そして、後側平坦部34Rにおける摩擦係数が、押上ロッド52の先端部52Hの摺接移動が進むに従って大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】 暖機が良好に促進されるとともにオイル交換作業が良好に行われる2槽式オイルパン構造を、安価に提供する。
【解決手段】 オイルパン(31)は、凹部(310)の内側にオイルを貯留可能に構成されていて、底部にはドレイン孔(311)が形成されている。オイルパンセパレーター(32)は、第一室(3a)の側方に、ドレイン孔を有する第二室(3b)を形成するように、凹部(310)の底面(310a)に当接して配置されている。オイルパンセパレーター(32)には、第一室の底部から第二室の底部に向けてオイルを排出するためのオイル排出口(327)が形成されている。一方向弁(33)は、オイル排出口における、第一室の底部から第二室の底部に向かうオイルの流れを許容する一方で、第二室の底部から第一室の底部に向かうオイルの流れを抑制するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】簡便な構成で容易にボディ側部材に固定させることが可能なフード跳ね上げ装置を提供すること。
【解決手段】本発明のフード跳ね上げ装置U1は、車両におけるフードパネル13の後端13cの下方に配設されるもので、軸方向を鉛直方向に略沿わせて配設される円筒状のシリンダ22を、取付ブラケット48を利用して車両のボディ側部材2に固定させる構成のアクチュエータ21を、備えている。取付ブラケット48が、シリンダ22側となる後部側に位置してシリンダ22を保持する保持部50と、保持部50から前方に延びてシリンダ22の前方に配置される取付部49と、を備える構成とされて、取付部49の部位で、ボディ側部材2に固定されている。 (もっと読む)


【課題】簡便な構成で容易にボディ側部材に固定させることが可能なフード跳ね上げ装置を提供すること。
【解決手段】本発明のフード跳ね上げ装置Uは、シリンダ22を車両のボディ側部材2に固定させるアクチュエータ21を有している。ボディ側部材2が、略前後方向及び略鉛直方向に沿った取付面3aを有した取付座3を、備える。取付ブラケット48が、取付片部49と、内周面側をシリンダ22の外周面に固着させる保持片部50と、を備える。取付座3において、シリンダ22における取付片部49側の表面近傍に、シリンダ22側に向かって突出し、保持片部50とシリンダ22との間の隙間を埋める突起部3bが形成される。アクチュエータ21が、突起部3bをシリンダ22と保持片部50とに当接させつつ、取付片部49を利用して、取付座3に固定される。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータ自体を塑性変形させることにより、歩行者の運動エネルギーを安定して吸収可能なフード跳ね上げ装置を提供すること。
【解決手段】本発明のフード跳ね上げ装置Uは、フードパネル10の後端10cの下方に配置されるアクチュエータ18から構成されて、作動時、上昇するピストンロッド34の上端34aを当接させて、フードパネル10の後端10cを上昇させる構成とされている。ピストンロッド34は、フードパネル10の歩行者の受け止め時に、曲げ塑性変形される。フードパネル後端10c側の下面側に、上昇時のピストンロッド34の上端34aを当接させる受け座47が、形成される。受け座47が、ピストンロッド上端34aを受ける受け面48の前縁側から下方に延びて、ピストンロッド34の塑性変形時にピストンロッド上端34aの前方移動を規制する規制壁部50を、備えている。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータの上端から水や埃がアクチュエータ内に入り込むことを防止又は効果的に抑制でき、しかも、フードの上昇時や上昇後の下降時においてカウルルーバの影響を無くし、又は、軽減できる車両用ポップアップフード装置を得る。
【解決手段】本車両用ポップアップフード装置10では、カウルルーバ50に形成されたアクチュエータ被覆部58が上側からシリンダ72を覆っているので、異物がシリンダ72の上端部からシリンダ72の内側へ入り込むことを防止又は極めて効果的に抑制できる。しかも、アクチュエータ70の押圧部材76は、上昇する際にアクチュエータ被覆部58の破断部84を破断して変形部90を回動させるように変形部90を変形させて上壁56に孔を形成して上壁56を通過するので、シリンダ72内のピストンの上昇力のうちフード14の上昇に供される力を充分に残すことができ、効率よくフード14を上昇させることができる。 (もっと読む)


【課題】衝突体との衝突時にアクチュエータの作動によりロッドを伸長させてフードを押し上げる構成において、フードが初期組付位置以上に下降した際に、ヒンジアームのフランジとアクチュエータのハウジングの上端部とが干渉することによる底付き荷重が発生するのを抑制又は防止する。
【解決手段】フード12の押し上げ位置保持状態において衝突荷重が入力されてフード12が所定量以上下降すると、ヒンジアーム30の前端側壁部30A’がアクチュエータ18の上端部52Aと干渉する位置関係に各部が配設されている。さらに、前端側壁部30A’は、アクチュエータ18の上端部52Aとの干渉を回避するためにフード幅方向外側へ所定角度傾斜されている。 (もっと読む)


【課題】上昇途中のぶれを極力抑えてピストンロッドを迅速に上昇させることができ、さらに、上昇完了位置でのピストンロッドの曲げ塑性変形を円滑に行えるアクチュエータの提供。
【解決手段】アクチュエータ21は、フード跳ね上げ装置に使用されて、シリンダ22とピストンロッド40とを備える。ピストンロッドは、ピストン部41から延び、上昇時にフードパネルの後端を跳ね上げ、かつ、フードパネル後端の下降時に曲げ塑性変形する支持ロッド部49、を備える。シリンダの上端壁部28は、内周面30aを上狭まりとするテーパ状挿通孔30を備える。支持ロッド部は、挿通孔30を挿通可能なストレート部54の下端54b側に、挿通孔30に嵌合されるテーパ状拡径部56を備える。ストレート部と拡径部との境界部55は、支持ロッド部の上昇完了時、挿通孔の内周面30aから離れて、挿通孔の上端30b側の周縁29bより高い位置に配置される。 (もっと読む)


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