説明

太平洋精工株式会社により出願された特許

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【課題】ヒューズ溶断時において、そのケーシングにひび割れ、破裂等の発生を解消又は抑制し、また、合成樹脂製ケーシングの炭化による発火を防止し得るヒューズを提供する。
【解決手段】本発明は、溶断部2の両側に端子部3を有するヒューズエレメント1と、前記溶断部2を包囲するケーシング5とを備え、このケーシング5の内部にエレメント溶断時に発生するアークを消弧する消弧剤6が充填されて成るヒューズ10であって、その特徴は、前記ケーシング5が通気性材料で形成されており、全体として非導電体であるとともに、ケーシング5の軸方向に沿って、一方のケーシングAと、他方のケーシングBとから成る二つ割りタイプに構成されているものである。 (もっと読む)


【課題】
本願発明は、ブレード形ヒューズを小型化しても絶縁ハウジングとヒューズエレメントの固定力を強固に維持し、実用に耐えるブレード形ヒューズの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
本願発明では、絶縁ハウジング2Aと接触する板状導電端子1A(a)の表面上に、凹部6Aが設けられ、該凹部6Aと板状導電端子1A(a)の表面とによって、凹凸が形成されている。そして、板状導電端子1A(a)を加熱することで、絶縁ハウジング2Aを間接的に加熱して溶融させる。前記溶融した絶縁ハウジング2Aの一部3A(1)及び3A(2)が凹部6A流れ込むことで、板状導電端子1A(a)の表面に溶け出す量を少なくでき、さらに、溶着面積も増やすことができるので、より強固な固定が可能となる。 (もっと読む)


【課題】ヒューズエレメントとハウジング間が強く固定されていなくても、確実にヒューズをヒューズボックスに対して抜き差し可能なブレード形ヒューズ及びそのヒューズ着脱用クリップを提供する。
【解決手段】ヒューズ10は、一対の板状導電端子1a、1b間に溶断部1cが掛けられたヒューズエレメント1と、溶断部1cを覆う電気絶縁材料製のハウジング2とで構成し、ヒューズエレメント1の板状導電端子1a、1bの一部がハウジング2から露出し、オス端子4としている。このオス端子4の上部に、ヒューズ着脱用クリップの係合爪で挟持して相手側端子から抜き差しするための係止部5を設ける。クリップは、互いに平行な一対の板状脚と、連結部とで構成し、板状脚の下端部の内面にヒューズ10の係止部5を挟持する係合爪を形成する。 (もっと読む)


【課題】
本願発明は、複数のヒューズをヒューズボックスに配置する場合において、ヒューズ間の間隔を従来に比べて狭くすることができるヒューズ及びヒューズ着脱クリップを提供することを目的とする。
【解決手段】
ヒューズボックスBにヒューズ20が複数配置され、ヒューズ20間の横の間隔はL1、縦の間隔はL2となっている。ヒューズ20を抜き差しする際は、ヒューズ20を横方向から挟みこむようにヒューズ着脱クリップ10を使用する。そのため、従来とは異なり、縦の間隔はL2には、ヒューズ着脱クリップの先端が入る間隔を確保する必要がなく、その結果、間隔L2を狭くできる。 (もっと読む)


【課題】
本願発明は、ブレード形ヒューズを小型化するための、ヒューズエレメントの製造方法及びブレード形ヒューズを提供することを目的としている。
【解決手段】
従来のように絶縁ハウジング5を固定するために用いられる貫通孔等を板状導電端子4aに設けるのではなく、溶断部2の上下空間に延設部4bと絶縁ハウジング5が係合固定されるための係合部4cを設けることにより、板状導電端子4aの幅を狭くでき、小型化が可能となった。さらに、溶断部2のみを所望の形状に形成する工程により、延設部4bを厚くすることができ、絶縁ハウジングの固定に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】消弧材として硅砂にゼオライトを適量混合したものを用いることにより、消弧材単独で数十秒から数百秒で溶断後の領域における絶縁抵抗を良好ならしめると共に、定格遮断電流付近における消弧をも確実ならしめ、しかもヒューズの全体容積がコンパクトな車載用ヒューズを提供する。
【解決手段】中央部付近に溶断部2を有するヒューズエレメント1と、前記溶断部2を包囲するケーシング3と、該ケーシング3の内部に消弧材7が充填されて成る車載用ヒューズ10であって、前記消弧材7は、硅砂7aを主成分とし、これにゼオライト7bを3〜5重量%の範囲内で混合したものである。 (もっと読む)


【課題】消弧剤入りの溶断表示装置付きヒューズにおいて、主ヒューズへの溶断表示装置の取付け構造を工夫することにより、構成部品の削減、製造工程の簡略化及びコストダウンの実現が可能なヒューズ溶断表示装置の取付け構造及びこの取付け構造を備えた溶断表示装置付きヒューズを提供する。
【解決手段】溶断表示装置の取付け構造50及びこの取付け構造50を備えた溶断表示装置付きヒューズ60は、ヒューズエレメント4と、電気絶縁性の筒状ケーシング5と、筒状ケーシング5内に充填される消弧剤6と、筒状ケーシング5の両端部を封鎖する導電性のキャップ体2とから成る主ヒューズ1において、溶断表示装置3を並列に接続し、キャップ体2に設けられた消弧剤6の充填孔7を溶断表示装置3の取付け孔として兼用するものである。 (もっと読む)


【課題】筒状ケーシングの両端部にキャップを有することにより、筒状ケーシングの強度が確保されながらも端子部に対する電気的絶縁が可能な絶縁構造を有する主として車載用途のヒューズを提供する。
【解決手段】ヒューズ50は、ヒューズエレメント1と、電気絶縁性の筒状ケーシング2と、キャップ体3とからなり、前記ヒューズエレメント1と前記キャップ体3との間に、電気絶縁体を介在させるか、またはキャップ体3自体を電気絶縁体で構成することにより、キャップ体3の端子部1bに対する電気絶縁性を長期にわたり確保する。 (もっと読む)


【課題】
容易に製造できる上に、過電流が流れた場合には即座に溶断できるようにすることによって、機能を向上させることのできる高電圧ヒューズを提供することにある。
【解決手段】
長手方向に対して直交する方向の中央に薄肉部が設けられ、該薄肉部7の両側に厚肉部8が設けられた異型材6からなり、該異型材6の幅より短い幅で該異型材6を切断する一方、該薄肉部7には孔及び/又は狭小幅部を形成して該薄肉部7をヒューズ溶断部3とし、且つ、前記厚肉部8を端子部4とすると共に該ヒューズ溶断部3が、ケース21で覆われ、前記端子部4が該ケース21の両端面から突出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ヒューズ溶断時において、そのケーシングにひび割れ、破裂等の発生を解消又は抑制し、また、合成樹脂製ケーシングの炭化による発火を防止し得るヒューズを提供する。
【解決手段】本発明は、溶断部2の両側に端子部3を有するヒューズエレメント1と、前記溶断部2を包囲するケーシング5とを備え、このケーシング5の内部にエレメント溶断時に発生するアークを消弧する消弧剤6が充填されて成るヒューズ10であって、その特徴は、前記ケーシング5が通気性材料で形成されており、全体として非導電体にしたことにある。 (もっと読む)


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