説明

大同信号株式会社により出願された特許

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【課題】踏切制御子を追加しなくても、踏切の両側で且つ踏切の近くで列車を検知できて、障検マスク区間が踏切より広くなるようにする。また、単線区間における警報終止条件を上り、下り列車とも、列車が踏切道を通過し終わった時点とする。
【解決手段】終止点BDC(又はDDC)での列車検知と拡張点BBDC(又はDDDC)での列車検知とを切替制御部55の制御下の切替回路部56の接続先切替にて一台の終止点用踏切制御子22(又は24)に時分割で行わせるとともに、出力形成部57にて、障検マスク区間を、従来の短かった終止点BDC(又はDDC)の列車検知長の区間だけから、新たな拡張点BBDC(又はDDDC)への列車進入と終止点BDC(又はDDC)からの列車進出とに亘る広い区間に拡張する。同様に単線区間における踏切道の両側に設定した接続先を列車運転方向により選択し、当該列車が踏切道を通過し終わった時点で警報を停止させる。 (もっと読む)


【課題】鉄道信号機器の信号に係る電圧測定に際して測定器や測定用電線の短絡異常が測定対象信号に異変を来さないようにする。
【解決手段】電圧測定箇所と測定器とを測定用電線23で結ぶ信号測定用導線に対し電圧測定用端子35と測定用電線23との間に補助具30を介挿させる。補助具30は、電圧測定用端子35に対応した測定用端子側コネクタ31と、測定用電線23の他端側の他端接続端子34に対応した測定用電線側コネクタ33と、それらを両端に保持する絶縁性の筒状保持体32と、筒状保持体32に内蔵されてコネクタ31,33に接続された介挿抵抗R30とを具備する。介挿抵抗R30には、抵抗値が測定器の入力抵抗より小さく且つ電圧測定箇所の二箇所間抵抗の何れよりも大きい抵抗を用いる。 (もっと読む)


【課題】終止点用踏切制御子が一台だけでも踏切の両側の終止点で列車を検知する。
【解決手段】開電路形の終止点用踏切制御子50に、制御子内配線AA,BB及び分岐配線aa,bbに割り込む形で介挿接続されていて第1切替状態では発振有無検出部25から出力された照査用発振信号の送出先を第1接続端子51及びその先の上り終止点DDCに切り替えるが第2切替状態では照査用発振信号の送出先を第2接続端子52及びその先の下り終止点BDCに切り替える切替回路部56と、列車運転方向指示に応じて切替回路部56に第1,第2切替状態のうち何れか一方の切替状態をとらせる切替制御部55とを設ける。また、制御子内配線AA,BBにて伝送される照査用発振信号のレベルを加減調整する第1調整部25aに加えて、分岐配線aa,bbにて伝送される照査用発振信号のレベルを加減調整する第2調整部57も設ける。 (もっと読む)


【課題】風圧を受けにくい棒状体で出来ていながらも視認性や干渉性が高く而も剛性が適度に保たれている通行遮断棒を実現する。
【解決手段】中実または中空の棒状部材からなり一端部50aまたは両端部50a,50dを保持されて踏切道4の開閉に用いられる通行遮断棒50において、一平面上で繰り返し折り曲げられた形にして、その平面に沿って見ると真っ直ぐな物に見えるが、その平面に向かって見ると蛇行状の物に見えるようにする。また、踏切道4を閉じる遮断状態で、下向き開口幅U,Vが乳母車より狭く且つ小児の肩幅よりも狭くなり、極小部位高さHLが背もたれを倒した乳母車より低く且つ小児が容易に潜り抜けできる高さより低くなり、極大になる反転曲折部50bと反転曲折部50cの高さが交互に高低を繰り返すようにする。 (もっと読む)


【課題】電文記憶部43ばかりか送信部21,22や選択手段42まで故障を検知しうる故障検知機能付きATS−P地上子を簡便に改良して、一時的な現示リレーの動作重複時にも速度照査パターンの上位更新ができるようにする。
【解決手段】列車停止制御用の情報を含んだ送信用電文Maを軌道11上へ電波で送出する送信手段21,22と、その電波を受信して受信電文Mbを生成する受信手段23,24と、送信用電文Maと非送信用電文Mcとの複数組を電文記憶部43に保持していて送信用電文Maを送信手段21,22へ送る電文選択手段41と、受信電文Mbと非送信用電文Mcとを比較して一致していれば正常とし不一致であれば異常とする照合手段45とを備え、電文Ma,Mbの組には、正常電文同士の組と、正常電文と照合成立阻止用電文との組と、照合成立阻止用電文同士の組を含ませる。 (もっと読む)


【課題】終止点用踏切制御子が一台だけでも踏切の両側の終止点で列車を検知する。
【解決手段】鉄道の単線区間の線路に設けられた踏切8の両側で線路10に接続された閉電路形の始動点用踏切制御子21,23と、始動点用踏切制御子21と踏切8との間で線路10に接続された開電路形の終止点用踏切制御子24と、それらの列車検知結果に基づいて上りSR,下りSR,警報Rを出力する踏切制御装置31とを備えた踏切保安装置40に於て、始動点用踏切制御子23と踏切8との間で線路10に第2接続線A2,B2を接続し、列車運転方向指示に応じて切替制御部55が切替回路部56を制御することで終止点用踏切制御子24の接続先を第1接続線A1,B1か第2接続線A2,B2かに切り替える踏切制御切替装置50を導入して、それを第1接続線A1,B1と終止点用踏切制御子24との間に割り込む形で介挿接続するとともに第2接続線A2,B2にも接続する。 (もっと読む)


【課題】電子制御回路とリレー制御回路とを新たな形で協動させることで、安価に信頼性を高め、リレーの復旧不能や回生抵抗の断線を顕在化させる。
【解決手段】電子制御回路42にリレー監視プログラム44を設けて、降下時間監視リレーBRを一時的に復旧させる試行を遮断桿11が上昇停止位置に来ているとき間欠的に行う。自重降下リレーDRが復旧しないときはリレー制御回路47が故障したと判定する。リレー故障検知時には、故障通知や故障警報を外部に発し、遮断桿を強制的に下降させる。また、遮断桿11の下降中にリレー復旧を試行して、そのときの遮断桿の下降状態を正常時と比較し、相違していれば回生抵抗23が断線していると判定する。回生抵抗断線検知時には、断線通知や断線警報を外部に発する。 (もっと読む)


【課題】短冊幅方向の異なる短冊状植設端子23,24,25を一操作で鎖錠する。
【解決手段】ベース板21に植設された信号用端子23(第1短冊状植設端子)を貫通中空32に収めて周りを囲っている可動部材31(第1鎖錠部材)の横方向(第1方向)の移動が、運動方向変換機能付き伝動機構43〜45によって縦方向(第2方向)の移動に変換されてから、ベース板21に植設された電源用端子24及び接地用端子25(第2短冊状植設端子)を貫通中空42に収めて周りを囲っている可動部材41(第2鎖錠部材)に伝達されるようにする。 (もっと読む)


【課題】モデムICの複数化を契機として故障判別を細分化するとともに、それが有効に機能するよう回路構成を更に改良する。
【解決手段】ポーリング電文Pが正常なら正常なアンサ電文Aを返すが軽度な異常では受信電文を返信し中度の異常なら返信しない地上子11それぞれに個別の半二重通信回線で接続されていて地上子11の故障時には回路29で電力供給を断つATS−P符号処理器において、送信部と受信部を搭載したモデムIC27を複数導入して、送信部と受信部の組を半二重通信回線と地上子11に対し個別に割り当てる際、同組の送信部と受信部は別のモデムIC27から選出し、しかも各モデムICからは別組の送信部と受信部を選出し、更に電文判別手段43には、ループバック電文Qとアンサ電文Aの受信状態に応じて地上子11ばかりか送信部や受信部が正常か故障かまで判定させる。 (もっと読む)


【課題】無線周波数帯が少なく地上側の長距離の有線接続が不要なシステムを実現。
【解決手段】停車場域では地上装置30のうち無線式踏切警報制御装置36が有線接続を用いて無線伝送のタイミングを調整しながら主局として周波数f1で無線伝送を行うとともに車上装置20が踏切情報23に基づき従局として周波数f1で無線伝送を行うことで地上側と車上側とが一対多でも多対多でも無線伝送が的確に行われ、純単線域では車上装置20が踏切情報23に基づき主局として周波数f2で無線伝送を行うとともに地上装置30のうち無線式踏切警報制御装置32が周波数f2で無線伝送を行うことで車上側と地上側とが一対多になって有線接続しなくても無線伝送が的確に行われるようにする。 (もっと読む)


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