説明

大豊建設株式会社により出願された特許

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【課題】 ニューマチックケーソン工法の高気圧作業室で行う地耐力試験を、地耐力試験装置の試験地点への設置から、地盤に対する実載荷荷重を変化させて設計載荷荷重と一致させ、地盤の変位量を計測して試験を終えるまで、地上からの遠隔自動操作を可能とする地耐力試験装置の遠隔自動操作方法と装置を提供する。
【解決手段】 ニューマチックケーソンの大気圧側の遠隔自動操作装置に制御装置を設け、高気圧作業室側の地耐力試験装置における載荷試験用の載荷荷重のためのジャッキを操作する出力指令値を圧力制御装置に自動制御装置から伝送し、実載荷荷重をリアルタイムに自動調整して設計載荷荷重と一致させる。 (もっと読む)


【課題】短い工期で完成させることができ、かつ全体の剛性を高く確保できるニューマチックケーソンを提供する。
【解決手段】本発明に係るニューマチックケーソン1は、地盤Gに貫入する刃口6と作業室スラブ7とがコンクリートで一体的に打設されてなり、作業室スラブ7の下側に前記地盤G掘削用の作業室8が形成されたケーソン基部2と、ケーソン基部2の上面に、鉄鋼材料からなり鉛直方向に延びる複数の柱状体10を水平方向に間隔を置いて設置し、これらの柱状体10の間を複数の補強部材11,12,13で連結して構築され、ケーソン基部2が地盤G中に沈下するに従って高さが延長されるケーソン中間部3と、ケーソン中間部3の上端部に形成され、その上面に建造物の橋脚部分21が建造されるケーソン頂部4とを備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ニューマチックケーソン工法において、ケーソン掘削機の作動先端に取付けて遠隔駆動される地耐力試験装置用の油圧系統をケーソン掘削機用の油圧系統と統合し、小型化、軽量化とコスト低減化を図った地耐力試験装置の提供。
【解決手段】ケーソン掘削機用の油圧系統の油タンクの内部に、地耐力試験装置用の油圧系統の油圧ポンプを、外部にこの油圧ポンプを駆動する電動機をそれぞれ設置して連結することにより、油タンクをケーソン掘削機と地耐力試験装置の各油圧系統に兼用させ、地耐力試験用の油タンクを不要とする。また、掘削機用油圧ユニットの冷却装置を利用した地耐力試験用の冷却機構を油圧系統から油タンクへの帰路に組み込み、油圧系統を簡素化する。 (もっと読む)


【課題】 人孔と既設管とを安全に接合でき、人孔が交通の妨げとなることがない中間立坑接続方法を提供する。
【解決手段】 地中に構築された既設管に対し地上から平面視ほぼ円形をなすケーシングを前記既設管の上部まで設置し、前記ケーシングの内部にその内径より小の外径のリングセグメントを設け、前記リングセグメントの下部にほぼ半円形をなす刃口セグメントが設けられ、この刃口セグメントは前記既設管の上部でなく側方位置に設けられ、前記刃口セグメントが設けられた前記リングセグメントを圧入して前記刃口セグメントを前記既設管の側方まで沈設後、前記ケーシングおよび刃口セグメントの内部空間と前記既設管の内部空間とを連通させ、前記既設管とを接続する構成とした。 (もっと読む)


【課題】 細粒分が非常に多く、含水比の高い浚渫土であっても、確実に分級、洗浄、脱水固化することにより、盛土材などとして再生利用し得る方法および装置を提供する。
【解決手段】 浚渫土の処理にあたり、高含水比で、砂分の含有率が少なく、かつ多量のシルト、粘土分の細粒分で構成される浚渫土の固形分に対し、脱水効率を向上させる添加材の添加量を決める工程と、前記添加量を一定量に計量する工程と、前記計量された添加材を前記浚渫土に添加混合する工程と、前記添加混合工程での混合体からゴミ、礫、砂および高含水比の細粒分であるスラリーなど、粒径や性状ごとに分級する工程と、前記工程により分級されたスラリーを脱水して脱水ケーキを作る工程にて、処理する。用いる添加材の性状は1mm未満であって0.075mm以上の粒径範囲を有する砂、または前記砂と水とスラリー、もしくは砂と水、もしくは砂とスラリーとを攪拌した混合体とした。 (もっと読む)


【課題】人手を割くことなく自動的に、作業室内の空気がケーソン躯体の外部に漏気することを確実に防止する。
【解決手段】本発明に係るニューマチックケーソン工法における漏気防止装置10は、ケーソン躯体11の刃口14の刃先近傍における地盤Gの地下水圧Pwを検知する地下水圧検知手段(水圧計測センサー28a〜28d)と、作業室16内部における函内実気圧Pcを検知する函内実気圧検知手段(気圧計測センサー30)と、地下水圧検知手段(28a〜28d)により検知された地下水圧Pwに基づき、作業室16内に刃口14外部への漏気を防止し得る作業室内水位になる基準函内気圧P1を設定し、この基準函内気圧P1に函内実気圧Pcが近付くように作業室16内部の気圧を調整する圧力制御手段(コントローラー35)とを備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】地下貯留槽において、貯留水を直接排水することができ、汚濁物質の処理に手間がかからない。
【解決手段】地下貯留槽1は、貯留槽本体2の内部へ流入水を導く導水部20と、流入水を貯留する第1初期貯留池5とを備えている。また、第1初期貯留池5に、越流堰4が形成された仕切壁3を隔てて設置された第2初期貯留池6を備えている。さらに、第1初期貯留池5および第2初期貯留池6の上側に連通して設けられた上澄み貯留池7と、上澄み貯留池7に貯留された上澄み水を排出する主排水ポンプとを備えている。これにより、貯留水を懸濁水と上澄み水とに分離した上で、上澄み水を直接排水することができる。流入水を洗浄水として洗浄水槽9に貯留しておき、この洗浄水を自重で流下させて第1初期貯留池5および第2初期貯留池6の汚濁物質を洗い流す。これにより、手間をかけずに汚濁物質を処理することができる。 (もっと読む)


【課題】人手を割くことなく自動的に、作業室内の空気がケーソン躯体の外部に漏気することを確実に防止する。
【解決手段】作業室16内に圧縮空気を供給する圧縮空気供給手段(19)と、その圧縮空気供給圧力を調整する圧力調整手段(21,22)と、作業室16の内部にて、刃口14の下端よりも高い位置に開口する漏気検知穴27a,27b,27cと、この漏気検知穴27a,27b,27cから延びて他端が大気に連通する漏気排気通路28a,28b,28cと、この漏気排気通路28a,28b,28cを流れる漏気を検知する漏気検知手段(32a,32b,32c)と、漏気検知手段および圧力調整手段に接続され、漏気検知手段が漏気を検知したか否かの情報を受けて地下水Wの水位を認識し、この地下水位が予め設定された基準水位hに近付くように、圧力調整手段に圧縮空気供給手段の圧縮空気圧力を調整させるよう制御する圧力制御手段(16)とを備える。 (もっと読む)


【課題】トンネル躯体やケーソンのような地下構造物の内部に地下水を通水させる通水手段を設け、この通水手段の詰まりを地下構造物の内側空間部分において容易に除去でき、長期にわたって性能を維持することのできる、簡易構成であってメンテナンス性に優れたトンネル躯体やケーソンのような地下構造物を提供する。
【解決手段】通水手段8、10、13に掃除配管9,11の一端部が接続され、掃除配管9,11の他端部は地下構造物1の略内面側に設けられ、その部分に着脱自在な掃除用止水手段9a,11aが設けられ、かつ地下水上流側に面する前記側壁6内部の通水手段8,10,13と接続され、外端部側は前記地下水上流側の地山に延伸された取水管15が設けられ、地下水下流側に面する前記側壁6内部の通水手段10には外端部側は前記地下水下流側の地山に延伸した排水管が接続され、下流側の地下水環境を保全できるようにした。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成により、ケーソン作業室内から外方に漏れた漏気を回収し、好ましくは漏気中に含まれる空気と地下水とを確実に分離して還元させる。
【解決手段】本発明に係る漏気回収装置は、ケーソン本体11の刃口部14よりも上方となる外周面に開口する漏気回収孔24と、一端が漏気回収孔24に繋がり、他端が大気に連通する漏気回収通路25と、一端が漏気回収通路25の漏気回収孔24に近い部分に繋がる送気通路26と、送気通路26の他端に繋がる圧縮空気送気手段(例えばエアーコンプレッサー18)とを備えてなることを特徴とする。漏気回収孔24はケーソン本体11外周面の水平方向に沿って複数箇所に配置されている。また、漏気回収通路25の大気連通側端部に地下水還元手段(例えば分離用貯留槽31)を設けた。 (もっと読む)


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