説明

大和化成工業株式会社により出願された特許

1 - 10 / 174


【課題】作業者への負担が小さく、且つ、ブラケット及び取付部材の被取付部材への取り付け作業を迅速に行うことが可能となるブラケット及び取付構造を提供する。
【解決手段】ブラケット2の各嵌入頭部21を相対向するセンタフロアパネル1の各基準用ブラケット取付孔12及び各逃がし用ブラケット取付孔13に嵌入して、各段差部26をセンタフロアパネル1の上端面に当接することによって、ブラケット2を各嵌入頭部21の各弾性係止片29を介して各取付孔12、13に係止する。また、コンソールボックス3の底面部に立設された各挿入ピン31をブラケット2の相対向する各貫通孔25に挿通しつつ、底面部の各切欠溝部37に取り付けられた各クリップ41をブラケット2の各コンソールボックス取付孔30に差し込むことによって、コンソールボックス3を各クリップ41の各弾性係止片51を介して各コンソールボックス取付孔30に係止する。 (もっと読む)


【課題】 ブロー成形によって形成される車両用プロテクタを車両に固定させるときに、作業性を悪化させることなく固定部材の数が少なくて済むようにすることである。
【解決手段】 第1ストレート部3の両端部に、第1湾曲部4a,4bを介して第2ストレート部5a,5bを接続し、第2ストレート部5a,5bの先端部に第2湾曲部6a,6bを介してコルゲート部2a,2bを接続する。第1及び第2のストレート部3,5a,5b及び第1及び第2の湾曲部4a,4b,6a,6bによって形成される本体部1の肉厚を厚くして伸張・屈曲しにくくさせるとともに、コルゲート部2a,2bの肉厚を薄くして伸張・屈曲し易くさせる。 (もっと読む)


【課題】幅広シート状の取付部材に形成された取付孔に容易に組み付けることが可能となるスタッドボルト用固定クリップを提供する。
【解決手段】円筒部30の各延出部32A〜32Dの下端面に対向する下方の外周部には、円筒部30の軸心を中心とする平面視略扇形の一対の平板状のフランジ部35が、軸心に対して相対向するように半径方向外側に延出されている。また、各延出部32A〜32Dの下端面と各フランジ部35の上端面とは、取付部材51の最大厚さ寸法にほぼ等しい距離だけ離間している。また、各フランジ部35の一方の周方向端縁部には、円筒部30の外周面に沿って軸方向斜め外側に向かって延出されて、その先端部から該各フランジ部35の下端面までの距離が取付部材51の最大厚さよりも大きくなるように形成された各進入案内部36が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 第1車両部材に第2車両部材を取り付ける作業がスムーズにできる車両用クリップの提供である。
【解決手段】 第1及び第2のクリップ部1,2を回動可能に連結する連結部7の周辺部に、一対の傾動抑止片15を設け、一対の傾動抑止片15により、上クリップ部1のスタビライザ6を支持する。これにより、第1クリップ部1が第2クリップ部2の軸線2aに対して傾動することが抑止され、その軸線1aは第2クリップ部2の軸線2aの延長線上に配置される。この結果、クリップ101の第2クリップ部2がボディパネル4に取り付けられたとき、第1クリップ部1の向きが常に一定となる。 (もっと読む)


【課題】 厚み方向に誤差を有するおそれがある被締結部材を重ね合わせて締結するときに、それらを密着状態で、かつ容易に締結できるクリップを提供することである。
【解決手段】 クリップ101を、クリップ本体201と受け部301とから成るものとする。そして、クリップ本体201の軸部3を、重なり状態の補強部材1とフェンダーライナ2の各貫通孔1a,2aにそれらの一方側から挿入し、他方側に突出した軸部3の溝部7に、受け部301に設けられた爪部6の引掛け部6aを入り込ませてクリップ本体201と受け部301とを係合する。このとき、クリップ本体201の抜止め部4に設けられたスタビライザ5がフェンダーライナ2を押圧するため、補強部材1又はフェンダーライナ2の厚み方向の誤差が吸収される。 (もっと読む)


【課題】 係止脚において、パネルの取付孔への挿入荷重を大きくすることなく、保持力が大きくなるようにすることである。
【解決手段】 ベルトクランプ1に設けられ、車両のボディパネル5の取付孔6に挿入されて保持される係止脚101において、一対の係止片12の突出方向Pにおける軸線9から、一対の係止片12の回動中心となる回動支点16を含む軸直角断面(回動支点部15)の外周面の長さL1よりも、同じく軸線9から挿入部11の外周面までの長さL2を長くする。これにより、回動支点部15は、挿入部11よりも内方に段付き状態で形成される。この結果、回動支点部15の断面積をそのままにして、挿入部11の下半部の肉厚を厚くすることができ、係止脚101の挿入荷重を大きくすることなく、保持力が大きくなる。 (もっと読む)


【課題】 ブロー成形されたブロー成形体の少なくとも一端部を切断して得られる車両用プロテクタにおいて、切断面に生ずるバリ等によって線材が損傷しないようにすることである。
【解決手段】 ブロー成形によって車両用プロテクタを成形するとき、袋状に形成されたブロー成形体(袋状成形体110)の両端部が軸直角方向に切断されることにより、筒状体(プロテクタ予備体120)が形成される。このとき、袋状成形体110における両端近傍の周方向に、予め本体側及び蓋体側のくびれ部9,11を形成し、それらの内壁面9a,11aが、プロテクタ予備体120のプロテクタ本体1と蓋体2との両端開口の内壁縁1a,2aに包含されるようにし、プロテクタ本体1に収容された線材の外周面が、プロテクタ本体1と蓋体2との両端開口の切断面に接触しないようにする。 (もっと読む)


【課題】クッションとパネル部材とを常時干渉させる設定のクッションクリップであっても、クッションの塑性変形などに伴うクッションクリップのガタツキを解消する。
【解決手段】ドアを閉じたときの衝撃を緩衝するクッション10と、クッションの底面12bから突出しており、ボデーおよびドアのいずれか一方のパネル部材に開けられた取付け孔に挿入することで、該パネル部材に結合される係止脚30とを備えたクッションクリップであって、係止脚が係止爪34を有し、この係止爪34にはパネル部材の裏面側で取付け孔の内周縁に係止し、それによってパネル部材に係止脚を結合状態に保持する斜面34cが設けられている。この斜面は、係止爪34の弾性力に基づいてパネル部材をクッション10の底面12b側へ引き寄せる方向の分力を生じさせる傾きに設定されている。 (もっと読む)


【課題】一種類のクリップによって装着部材の相手部材に対する保持荷重を選択可能とし、かつ、クリップの挿入荷重は一定に保つことである。
【解決手段】装着部材30の座部32に取り付けたクリップ10を、装着部材の相手部材40に開けられているクリップ孔42に挿入する二部材組付け構造であって、クリップ10は、一対の係止腕20と、両係止腕の内側に配置されて座部32に結合することが可能な把持部16とを有する。両係止腕にそれぞれ設けられている係止面24a,26aは、クリップ孔42の縁部に係止するときの傾斜角度が異なる高保持用および低保持用がある。把持部16はクリップの軸線回りの向きを180°回転させて座部32に結合することにより、クリップの取付け高さを二段階に切り替えることが可能である。この切り替えによって高保持用あるいは低保持用の係止面24a,26aの一方が、クリップ孔の縁部に選択的に係止する。 (もっと読む)


【課題】装着部材をパネル部材から取り外すときに、パネル部材に対するクリップ本体の保持荷重が取付け座の破断荷重を上回ったとしても、取付け座の破断を防止して装着部材はそのまま継続して使用可能とする。
【解決手段】所定の装着部材に固定されている取付け座にクリップ本体の基部を取り付けるとともに、このクリップ本体の脚部を相手側のパネル部材に開けられている取付け孔に挿入して係合させることで、装着部材をパネル部材に装着する形式のクリップであって、クリップ本体10の基部14が、軸方向への引っ張り荷重に対する脆弱部分15bを有し、装着部材に対してクリップ本体をパネル部材の貫通孔から抜き取る方向の荷重が作用したときに、取付け座が破断する荷重よりも低い荷重で脆弱部分15bが破断するように設定されている。 (もっと読む)


1 - 10 / 174