説明

帝人化成株式会社により出願された特許

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【課題】本発明の目的は、有機溶媒を使用せず、且つ、工業的に実用性の高い連続式プロセスによる芳香族ポリカーボネートの加水分解方法およびその装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、A)芳香族ポリカーボネートを反応器に供給する工程、
B)水蒸気を反応器に供給する工程、
C)反応器内で芳香族ポリカーボネートを、0.0001g/cm以上0.315g/cm未満の密度の水により加水分解させる工程、および
D)分解生成物を回収する工程、
を同時に行なうことを特徴とする芳香族ポリカーボネートの連続的分解方法および分解装置である。 (もっと読む)


【課題】高い光線透過率と拡散性を維持したままで、難燃性、外観に優れる難燃光拡散性ポリカーボネート樹脂組成物からなる押し出し成形品を提供する。
【解決手段】(A)分岐率0.70〜1.50mol%の分岐構造を有する芳香族ポリカーボネート樹脂(A成分)100重量部に対して、(B)芳香族基を有するシリコーン化合物(B成分)0.05〜2.0重量部、(C)有機金属塩化合物(C成分)0.005〜1.0重量部、および(D)光拡散剤(D成分)0.005〜3.0重量部を含む難燃光拡散性ポリカーボネート樹脂組成物からなる押し出し成形品。 (もっと読む)


【課題】表面機能層を有する樹脂成形体の射出成形による製造を可能とする成形方法を提供する。
【解決手段】厚みが0.1mm〜2mm、融点が220℃以上であり、かつJISC2318における200℃での収縮率が5%〜40%である表面に機能層を有するフィルム4を、一方の金型1と他方の金型3との間に配置し、該金型を型締めして成形キャビティを形成した後、該キャビティ内に熱可塑性樹脂を射出する工程(工程−1)および成形体よりフィルムを剥がす工程(工程−2)を含む、射出成形による表面に機能層を付与された樹脂成形体の成形方法。 (もっと読む)


【課題】耐加水分解性に優れ、成形品外観や難燃性に影響を与えず、環境負荷の少ない樹脂材料を提供する。
【解決手段】(A)芳香族ポリカーボネート樹脂(A成分)100重量部に対し、(B)ポリ乳酸樹脂および/または乳酸類とその他のヒドロキシカルボン酸との共重合体(B成分)10〜100重量部、並びに(C)フェノキシ樹脂(C成分)0.001〜10重量部を含有する樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン化カーボネート型難燃剤をホスゲンの使用量を最低限に抑えて収率よく経済的に製造する方法を提供する。
【解決手段】ハロゲン置換二価フェノールのアルカリ水溶液とホスゲンを有機溶媒及び触媒の存在下反応させてカーボネート型難燃剤を製造するに当り、該二価フェノールを該二価フェノールに対して1.5〜1.7倍モルのアルカリ化合物の水溶液に溶解し、該二価フェノールに対して1.1〜1.4倍モルのホスゲンを反応させるにあたり、ホスゲン投入量が該二価フェノールに対して1.0倍モルとなる時点から、該二価フェノールに対して0.3〜0.5倍モルのアルカリ化合物の水溶液を投入し始め、残ホスゲンの投入終了と同時に投入が終わるようにし、且つ触媒として該二価フェノールに対して0.02〜0.05倍モルのアミン類触媒を存在させて、反応系のpH9〜12、温度10〜30℃でホスゲン化反応させオリゴマーを得、次いで一価フェノールを投入するにあたり、該一価フェノールを該一価フェノールに対し1.0〜2.0倍モルのアルカリ化合物の水溶液に溶解し、該水溶液をpH9〜12、温度30〜38℃で投入し、さらにアルカリ化合物水溶液を投入し下pH13以上、温度30〜38℃で反応を完結することを特徴とするカーボネート型難燃剤の製造法。 (もっと読む)


【課題】薄肉成形品に要求される耐衝撃性と難燃性と耐熱性、流動性のバランスを高次元で満たした熱可塑性樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】(A)熱可塑性樹脂(A成分)100重量部に対して、(B)難燃剤(B成分)を0.001〜25重量部並びに(C)タルク(C−1成分)およびベーマイト(C−2成分)をそれらの合計で0.5〜15重量部含み、かつC−1成分とC−2成分の重量比(C−1成分/C−2成分)が1/9〜9/1である難燃性樹脂組成物により、薄肉成形品に要求される耐衝撃性と難燃性と耐熱性、流動性のバランスを高次元で満たすことができる。 (もっと読む)


【課題】粘度平均分子量のバラツキが少なく、熱安定性に優れ、色相の良好な成形品が得られる分岐状ポリカーボネート樹脂の製造方法を提供する。
【解決手段】二価フェノール化合物、三価以上のフェノール化合物である分岐剤、一価フェノール類、およびホスゲンを用いて、アルカリ水溶液および有機溶媒の存在下で界面重合反応法により分岐状ポリカーボネート樹脂を製造する方法において、分岐剤中のアルコール含有量が200ppm以下であり、且つ分岐剤の水酸化ナトリウム水溶液(14重量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液に分岐剤を25重量%濃度で溶解した水溶液)のAPHAが250以下である分岐剤を使用することを特徴とする分岐状ポリカーボネート樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】樹脂組成物からなる成形品の透明性、色調、耐侯性、耐湿熱性に優れると共に、成形時の熱安定性および離型性に優れ、かつ金型付着物生成の低減されたポリカーボネート樹脂組成物およびその成形品を提供する。
【解決手段】(A)熱可塑性樹脂(A成分)100重量部に対し、(B)下記一般式(1)で表され、(i)純度が98%以上であり、(ii)下記一般式(2)で表される化合物の含有量が0.15重量%未満であり、(iii)パウダー状での可視光線領域の光線反射率測定において最大ピークが380〜480nmの範囲にあり、かつ最大光線反射率が100%以上であり、(iv)ナトリウム金属の含有量が50ppm未満であり、かつ(v)YI値が10以下であるビスベンゾオキサジノン化合物(B成分)0.01〜5重量部、および(C)多価アルコールと脂肪族カルボン酸とのエステルであり、TGA(熱重量解析)における5%重量減少温度が250〜360℃であり、かつ酸価が4〜20である脂肪酸エステル化合物(C成分)0.01〜1重量部を含有する樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、芳香族ポリカーボネート樹脂とポリ乳酸樹脂の混合物にアクリル成分のみからなり、かつエポキシ基を含む相容化剤を添加することにより、芳香族ポリカーボネート樹脂およびポリ乳酸よりなる樹脂組成物に見られる不均一な真珠光沢やフローマークが解消した表面外観をもち、加えて耐衝撃性が向上した成形品を得る樹脂組成物を提供することにある。
【解決手段】(A)芳香族ポリカーボネート樹脂(A成分)55〜95重量%および(B)ポリ乳酸樹脂(B成分)5〜45重量%からなる樹脂成分100重量部に対し、(C)実質的にアクリル成分のみからなり、かつエポキシ基を含む相容化剤(C成分)を0.1〜30重量部含有する芳香族ポリカーボネート樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】透明性、外観および難燃性に優れた芳香族ポリカーボネート樹脂板に各種機能性フィルムを、リサイクル性を維持し、難燃性を阻害することなく貼り合せた樹脂積層板を提供する。
【解決手段】難燃剤を含有する厚み0.7〜5.0mmの芳香族ポリカーボネート樹脂板(A)の少なくとも一方の表面に、厚み0.02〜0.2mmの芳香族ポリカーボネート樹脂製の機能性フィルム(B)が、粘着層を介して均一に貼り付けられた積層板であって、該粘着層は、粘着層を構成する樹脂が透明で、且つ芳香族ポリカーボネート樹脂との屈折率差が±0.13以内であり、積層板の総厚みに占める粘着層の厚み比が0.1〜4.0%であり、ヘイズが2%以下であることを特徴とする透明難燃積層板。 (もっと読む)


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