説明

帝人化成株式会社により出願された特許

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【課題】空気中で長期高温保持条件下におけるポリカーボネート樹脂のゲル化物生成量を大幅に抑制することが可能な方法を提供する。
【解決手段】ポリカーボネート樹脂組成物からなる粉粒体5,000mgを、アルミ箔上において空気中、温度300℃の条件下で6時間加熱した後、ジクロロメタンに溶解し、孔径10μmのPTFE製メンブランフィルターを通して濾過した際に、フィルター上に捕集されるゲル化物の重量を50mg以下とする方法であって、ポリカーボネート樹脂組成物として、ポリカーボネート樹脂(A成分)100重量部に対し、炭素数16〜22の飽和脂肪酸とペンタエリスリトールとのフルエステル(B成分)0.25〜0.55重量部を含有し、且つ該A成分はFe含有量が200ppb以下およびNa含有量が100ppb以下であるポリカーボネート樹脂組成物を使用することを特徴とするポリカーボネート樹脂のゲル化物の生成を低減する方法。 (もっと読む)


【課題】低複屈折性、高屈折率であり、且つ加工性、強度に優れたポリカーボネート共重合体及び該ポリカーボネート共重合体から形成された光学レンズを提供する。
【解決手段】全ヒドロキシ化合物中の一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物及び特定のジヒドロキシ化合物の合計の割合が100〜70%であり、且つ一般式(1):特定のジヒドロキシ化合物の割合がモル比で50%〜98%:50%〜2%の範囲で構成されたポリカーボネート共重合体であり、且つ、そのポリマー0.7gを100mlの塩化メチレンに溶解し、20℃で測定した比粘度が0.12〜0.35であるポリカーボネート共重合体。


(式中、Xは炭素数2〜8のアルキレン基、炭素数5〜12のシクロアルキレン基または炭素数6〜20のアリーレン基である。nおよびmは1〜10の整数である。) (もっと読む)


【課題】高屈折率であり且つ低複屈折性、加工性、透明性に優れたポリカーボネート共重合体及び該ポリカーボネート共重合体から形成された光学レンズを提供する。
【解決手段】全ヒドロキシ化合物中の一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物及び置換、非置換ジヒドロキシベンゼンもしくは置換、非置換ジヒドロキシナフタレンから選択されるジヒドロキシ化合物よりなり、それらのモノマーの合計の割合が全モノマーの100〜70%であり、且つ一般式(1):一般式(2)もしくは一般式(3)の割合がモル比で50%以上〜98%以下:50%以下〜2%以上の範囲で構成されたポリカーボネート共重合体。
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【課題】外観不良が少なく、リプロ性、耐熱性に優れた芳香族ポリカーボネート樹脂およびその成形品を提供する。
【解決手段】(A)芳香族ポリカーボネート樹脂(A成分)100重量部に対し、(B)ペンタエリスリトールテトラステアレート(B成分)0.25〜0.55重量部、ならびに(C)リン系安定剤(C1成分)0.0005〜1重量部およびヒンダードフェノール系酸化防止剤(C2成分)0.0005〜1重量部を配合してなる樹脂組成物であって、該A成分は、Fe含有量が200ppb以下およびNa含有量が100ppb以下であり、該B成分は、酸価が1.6〜4.0であり、TGA(熱重量解析)における5%重量減少温度が360℃以上であり、且つNaイオン濃度が10ppm以下であることを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】高屈折率であり且つ耐熱性に優れるポリカーボネート共重合体及び該ポリカーボネート共重合体から形成された光学レンズを提供する。
【解決手段】全ヒドロキシ化合物中の一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物及び特定の2種類のジヒドロキシ化合物の合計の割合が100〜70%であり、且つ一般式(1):特定の2種類のジヒドロキシ化合物の割合がモル比で5%以上〜50%未満:95%以下〜50%を超える範囲で構成されたポリカーボネート共重合体。


(式中、Xは炭素数2〜8のアルキレン基、炭素数5〜12のシクロアルキレン基または炭素数6〜20のアリーレン基である。nおよびmは1〜10の整数である。) (もっと読む)


【課題】不純物が非常に少なく色相が良好な塩化カルボニルの製造方法、および触媒の劣化が抑制され長期連続運転が可能な塩化カルボニルの製造方法を提供する。
【解決手段】塩素と一酸化炭素とを、比表面積150〜350m/gの第1固体触媒に接触させて、反応率にして30モル%以上反応させた後、比表面積900〜1500m/gの第2固体触媒に接触させて塩化カルボニル化反応することを特徴とする塩化カルボニルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】光弾性が低く、溶融加工性に優れたポリカーボネート共重合体樹脂からなる逆波長分散性を有する位相差フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】下記式


および下記式


を含むポリカーボネート共重合体フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】環境負荷の少ないポリ乳酸樹脂に対し、特定構造の可塑剤を添加することにより、成形性と成形品外観に優れた樹脂材料を提供する。
【解決手段】(A)(A−1)主としてL−乳酸単位からなるポリ−L乳酸(A−1成分)および(A−2)主としてD−乳酸単位からなるポリ−D乳酸(A−2成分)を含有し、A−1成分とA−2成分との重量比が10:90〜90:10の範囲にあるポリ乳酸(A成分)100重量部に対し、下記一般式(1)で表される(B)可塑剤(B成分)を0.5〜10重量部含有する組成物。
【化1】


(式中、Rは炭素数8〜22の直鎖もしくは分岐のアルキル基を表し、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは5〜20の範囲であり、AOはエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールから選ばれる少なくとも一種を表し、単独でも共重合であっても良い。) (もっと読む)


【課題】耐衝撃性、耐熱性、外観の優れたポリカーボネート−ポリジオルガノシロキサン共重合樹脂、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】特定構造のポリカーボネート−ポリジオルガノシロキサン共重合樹脂であり、n−ヘキサン抽出成分量、及びヒドロキシアリール末端ポリジオルガノシロキサンのカーボネート化ヒドロキシアリール残基量と未反応ヒドロキシアリール残基量の比率が特定範囲であるポリカーボネート−ポリジオルガノシロキサン共重合樹脂。 (もっと読む)


【課題】樹脂の特性を損なうことなく、特定の熱伝導率を有し成形サイクル性を向上させた熱可塑性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(A)熱可塑性樹脂(A成分)、(B)熱膨張処理を施した黒鉛(B成分)および、必要に応じて(C)強化充填材(C成分)からなり、かつ熱伝導率が0.3〜0.8W/m・Kの範囲にあることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 (もっと読む)


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