説明

東亜建設工業株式会社により出願された特許

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【課題】軟弱な砂質地盤であっても、地盤改良薬液を設定した範囲に安定して注入できる地盤改良薬液の注入方法を提供する。
【解決手段】地盤に存在する地下水よりも大きな比重を有する水ガラス系の緩結性充填材Dが注入された挿入孔Sに挿入している外管3の表面に設けた外管パッカー11を膨張させた後、この外管パッカー11の間に位置する注入口3aから、外管3に挿入した内管を通じて供給した瞬結性固化液Cを地盤に注入してパッカーPを形成し、次いで、この内管を外管3から引き抜いた後、別の内管5Bを外管3に挿入し、内管5Bを通じて、膨張させている2つのパッカー6bの間にある第3吐出口5cから地盤改良薬液Gを供給して、パッカーPとは別の位置にある多孔被覆材10により覆われた注入口3aを通じて地盤に注入する。 (もっと読む)


【課題】計測誤差を小さくして削孔位置を高い精度で計測できる削孔位置計測方法およびシステムを提供する。
【解決手段】削孔管9の地上に突出した端部に延長管10を連結し、削孔管9および延長管10の内部でジャイロスコープ3を移動させつつ取得したジャイロスコープ3の検知データおよびエンコーダ4により検知したジャイロスコープ3の移動長さのデータに基づいて、制御装置5によってジャイロスコープ3の移動軌跡を算出するとともに、延長管10において離間する2つの基準位置Pa、Pbでのジャイロスコープ3の3次元座標を基準位置座標検知手段11により検知し、ジャイロスコープ3の移動軌跡のデータと基準位置座標検知手段11により検知した2つの3次元座標のデータに基づいて制御装置5により削孔位置を算出してモニター6に表示する。 (もっと読む)


【課題】浮上用鋼管を上昇させるために供給する圧縮空気の量が少なくてすむ可動式防波堤を提供する。
【解決手段】浮上用鋼管6は、本発明の特徴であって、内部に気体が充填された浮力タンク6dと、浮力タンク6dの上方に設けられた空気室6eと、浮力タンク6d内を貫通し、蓄圧タンク13から供給される圧縮空気を空気室6eに送給する貫通管19と、空気室6eの上側で、かつ、浮上用鋼管6内の上端部に設けられ、上面が開放された開放室6fとを備えている。 (もっと読む)


【課題】地中に埋設されている鋼管類を切断する際に、交通障害を最小限に抑えるとともに、効率的に作業ができる鋼管類の切断方法および切断装置を提供する。
【解決手段】ライニング鋼管23に、複数の回転刃3を備えた切断装置1を挿入させ、その回転刃3によって、管内側から鋼管24の周壁を周方向全周にわたって切断する切断作業を、順次、管長手方向に所定長さをあけた位置で行ない、この切断作業の際に、切断装置1に設置した回転刃切換え機構4により、使用する回転刃3の切換えを行なう。 (もっと読む)


【課題】水底の所定範囲に捨石を精度よく投入するために必要な機器をガット船に迅速に取付け可能にして、ガット船の実働率を向上させる捨石投入管理システムを提供する。
【解決手段】表面に磁石を設けた複数の剛体プレートを折りたたみ可能に連結したベース部を有するアンテナ取付部材3に、GPSアンテナ2を固定し、この磁石の磁力によってアンテナ取付部材3をクレーンのブーム頂部に固定し、データ処理機11を固定した処理機取付部材12を締付けベルトによってブームの頂部近傍に固定し、アンテナ2から逐次送信される位置データは、通信ケーブル11cを通じてデータ処理機11に送信され、無線通信によってデータ処理機11から制御装置15に送信され、この位置データに基づいて演算されたグラブバケット20の平面位置情報がモニタ17に表示される。 (もっと読む)


【課題】水上交通に対する障害を最小限にするとともに、効率的に作業を行なうことができる水底に埋設された鋼管類の撤去方法および切断装置を提供する。
【解決手段】切断モジュール2と移動モジュール11とを連結した切断装置1をコンクリートライニング鋼管20に内挿させ、切断モジュール2の回転刃3によって管内側からコンクリートライニング22を残して鋼管21の周壁を周方向全周にわたって切断する切断作業を、移動モジュール11によって切断モジュール2を順次、管長手方向に所定長さをあけた位置に移動させて順次行ない、この切断作業により所定長さに分断された鋼管21の部分に相当するコンクリートライニング鋼管20の部分を吊上げることにより、吊り上げる部分の切断作業を行なった位置周辺のコンクリートライニング22を破壊して、そのまま水上に引き揚げて撤去する。 (もっと読む)


【課題】地盤上に形成される凹形状の貯留水域内の水を、外部に向かって排水する排水装置を備えた貯留水場において、貯留水域内の水が排水装置のいずれかの部位を通し地盤内に染み込む、ということをより確実に防止する。
【解決手段】貯留水場1は、貯留水域4の内面に敷設される内、外遮水シート9,10に形成された各開口12,13を通し、貯留水域4内の水2を排水する排水装置15を備える。排水装置15が、各開口12,13と互いに対応する貯留水域4の一部内面に沿って延び、各開口12,13の開口縁部と互いに接合される内、外遮水シート片19,20と、これら内、外遮水シート片19,20にそれぞれ形成された貫通孔21,22に挿通され、その外周面がこれら各貫通孔21,22の孔縁部に接合W1される排水パイプ23と、内、外遮水シート片19,20および排水パイプ23で囲まれた空間28に充填される遮水材29とを備える。 (もっと読む)


【課題】水中の測定点の位置を、水の温度や比重の影響を受けることなく、簡便に高精度で測定可能な水中位置測定システムおよび方法を提供する。
【解決手段】上端部にGPSアンテナ13を設置した筒状の水中スタッフ2を、その下端を測定対象となる水中の測定点Pに位置決めして立った状態で保持し、この状態でGPSアンテナ13から逐次送信される位置データをデータ受信機14により受信して制御装置15に入力するとともに、水中スタッフ2の内部で筒軸方向に緊張して設置したワイヤ18の傾斜角度を傾斜計17により逐次検知し、この検知した傾斜角度を制御装置15に入力し、傾斜角度が予め設定した許容傾斜角度a1以下の場合の位置データのみを選択し、選択した複数の位置データを平均することにより測定点Pの位置データを算出して測定点位置データとしてモニター16に表示する。 (もっと読む)


【課題】可動式防波堤の可動部分の内部に搭載された機器に、水中での電力供給を可能にすること。
【解決手段】可動式防波堤10は、外筒管11と、この外筒管11の内部に移動可能に配置されて、内部に供給される気体により浮力を発生して浮上可能な浮上管12とを有する。浮上管12の機械室CRには、制御機器21及び蓄電池22が配置される。浮上管12の蓋17には、電力受信部30Bが設けられ、これと対向する外筒管11の部分に電力送信部30Aが設けられる。電力送信部30Aは、電気エネルギを磁気エネルギに変換する。また、電力受信部30Bは、電力送信部30Aから出力される磁気エネルギを電気エネルギに変換するとともに、変換後の電気エネルギを蓄電池22や制御装置21へ供給する。 (もっと読む)


【課題】壷掘りの浚渫を行なう際に、吸引する流体に含まれる土砂による輸送管の閉塞を防止しつつ、含泥率の高い浚渫を可能にする浚渫システムおよび浚渫方法を提供する。
【解決手段】吸引手段を備えた輸送管6を接続した吸引ヘッド2をワイヤ9を介して浮体8から吊下げて、吸引ヘッド2によって吸引した土砂Gを含む流体の流速Vを流速測定手段14により測定するとともに、吸引ヘッド2の接地圧を張力計11によるワイヤ9の張力データに基づいて測定し、水底の土砂Gについて予め把握した吸引ヘッド2の接地圧と浚渫土砂量との関係データおよび限界流速データが入力された制御装置13がこの流速測定手段14および張力計11による測定データに基づいてウインチ10の駆動を制御して吸引ヘッド2の上下位置を調整することにより、輸送管6内の流速を限界流速以上にするとともに浚渫土砂量を調整して浚渫を行なう。 (もっと読む)


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