説明

東海光学株式会社により出願された特許

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【課題】含フッ素シラン化合物系の膜の光学製品に対する形成にあって、ムラ発生が低減され、総じて美観に優れた光学製品とすることが可能となる防汚処理方法ないし装置を提供する。
【解決手段】光学製品の防汚処理方法において、光学製品の基材を、パーフルオロポリエーテル基を有するシラン化合物が含まれる防汚加工液に浸漬する防汚加工工程と、当該防汚加工工程を経た前記基材を、防汚膜と親和性の高い溶剤に浸漬する溶剤浸漬工程と、当該溶剤浸漬工程を経た前記基材上の前記防汚加工液を、室温より高温度で周辺湿度より高湿度である湿熱環境で硬化させ、前記防汚膜を形成する湿熱処理工程と、を備えさせる。 (もっと読む)


【課題】消失し難い隠しマークをシンプルに形成可能であるマーキング方法等を提供する。
【解決手段】プラスチックの表面に対し、レーザー光を、マークの形状に対応するように照射して、当該表面のうち当該レーザー光を照射した部分を隆起させることで、当該マークを形成するマーキング方法であって、前記マークの形状に対応する前記レーザー光の照射を複数回行い、少なくとも一部の当該照射を、他の当該照射に対して一部重なるように行う。このようなレーザー光の照射により、マークの幅方向の断面形状が台形状となる。 (もっと読む)


【課題】染色されたレンズ基材に反射防止膜を付与しながら、レンズを通して見る物体の色が極めて自然である着色レンズを提供する。
【解決手段】レンズ基材の表面に反射防止膜が形成されている着色レンズであって、当該レンズ基材は、イエロー系分散染料7〜11重量%、レッド系分散染料5〜10重量%、及びブルー系分散染料80〜88重量%で調整された染料によって染色されており、当該反射防止膜は、垂直方向の反射光がオレンジ色を呈するものとされている。 (もっと読む)


【課題】「ユーザーにとってもっともはっきり見えると考えられる度数のレンズ」ではない度数のレンズの設計を採用する際に、それに伴って収差が増大することがあるため、その収差を軽減してより快適な装用感を得られるレンズを提供することのできる視力矯正用レンズの設計方法を提供すること。
【解決手段】ユーザー固有の矯正度数データとは異なる注文度数データで当該ユーザーの累進屈折力レンズを設計することに伴い発生する収差を減少させるために、近用度数をチェックするための領域についてその矯正度数データに基づいて修正し、遠用度数をチェックするための領域については注文度数データの設計を維持するようにレンズを設計するようにした。 (もっと読む)


【課題】耐候性がよい高屈折率ハードコート層を形成するためのハードコート組成物及びそのようなハードコート層を備えたプラスチック光学製品を提供すること。
【解決手段】プラスチック製光学基材表面にハードコート層を形成するためのハードコート組成物であって、テトラエトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン等の有機シラン化合物、酸化チタンを主体として更に酸化ジルコニウム及び酸化シリコン等からなる複合微粒子、ジシアンジアミド、イタコン酸並びにCo(II)のアセチルアセトネート化合物を主成分とするハードコート液をプラスチック製眼鏡レンズの表面に塗布し、硬化させてハードコート層を形成させる。このような成分のハードコート層とすることによってハードコート層の耐候性を良好に維持することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 食品や環境試料中のマイコトキシン(カビ毒)類の定量を行う化学分析法において、高度な分析機器を用いることなく、被検試料中に微量に存在するマイコトキシンを高感度で、迅速かつ簡便に測定しうる選択性に優れたスクリーニング分析法を提供する。
【解決手段】 マイコトキシンに対して選択的な親和性を示す吸着剤が充てんされた小容量のカラムに、被検溶液を通過させ、当該吸着剤表面にマイコトキシンを吸着・濃縮・固定し、不要な夾雑成分を洗浄後、マイコトキシンを吸着剤表面に吸着・固定した状態のまま、マイコトキシンに対応する波長を持つ励起光を照射し、マイコトキシンが発する蛍光を検出することにより食品や環境試料などに存在するマイコトキシンを簡便に定量する。 (もっと読む)


【課題】レンズ染色用転写基体から昇華性染料をレンズに転写させて染色する際にムラなく安定したグラデーションでの染色を可能とする眼鏡用プラスチックレンズの染色方法を提供すること。
【解決手段】トレイ上に本体7に支持される支持リング8から構成されるレンズ支持台5をセットし、レンズ2を支持リング8上に支持させる。これらをシートホルダーガイド9によって包囲する。シートホルダーガイド9には上縁側に切り欠き状の開口部10が形成されている。そして、このシートホルダーガイド9の上縁に対して昇華性染料を吸着させたグラディエントカラー用の染色用転写シートをレンズ2に対面させるようにセットするる。そして、トレイを加熱炉内に収容し加熱してレンズを染色するようにする。 (もっと読む)


【課題】曇化させたレンズで片方の目を覆う際にその曇化させた側のレンズを通して目視することによる違和感及び疲労を軽減することのできる複視又は弱視患者のための医療用眼鏡を提供すること。
【解決手段】医療用眼鏡11の左右一対のレンズ13,14のうち、第1のレンズ13に対して曇化処理を施す際に、第1のレンズ13の中央寄り部分の曇化率をその周囲部分よりも高い領域Aを設けることで、瞳孔位置を基準とした当該一方のレンズの中央寄り部分とその周囲部分との間における視感透過度の均質化を図るようにした。 (もっと読む)


【課題】コーティングされた光学製品であっても、実際の使用に即した状態で、耐擦傷性能を含む耐久性について適切且つ簡易に評価をすることが可能となる試験方法ないし試験装置を提供する。
【解決手段】光学製品の耐久性試験方法において、光学製品に擦傷部を所定の荷重がかかる状態で押し付け、光学製品と擦傷部を相対運動させる耐擦傷性試験工程と、当該耐擦傷性試験工程後の前記光学製品を、所定時間人工汗に浸漬させる人工汗試験工程を備えさせる。又、光学製品の耐久性試験装置において、光学製品に擦傷部を所定の荷重がかかる状態で押し付け、光学製品と擦傷部を相対運動させるアームを有する耐擦傷性試験機と、
当該耐擦傷性試験機により前記擦傷部を擦り付けられた前記光学製品を、所定時間人工汗に浸漬させる人工汗槽を備えさせる。 (もっと読む)


【課題】前駆体レンズの縁が欠落せずなおかつ縁厚を十分維持しながらも玉型レンズに加工した際の厚みを薄いものにできる玉型レンズ用前駆体レンズの製造方法を提供すること。
【解決手段】玉型レンズに加工される円形の外形形状を有する前駆体レンズの製造方法であって、加工データ入力工程において玉型レンズのフレーム形状データ及び縁厚データを含む加工データを入力し、その加工データに基づいて材料ブロックを加工して前駆体レンズを作製する。その際に作製される前駆体レンズの縁厚が玉型レンズの加工データに基づくと所定厚みよりも小さくなってしまう場合には同玉型レンズ部分については加工データを反映させて加工するとともに同玉型レンズ部分の周囲部分においてはサグ量を変化させ前駆体レンズの縁厚を確保するようにする。 (もっと読む)


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