説明

東海光学株式会社により出願された特許

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【課題】非点収差と像面湾曲のバランスを取りつつレンズ下方部で近方物点を見る際のマイナスの負荷を軽減した非球面眼鏡レンズを提供すること。
【解決手段】レンズ裏面が上下領域で異なるカーブ特性の非球面から構成される非回転対称非球面の非球面マイナス眼鏡レンズのレンズ上部側にはレンズのほぼ中心部を基点B1とし垂直に延びる第1の軸を想定し、下部側にはレンズのほぼ中心部を基点B2とし内側にインセットした第2の軸を想定する。第1の軸上の所定の位置P1のカーブ値をC(up)、第1の軸上の基点B1のカーブ値をC(up〜ct)、第2の軸上の基点B2のカーブ値をC(dw〜ct)、位置P1に対して基点B1,B2の中点を挟んだ第2の軸上の等距離位置P2のカーブ値をC(dw)とし、上部側のカーブと下部側のカーブの関係を下記式のように設定する。
C(up)−C(up〜ct) > C(dw)−C(dw〜ct) (もっと読む)


【課題】成形されたプラスチックレンズをモールドから離型させる際にひび割れが生じにくいプラスチックレンズの製造方法及び同離型方法を提供すること。
【解決手段】凸型モールド2と凹型モールド3と粘着テープ4とからなるレンズ成形ユニット1のキャビティ内に液状のモノマーを充填する。モノマーが硬化してメニスカス形状のプラスチックレンズ10が成形された段階でこのプラスチックレンズ10を取り出すためにバイス15によって離型を行う。そのためバイス15固定面23と可動面24に両モールドの180度対向する外周端面をそれぞれ配向させる。この時。可動面24に形成された突起体25を粘着テープ5の上からレンズ外周端面に当接させるようにする。 (もっと読む)


【課題】プラスチックレンズを凹面側を下側に向けてトレイ上に載置した場合に、トレイとの吸着が生じないようにしたプラスチックレンズの製造方法及びアニール方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも眼球側の面が球面あるいは非球面形状の凹面に形成された眼鏡用プラスチックレンズを成形後にアニールするアニール工程を含む場合に、同レンズを載置面が平面かつ平滑に構成されたトレイ上に不均一な微細凹凸部を有する紙片を敷き、同凹面側を下側に向けて同紙片上に載置した状態で加熱雰囲気中においてアニール処理を行うようにした。これによってトレイとの吸着が生じないためレンズのアニール処理段階における変形が防止される。 (もっと読む)


【課題】前駆体レンズの縁が欠落せずなおかつ縁厚を十分維持しながらも玉型レンズに加工した際の厚みを薄いものにできる前駆体レンズの製造方法を提供すること。
【解決手段】玉型レンズに加工される円形の外形形状を有する前駆体レンズの製造方法であって、加工データ入力工程において予想される玉型形状よりも大きな仮想玉型形状を想定し、その仮想玉型のフレーム形状データ及び縁厚データを含む加工データを入力し、その加工データに基づいて材料ブロックを加工して前駆体レンズを作製する。その際に作製される前駆体レンズの縁厚が仮想玉型の加工データに基づくと所定厚みよりも小さくなってしまう場合には同仮想玉型部分については加工データを反映させて加工するとともに仮想玉型部分の周囲部分においてはサグ量を変化させ前駆体レンズの縁厚を確保するようにする。 (もっと読む)


【課題】前駆体レンズの縁が欠落せずなおかつ縁厚を十分維持しながらも玉型レンズに加工した際の厚みを薄いものにできる玉型レンズ用前駆体レンズの製造方法を提供すること。
【解決手段】玉型レンズに加工される円形の外形形状を有する前駆体レンズの製造方法であって、加工データ入力工程において玉型レンズのフレーム形状データ及び縁厚データを含む加工データを入力し、その加工データに基づいて材料ブロックを加工して前駆体レンズを作製する。その際に作製される前駆体レンズの縁厚が玉型レンズの加工データに基づくと所定厚みよりも小さくなってしまう場合には同玉型レンズ部分については加工データを反映させて加工するとともに同玉型レンズ部分の周囲部分においてはサグ量を変化させ前駆体レンズの縁厚を確保するようにする。 (もっと読む)


【課題】異なる波長透過領域を有する複数の誘電体薄膜層を重ね合わせた際に自然光による目視をしてもパターンが交錯しないような光学構造体を提供すること。
【解決手段】青色光を選択的に透過させるとともに、第1のパターンを部分的に中抜きした第1の誘電体薄膜層23を透明基板21の裏面に成膜し、赤色光を選択的に透過させるとともに、第2のパターンを部分的に中抜きした第2の誘電体薄膜層24を透明基板21の表面に成膜し、両第1及び第2のパターンが交錯するように両誘電体薄膜層23,24を積層状に配置する。第1のパターンと外郭が一致する第3のパターンを第3の誘電体薄膜層25として透明基板22の上に成膜するとともに、第3の誘電体薄膜層25を第1の誘電体薄膜層23と照合させて配置し、第3の誘電体薄膜層25の透過率を第1及び第2の誘電体薄膜層23,24の青色及び赤色に対する透過率よりも低く設定した。 (もっと読む)


【課題】赤外域の透過性を保持しつつ、任意の外観色を得ることができ、意匠設計上の自由度を拡大できる赤外線受発光部、赤外線受発光部の製造方法、及び赤外線受発光部を備えた電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器の赤外光通信/制御ポートとして用いられるとともに前記電子機器を装飾する装飾用の赤外線受発光部は、赤外光(赤外信号光)を透過させる基材23と、基材23の外面に形成され、赤外信号光を透過させるとともに可視光を反射及び透過させる誘電体多層膜24とを備える。誘電体多層膜24は、可視光の波長域について反射率が透過率を上回る波長域と反射率が透過率を下回る波長域とからなるように設定されており、誘電体多層膜24によって反射された可視光の反射の光のみで外観を彩色する。 (もっと読む)


【課題】蛍光を利用した表示装置において光源を露出させずに発光時に表示部のみを目視させることができる表示装置を提供すること。
【解決手段】携帯電話等のサブ表示画面を蛍光材料と衝突することで蛍光を励起する紫外光を発生させるマトリックスLED25と、マトリックスLED25の前面に配置された誘電体反射薄膜層からなる第1の反射薄膜層23と、第1の反射薄膜層23の前面にマトリックスLED25から所定間隔離間して配置される蛍光材料を含有する透明な表示画面プレート22とから構成する。第1の反射薄膜層23は励起光を透過させるため表示画面プレート22内に蛍光が発生するとともに、可視光は第1の反射薄膜層23に反射されるので外部からマトリックスLED25が目視されることはない。 (もっと読む)


【課題】プラスチックレンズ用の液状成形材料をモールド内に注入する際に内部に極力泡を残さずに充填させることができるプラスチックレンズの成形方法を提供すること。
【解決手段】第1及び第2のレンズ型枠12をテープ14によって所定間隔で保持させてまずモールド11を構築する。そして、セットされたモールド11に対してカッター装置26でまずモールド11の上方正中位置Pから図上右方にずれた位置に注入口45を形成する。次いで、注入口45に注入ノズル27を挿入して原料モノマーの注入を開始する。ある程度注入が進んだところでモールド11を回転させて、注入口45を上方正中位置Pに移動させる。これに伴って注入ノズル27も移動させ、続いて注入作業を再開し内部空間18に原料モノマーを完全に充填する。この充填作業が完了すると、定法に従って原料モノマーを加熱硬化させる。 (もっと読む)


【課題】耐候性がよい高屈折率ハードコート層を形成するためのハードコート組成物及びそのようなハードコート層を備えたプラスチック光学製品を提供すること。
【解決手段】プラスチック製光学基材表面にハードコート層を形成するためのハードコート組成物であって、テトラエトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン等の有機シラン化合物、酸化チタンを主体として更に酸化ジルコニウム及び酸化シリコン等からなる複合微粒子、ジシアンジアミド、イタコン酸並びにCo(II)のアセチルアセトネート化合物を主成分とするハードコート液をプラスチック製眼鏡レンズの表面に塗布し、硬化させてハードコート層を形成させる。このような成分のハードコート層とすることによってハードコート層の耐候性を良好に維持することが可能となる。 (もっと読む)


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