説明

三井化学東セロ株式会社により出願された特許

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本発明は、プロピレン系重合体(A)5〜65重量%、密度が895kg/m未満のエチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B)1〜35重量%及び密度が895kg/m以上のエチレン系重合体(C)10〜85重量%(全体で100重量%)とのエチレン系重合体組成物(D)からなる易開封性樹脂組成物及びそのフィルムに関するものである。このような易開封性樹脂組成物は、とくにプロピレン系重合体容器の蓋材として有用であり、優れた密封性と易開封性を示すとともに耐熱性、耐油性にも優れている。 (もっと読む)


【課題】フィルム成形性に優れたポリプロピレン樹脂からなる、縦引裂性に優れた未延伸の易引裂性キャストフィルムを提供することを目的としている。
【解決手段】特定のポリプロピレン樹脂(A)と核剤(B)とからなる層を主たる層とする易引裂性キャストフィルムであり、該核剤(B)が、メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190℃,2.16kg荷重)が0.5〜10g/10分で、密度(ASTM D 1505)が0.941〜0.970g/cm3の範囲内にあるポリ
エチレンからなり、該核剤(B)を、キャストフィルムを形成するポリプロピレン樹脂の結晶化温度(JIS K 7121)が115〜130℃の範囲になるように、ポリプロピレン樹脂(A)に配合することを特徴とする易引裂性キャストフィルムを提供するものである。 (もっと読む)


【課題】易カット性、透明性、耐衝撃性、ヒートシール性に優れた包装用フィルムに好適な易カット性積層フィルムを開発することを目的とする。
【解決手段】密度が0.910〜0.940g/cmのエチレン・1−ブテンランダム共重合体(A)から得られるフィルム基材の片面に、密度が0.916〜0.935g/cmのエチレンと炭素数5以上のα―オレフィンとのエチレン・α―オレフィンランダム共重合体(B)95〜75重量%と高圧法低密度ポリエチレン(C)5〜25重量%とからなるエチレン系重合体組成物(C)から得られる熱融着層を有してなることを特徴とする易カット性積層フィルムである。 (もっと読む)


【課題】 易開封性を有し且つ再封止し得る包装材料として好適な適度の粘着性を有する
粘着剤組成物と、該粘着剤組成物を中間層とした積層フィルム及び積層フィルムからなる
易開封性と繰返し再封止し得る包装材料を提供する。
【解決手段】 オレフィン系ブロック共重合体エラストマー(A)、酢酸ビニル含有量が
25〜80重量%のエチレン・酢酸ビニル共重合体(B)および粘着付与剤(C)を含ん
でなる粘着剤組成物を基本構成とし、該組成物からなる中間層を介して熱可塑性樹脂(D
)からなるラミネート層及び熱可塑性樹脂(E)からなるヒートシール層が積層されてな
る積層フィルム、ならびに該積層フィルムからなる容器蓋材。 (もっと読む)


【課題】二軸延伸ポリ乳酸フィルム本来の特徴である透明性及びグロス等の光学特性を損なわずに、低温ヒートシール性、生分解性を有するポリ乳酸二軸延伸積層フィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】ポリ乳酸(A)からなる二軸延伸フィルム基材層(I)の少なくとも片面に、融点(Tm)が80〜120℃、結晶化温度(Tc)が35〜75℃及び(Tm)−(Tc)が35〜55℃の範囲にある、脂肪族または脂環式ジカルボン酸成分(b1)、脂肪族または脂環式ジヒドロキシ化合物成分(b2)及び2官能脂肪族ヒドロキシカルボン酸成分(b3)からなる脂肪族ポリエステル共重合体(B)及びD−乳酸を7〜30重量%含むポリ乳酸共重合体(Cとの脂肪族ポリエステル組成物(D)からなる被覆層(II)が積層されてなることを特徴とするポリ乳酸二軸延伸積層フィルム及びその用途である。 (もっと読む)


【解決手段】
本発明の樹脂フィルムの製造方法は、ダイから押出された溶融樹脂が密着する冷却ロールの接触点(a)と該冷却ロールの回転軸中心点(P)とを結ぶ直線(G)の延長線上に、溶融樹脂を冷却ロール表面に密着させる密着力形成手段の先端部を、密着力が該先端部から直線(G)に沿って冷却ロールの回転軸中心点(P)に向かい且つ該直線(G)に沿って前後に移動可能なように保持すると共に、該密着力形成手段の先端部を該冷却ロールの回転軸中心点(P)を中心点とする仮想円弧上を冷却ロールの外周面に沿って移動可能に保持する保持部材および該保持部材が移動する円弧方向位置調整部材を有するエッジピンニング装置を用いて、該溶融樹脂の幅方向の両端部の少なくとも一部を、該エッジピンニング装置の作用先端部から冷却ロールの回転軸中心点(P)に向かう密着力により、冷却ロール表面に密着させながら冷却する方法であり、更に本発明は、新規なエッジピンニング装置を提供する。
【効果】
本発明によれば、エッジピンニング装置の位置決めを容易に行うことができる。 (もっと読む)


【解決手段】
本発明の積層体は、基材層の片面に、一般式(1)で表される化合物(I)、分子内に少なくとも1個の水酸基および2個以上の(メタ)アクロイルオキシ基を有する化合物(II)、紫外線吸収剤及びヒンダードアミン光安定剤を含む組成物を重合して得られる重合体からなる重合体層が形成されてなる。
【化1】


式中、Gは水素原子またはメチル基、JおよびQは、それぞれ独立に、水素原子、メチル基、-CH2OH、-CH2CH2OHおよび-CH2CH(OH)CH2OHのいずれかである。ただし、JとQとは同時に、水素原子と水素原子、水素原子とメチル基及びメチル基とメチル基である化合物を除く。
【効果】
本発明によれば、付着した汚染物質を自己浄化可能であり、長期にわたってこの自己洗浄性が低下しない防汚材料を形成可能な積層体が得られる。 (もっと読む)


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