説明

三井化学東セロ株式会社により出願された特許

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【課題】残存している残触媒を触媒失活剤添加または溶剤洗浄により除去したポリL乳酸及びポリD乳酸を混練することより、特定の熱特性、ガスバリア性を有するポリ乳酸系組成物を提供し、さらに、表面平滑性、透明性、耐熱性、靭性に優れたポリ乳酸系延伸フィルム及びその他成形品を成すPLLAとPDLAとのポリ乳酸系組成物を提供すること。
【解決手段】本発明によるポリ乳酸系組成物は、ポリL乳酸およびポリD乳酸を混練することにより得られるポリ乳酸系組成物であって、ポリL乳酸およびポリD乳酸の少なくとも1つに残触媒が残存する場合において、残存する残触媒が少なくとも混練後に失活状態となるように触媒失活処理が行われ、かつ、DSC測定において250℃で10分経過した後の降温(cooling)時(10℃/分)のピークの少なくとも1つが40mJ/mg以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生分解性があり、かつ透明性に優れ、成形効率よく成形体を製造することのできるポリ乳酸組成物を提供する。当該ポリ乳酸組成物から透明性、耐熱性に優れた成形体を効率よく製造することができるポリ乳酸系成形体の製造方法を提供する。また、結晶化していると同時に透明であり、熱処理をしても透明性が維持され、ヘイズ値が増加しないポリ乳酸系成形体を提供する。
【解決手段】DSC測定における150〜200℃の範囲にある吸熱ピークの最大吸熱ピーク(ピーク1)と205〜240℃の範囲にある吸熱ピークの最大吸熱ピーク(ピーク2)とのピーク比(ピーク1/ピーク2)が0.2以下であるポリ−L−乳酸とポリ−D−乳酸を含み、かつステレオコンプレックス晶とは異なる結晶核剤を含むことを特徴とするポリ乳酸組成物。このポリ乳酸組成物を、当該ポリ乳酸組成物の融点より20℃高い温度以下の温度に維持してインジェクション成形することを特徴とするポリ乳酸系成形体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ブロッキング防止性を有し、透明性及び繰り出し性に優れた熱可塑性樹脂フィルム及びその製造方法を提供する。
【解決手段】表面温度(Ts)が鏡面ロールの表面温度(Tr)以下にある熱可塑性樹脂フィルムを、十点平均粗さ(Rz)が500nm以下、および、表面温度(Tr)がTm−20℃≦Tr≦Tm(Tmは前記熱可塑性樹脂のうち主たる熱可塑性樹脂の融点とする。)の範囲にある鏡面ロ−ルとゴムロ−ルとで、狭圧することを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造方法及び当該製造方法によって得られるフィルム。 (もっと読む)


【課題】 青果物等の生鮮食品、生花等の鮮度保持に有用であり、透明性に優れたプラスチック製の包装材を提供する。
【解決手段】 平均粒径が0.05から10ミクロン(μm)であり、粒径が10ミクロン(μm)を越える粒子の重量が10重量%未満であるブラックシリカの粉末を0.01から0.5重量%の割合で含み、その厚さが10から100ミクロン(μm)であるプラスチックフィルム製鮮度保持包装材である。また、少なくとも1層以上のブラックシリカの粉末を含む層と、少なくとも1層以上のブラックシリカを含まない層との積層フィルムであることを特徴とするプラスチックフィルム製鮮度保持包装材である。 (もっと読む)


【課題】適度な粘着強度、剥離安定性、経時変化がなく好適な粘着性、使用後の被着体表面に糊残りの発生のない粘着フィルムを提供する。
【解決手段】分子量分布(Mw/Mn)が3以下であり、かつ極限粘度(η)が1.3〜6.0dl/gの範囲にある非晶性オレフィン共重合体(a);20〜80質量部、融点(Tm)が110〜156℃の範囲にあるプロピレン系重合体からなる結晶性オレフィン系重合体(b);3〜30質量部およびスチレン系ブロック共重合体の水添物または結晶性オレフィンブロックを有するブロック共重合体である熱可塑性エラストマー(c);10〜50質量部〔(a)(b)および(c)の合計で100質量部とする〕からなり、10Hzでの損失正接(tanδ)の最大値が温度−20℃〜5℃の範囲にあり、且つ当該tanδが0.2以上1.0未満である組成物からなる粘着層が基材層に積層されてなることを特徴とする粘着フィルム。 (もっと読む)


【課題】植物由来原料であるポリ乳酸が配合されたポリプロピレン系重合体からなる積層フィルムを提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系重合体(A)50〜90重量%、ポリ乳酸(B)10〜50重量%((A)及び(B)の合計で100重量%とする。)からなる中間層(I)と、その両面のポリプロピレン系重合体(A)からなる外層(II)からなる積層フィルム。ポリプロピレン系重合体(A)が、プロピレンと共にエチレン、炭素数4から8のα−オレフィンから選ばれる1種以上のコモノマーとのランダム共重合体であって、その融点が150℃以下であるポリプロピレン系ランダム共重合体(A1)であることを特徴とする積層フィルム。 (もっと読む)


【課題】高分子耐電防止剤を必ずしも最外層となる部分に配合しなくても帯電防止性に優れる二軸延伸積層ポリプロピレンフィルムを提供する。
【解決手段】二軸延伸ポリプロピレンフィルムからなる基材層の片面に、体積固有抵抗値が1×105〜1×1011Ω・cmの範囲にあるポリオレフィン(a)のブロックと親水性ポリマー(b)のブロックとが、繰り返し交互に結合した構造を有するブロックポリマー(A)5〜28質量%とプロピレン系重合体(B)95〜72質量%を含む帯電防止樹脂組成物からなる帯電防止層、及び当該帯電防止層上に、ヒートシール層を有してなることを特徴とする二軸延伸積層ポリプロピレンフィルム。 (もっと読む)


【課題】透明性を有し、酸素、炭酸ガス等のガスバリア性、特に高湿度下でのガスバリア性に優れた延伸フィルムを得ることを目的とする。
【解決手段】本発明は、基材層(X)の少なくとも片面に、変性ポリオレフィン又はアイオノマー樹脂からなる層(Z)を介して、赤外線吸収スペクトルにおける1700cm−1付近のカルボン酸基のνC=Oに基づく吸光度Aと1520cm−1付近のカルボキシレートイオンのνC=Oに基づく吸光度Aとの比(A/A)が0.25未満である不飽和カルボン酸化合物多価金属塩の重合体(a)を含有する層(Y)が形成されてなることを特徴とする延伸フィルム及びその製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】生分解性を有し、且つ透明性、耐熱性に優れるポリ乳酸系延伸フィルムを開発することを目的とする。
【解決手段】ポリ−L−乳酸とポリ−D−乳酸を含むポリ乳酸系組成物からなり、DSC測定における150〜200℃の範囲にある吸熱ピークの最大吸熱ピークのピーク高さ(ピーク1)と205〜240℃の範囲にある吸熱ピークの最大吸熱ピークのピーク高さ(ピーク2)とのピーク比(ピーク1/ピーク2)が0.2以下であることを特徴とするポリ乳酸系延伸フィルム。 (もっと読む)


【課題】石油原料であるポリプロピレンに植物由来原料であるポリ乳酸を配合すること環境負荷を低減する延伸フィルム、特に二軸延伸フィルムを提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系重合体(A)50〜88重量%、乳酸(B)10〜50重量%、酸化チタンを除く微粒子(C)1〜20重量%、酸化チタンの微粒子(D)1〜20重量%、相溶化剤(E)0〜10重量%、((A)、(B)、(C)、(D)及び(E)の合計で100重量%とする。)から得られ、少なくとも一方向に延伸されてなる延伸フィルム。 (もっと読む)


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