説明

株式会社タンガロイにより出願された特許

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【課題】ねじの仕上げ面品位を向上させるチェザーおよびねじ切り方法を提供する。
【解決手段】このチェザーは、少なくとも一組の荒刃R1,R2および仕上げ刃Fで構成される複数の凸台形状のねじ切れ刃4を有し、前記凸台形の上底となる先端稜に形成される正面切れ刃5と、前記上底の両端部から夫々底部に向かって延びる一対の側切れ刃6と、隣り合うねじ切れ刃4間の底部に形成される底切れ刃7とを有する。正面切れ刃5のうち少なくとも荒刃R1,R2の正面切れ刃5に沿って、正面切れ刃5の直交断面視で、すくい面2に対して60°〜90°の角度で交差する直線状ホーニング10を形成し、前記直線状ホーニング10の、該直線状ホーニング10と逃げ面5との交差部、および、前記交差部を除く部分のうち一部がワークの外周面又は内周面に接触するようにした。 (もっと読む)


【課題】バリの発生を抑制するとともに高能率加工を可能とする切削用インサートを提供する。
【解決手段】切削用インサート(1)は、すくい面と逃げ面との交差部に形成された切れ刃を有し、切れ刃は、コーナ部(20)と、当該コーナ部の一方側に形成された第1の主切れ刃(21)と、当該コーナ部の他方側に形成された第2の主切れ刃(22)とを含み、第2の主切れ刃(22)は、コーナ部(20)から離間するにしたがって、上下面のうちすくい面(11)が形成された面側から、対向する面側へ向かう方向に徐々に傾斜する下り傾斜部(22a)と、コーナ部から離間するにしたがって、当該対向する面側から当該すくい面が形成された面側へ向かう方向に徐々に傾斜する上り傾斜部(22b)とを備え、下り傾斜部は、コーナ部と接続され、上り傾斜部は、下り傾斜部に接続され、上り傾斜部と下り傾斜部の少なくとも接続領域は、凹状に湾曲する逃がし部(24)を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、耐衝撃性および耐摩耗性に優れた超硬合金を提供する。
【解決手段】WC相:超硬合金全体に対して55〜94.8体積%と、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、MoおよびWから成る群より選択された少なくとも1種の炭窒化物およびこれらの相互固溶体から成る群より選択された少なくとも1種からなる炭窒化物相:超硬合金全体に対して1〜30体積%と、Co、NiおよびFeから成る群より選択された少なくとも1種を主成分とする結合相:超硬合金全体に対して4.2〜22.2体積%とからなり、但し、WC相と炭窒化物相と結合相の合計は100体積%であり、WC相の平均粒径が0.05〜0.8μmであり、炭窒化物相の平均粒径が0.03〜1.1μmであり、気体置換法で測定した超硬合金の密度DBと、超硬合金を目開き75μmのふるいを通過するサイズまで粉砕した粉末の密度DPとの比率(DB/DP)が0.95以上であることを特徴とする超硬合金。 (もっと読む)


【課題】炭化タングステンに対する高い粒成長抑制効果を有し、機械的強度に加え耐食性等の化学的耐久性にも優れた炭化タングステン基焼結体およびそれを用いた塗布工具用ヘッド部、切断刃、カッター刃、レンズ型、シールリング等の耐摩耗部材を提供する。
【解決手段】炭化タングステンを主成分とする第1相と、第4族元素、第5族元素および第6族元素からなる群より選択される1種または複数種の元素の炭窒化物を主成分とする第2相を有し、第2相の体積分率が0.01体積%以上40体積%未満であり、残部が第1相である炭化タングステン基焼結体。 (もっと読む)


【課題】従来よりも耐欠損性を高め、切削工具の寿命を長くすることができるサーメットを提供することを目的とする。
【解決手段】表面から内部に向って2〜200μmの厚さで、板状炭化タングステンを主成分とする炭化タングステン相と、鉄族金属を主成分とする結合相とからなる表面領域が形成され、表面領域よりも内部に、粒状炭化タングステンを主成分とする炭化タングステン相と、Ti、Wの炭化物、窒化物、炭窒化物およびこれらの相互固溶体の中から選ばれた少なくとも1種からなる硬質相と、鉄族金属を主成分とする結合相とからなる内部領域が形成されたサーメット。 (もっと読む)


【課題】 切りくずの排出性が改善された刃先交換式ドリル用インサートを提供することを目的とする。
【解決手段】すくい面3と逃げ面4との交差稜線部に切れ刃が形成された刃先交換式ドリル用インサートであって、切れ刃の各々は、切れ刃を逃げ面4側から見たときに、すくい面3側に向かって凸な曲線と、下面11側に向かって凸な曲線と、が2つ以上交互につながってなる波形曲線を描くように形成された波形部分5c、6cを有し、この波形部分5c、6cに対応してすくい面3に形成される凹溝81、82を、下面11に垂直且つ逃げ面4と下面11との交差稜線を近似した直線ELに平行な任意の複数の断面で見たときに、各断面における前記凹溝81、82の最深部を結んで作られる仮想線が、前記逃げ面4と前記下面11との交差稜線を近似した直線に対して、直角以外の角度で交差する。 (もっと読む)


【課題】被削材の高硬度化などの厳しい切削加工条件において長寿命を実現できる被覆部材の提供を目的とする。
【解決手段】基材と基材の表面に被覆された被膜とからなり、被膜の少なくとも1層はPVD法により被覆された(MAD)XR(但し、MはCr,Al,Ti,Hf,V,Zr,Ta,Mo,W,Y,Nbの中から選ばれた2種以上の金属元素を表し、LはMn,Cu,Ni,Co,B,Si,Sの中から選ばれた少なくとも1種の添加元素を表し、XはC,N,Oの中から選ばれた少なくとも1種の非金属元素を表し、AはMとLの合計に対するMの原子比を表し、DはMとLの合計に対するLの原子比を表し、RはMとLの合計に対するXの原子比を表し、0.90≦A≦0.99、0.01≦D≦0.10、A+D=1、0.95≦R≦1.10を満足する。)で表される硬質膜であり、硬質膜はX線回折における最高ピーク強度を(220)面に示す被覆部材。 (もっと読む)


【課題】切込み角の異なるバイトホルダに用いられた場合においても、安定した切りくずのカール、分断、排出が行われ、切りくず詰まりによる負荷の増大を抑制する切削インサートを提供する。
【解決手段】コーナ部5に形成したコーナ刃6と、隣り合う二つのコーナ部5の間に延びる切れ刃7とを備えた切削インサートにおいて、前記切れ刃7の内側のすくい面2に、該すくい面2から上方へ突出し切れ刃7に面するブレーカ壁面9A、9B、9Cを備えた複数のブレーカ突起8A、8B、8Cを形成し、前記記複数のブレーカ突起8A、8B、8Cを、コーナ部5から該コーナ部5に隣接する切れ刃7の略中央部にかけて前記切れ刃7に沿う方向に間隔をあけるとともに、前記コーナ部5から前記切れ刃7の略中央部にかけて、前記ブレーカ壁面9A、9B、9Cが前記切れ刃7側に順次接近するように配置した。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性および耐欠損性に優れたサーメットを提供する。
【解決手段】硬質相と結合相とからなるサーメットであって、硬質相は、第1硬質相、第2硬質相、第3硬質相の2種または3種と、WC相とから構成され、第1硬質相はTiを含み金属元素に対するW量が10原子%未満であり、第2硬質相はTiを含み金属元素に対するW量が10原子%以上であり、第3硬質相はコアとリムからなり、第3硬質相のコアはTiを含み金属元素に対するW量が10原子%未満であり、第3硬質相のリムはTiを含み金属元素に対するW量が10原子%以上であり、サーメットの断面組織における、第2硬質相の面積率V2と、第3硬質相のリムの面積率V3Rと、第1硬質相と第2硬質相と第3硬質相の面積率の総合計V123は、((V2+V3R)/V123)<0.4を満足するサーメット。 (もっと読む)


【課題】高速度加工、高送り加工、難削材の加工など加工条件が厳しい切削加工において、長寿命を実現する被覆工具の提供を目的とする。
【解決手段】
基材とその表面に被覆された被膜とからなり、Cr−Kα線を用いたX線応力測定により得られた基材の圧縮残留応力σbCrは、Co−Kα線を用いたX線応力測定により得られた基材の圧縮残留応力σbCoよりも大きい被覆工具。 (もっと読む)


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