説明

東洋建設株式会社により出願された特許

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【課題】自然石等を用いた傾斜堤により遮水型護岸の開口部を締め切る際に、施工水域の潮位差に起因する揚圧力の影響を可能な限り排除する。
【解決手段】基礎マウンド26の天端面上に、施工水域の潮位差を考慮して、満潮時の水位よりも低く堤外側と堤内側との通水断面Wsを確保可能な第1の天端高H1を設定し、第1の天端高H1から堤内底面部に至る第1の遮水構造体24を造成する。通水断面Wsを通じて、堤外と堤内との水交換を可能としつつ、堤外から基礎マウンド26を浸透して第1の遮水構造体24の裏面に作用する揚圧力の影響を、可能な限り小さく抑える。以後の、施工水域の満潮時の水位よりも高位置の第2の天端高H2から堤内底面部に至る第2の遮水構造体を造成する工程では、第1の遮水構造体24により、堤外からの揚圧力の影響を排除する。 (もっと読む)


【課題】枠型汚濁防止膜のふかれを防止する。
【解決手段】枠型汚濁防止膜12は、水中に設置された状態で、枠型14の上端部に固定されるフロート18から、枠型14が垂れ下がる。そして、パイプ16に、液体供給手段20から水が供給されて所定圧に維持されることで、パイプ16が緊張状態となり、外周面にパイプ16が固定された枠型は、パイプ16によって所定の環状形が維持される。ここで、パイプの環状部16Aは、液体供給手段20から水が供給されて所定圧に維持されることで、円環状をなすことから、外周面にパイプの環状部16Aが固定された枠型14は、円環形状が維持される。したがって、潮流等の外力の影響によるふかれ等、枠型汚濁防止膜12の不用意な変形を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】浚渫作業を効率的に行い、ラダー先端のカッターの深度を高精度に計測可能な浚渫船を提供する。
【解決手段】ラダー3の基端部8に備えた傾斜計5と、ラダー3の揺動支点15の水面からの高さhを計測する計測手段6、すなわち、ラダー3の揺動支点付近に配置され、該ラダー3の揺動支点15との上下方向の距離hが、該ラダー3の揺動に対して変位せず水中に没水した位置に配置される水圧センサー7とを備えているので、浚渫作業を効率的に行い、ラダー先端のカッター4の深度Hを高精度に計測することができる。 (もっと読む)


【課題】トレミー管を用いた土砂投入工において、周辺水域の濁りや流動の発生を、より効果的に抑える。
【解決手段】トレミー管10の先端部16に設けられたカバー22を、土砂の投入時に開くことで、トレミー管10の先端部16を中心として、その周囲に広がる一定範囲において、カバー22により水底との間に水深方向狭空間を形成する。そして、トレミー管10の基端部から投入されトレミー管10を落下して先端部16から放出される土砂の流れを、この水深方向狭空間にて整流し、周辺水域の濁りや流動の発生を抑える。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグを混合して浚渫土の改質を行う方法において、水域環境修復材に使用した際に、海水のpH上昇が適切に抑えられるように浚渫土を改質する。
【解決手段】鉄鋼スラグを混合することで浚渫土の改質を行う方法において、浚渫土に対して、遊離CaO含有量が0.5〜15.0質量%の鉄鋼スラグを、浚渫土と鉄鋼スラグの混合材のフロー値が8.5〜23.0cmとなるように混合する。 (もっと読む)


【課題】覆砂材の沈み込み、中詰材の圧密沈下、異常時における中詰材の流出などが生じにくい人工浅場または干潟を提供する。
【解決手段】中詰材が、浚渫土と遊離CaO含有量が0.5質量%以上の鉄鋼スラグとの混合材料からなる。この混合材料からなる中詰材が、適度に固結して強度を発現するため、覆砂材の沈み込み、中詰材の圧密沈下、異常時における中詰材の流出などが抑えられ、長期間に亘って適切な状態に維持される。 (もっと読む)


【課題】既存の斜面に対する地すべり抑止対策の強化を行う。
【解決手段】マイクロパイル11を、既設鋼管抑止杭120の内部に打設することにより、既設鋼管抑止杭120とマイクロパイル11とが一体化した、強化鋼管抑止杭200を構成する。地盤の風化・劣化等により、すべり面が深くなった場合でも、そのすべり面よりも更に深層に到達するように、既設鋼管抑止杭120よりも長くマイクロパイル11を打設することで、必要な抑止効果を発揮する。又、既設鋼管抑止杭120の鋼管の内部にマイクロパイル11を構成する鋼管21が配置された多重管構造となり、耐力が大幅に向上する。又、既設鋼管抑止杭120の支持層への根入れ不足対策としても、既設鋼管抑止杭120よりも長く深層へと突出するマイクロパイル11が、比較的大きな周面摩擦力を確保し、必要な支持力を確保するものとなる。 (もっと読む)


【課題】所要の消波性能を得ると共に、コスト高を抑制し、しかも、水面上の景観を改善することができる海域制御構造物を提供する。
【解決手段】本海域制御構造物1は、海中に設置され、内部が空洞で上方及び下方が開放される直方体からなる箱型ブロック2と、該箱型ブロック2の陸側壁部5及び沖側壁部6に設けられる透過スリット7と、箱型ブロック2の上面から連続して設けられ、平均海面から突出する天端部3とから構成される。これにより、所要の消波性能を得ると共に、コスト高を抑制し、しかも、水面上の景観を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】潜水士の潜水深度及び潜水時間を潜水士船上で常に把握して、潜水士を適正な浮上計画に沿って安全に浮上させることのできる潜水管理システムを提供する。
【解決手段】本潜水管理システム1は、潜水士が保持する水圧センサー2と、潜水士が保持する水中警告灯3と、潜水士船上に備えられ、水圧センサー2からの潜水深度及び潜水時間と予め入力された潜水計画の浮上計画とに基いて水中警告灯3を作動させる管理手段5とを備え、該管理手段5は、潜水士の実際の水中作業時間が水中作業計画と相違した場合、前記浮上計画を再計算し、その結果に基いて水中警告灯3を作動させるので、潜水士を適正な浮上計画に沿って浮上させることができる。 (もっと読む)


【課題】多大な費用をかけることなく、非液状化層の上に液状化層が堆積した地盤の液状化を抑制するまたは液状化による地盤変形を抑制する液状化対策構造を提供すること。
【解決手段】非液状化層1の上に液状化層2が堆積した地盤を適用対象とし、液状化層において非液状化層1から離隔した位置に地盤改良体3を構築した液状化対策構造において、非液状化層1に着底または根入れされ、かつ地盤改良体3が側面に当接する着底構造体4を構築したので、地震により非液状化層1が水平方向に変位した場合でも地盤改良体3との水平方向の変位差が小さくなる。したがって、非液状化層1と地盤改良体3との間の残置液状化層2Aのせん断ひずみが抑制され、液状化を抑制または液状化による地盤変形を抑制できる。 (もっと読む)


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