説明

東洋建設株式会社により出願された特許

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【課題】底質の状態の如何を問わず、かつ、覆砂層の厚みの増大を来たすこと無く、効率的に底質中の疎水性化学物質の溶出を抑える。
【解決手段】水底敷設マット10は、底質16の表面に敷設されることで、底質16の表面を覆い隠すことから、覆砂18の設置に際し、汚染された浮泥の水中への巻き上げを防ぐことができる。又、底質16が軟弱な場合であっても、水底敷設マット10が覆砂の重みを受けて荷重分布を均一化することで、覆砂18の底質16内への埋没を防ぐことができる。更に、高有機物含有材料である高分子材シート14の疎水性化学物質捕捉機能によって、底質16から溶出する疎水性化学物質の水中への拡散を防ぐものである。よって、水底敷設マット10を覆い隠す程度の薄い覆砂層18を設置することで、底質中の疎水性化学物質の溶出を、十分に抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】低改良率の地盤改良により盛土支持地盤を有効に補強して充分な側方流動防止効果を得る。
【解決手段】盛土1の少なくとも周縁部を支持する地盤改良体3を盛土支持地盤2中に築造するとともに、盛土の底層部もしくは盛土支持地盤の表層部には側方流動が生じる方向に沿って引張材5を配設し、引張材の一端部を前記地盤改良体の上部に定着するとともに引張材の他端部を他の地盤改良体の上部に定着する。地盤改良体の上部に鋼材からなる芯材6を一体に固着してその上部に引張材を連結し、芯材を介して引張材を地盤改良体に対して定着する。引張材の中間部を他の地盤改良体(地盤改良杭7)により支持する。盛土の周縁部を支持する地盤改良体の外側または内側の側部に地盤改良体からなる斜杭を設けて斜杭により地盤改良体の上部を支持する。 (もっと読む)


【課題】縮尺水理模型による、押し波・引き波時の地盤の変状及び構造物の変形・破壊の再現精度を高める。
【解決手段】ドラム型回転容器12の回転中心部分に配置されたツールテーブル14を、回転駆動手段16により回転させた状態で、マルチヘッド型カメラ18と、多数のLEDを用いた照明手段20とからなる撮影器材で、造波装置54によりドラム型回転容器内12に発生する波と、地盤及び地盤上の構造物とを、複数箇所から同時に撮影する。特に、多数のLEDを用いた照明手段20により地盤及び地盤上の構造物とを高輝度に照らすことで、マルチヘッド型カメラ18により高速撮影される映像の、高解像度化を図ることができる。又、レーザ照射手段22によって、シート状のレーザ光Lを照射することにより、流体Wの二次元断面を視覚的に浮き立たせ、流体の流速を正確に把握することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】軟弱な原地盤に設ける構造物を杭によることなく簡易な人工地盤により安定に支持し、かつ原地盤を安定化して側方流動等の水平変位を防止する。
【解決手段】軟弱な原地盤3上に、構造物1を支持するための床版2とその床版2を支持するための地盤改良体13を築造し、地盤改良体の上部に芯材11を一体に固着して芯材の上部を床版内に突出せしめて定着し、芯材を介して地盤改良体と床版とを連結する。地盤改良体を多数の地盤改良杭10を平面視縦横に配列して格子状に築造し、格子の交点に位置する地盤改良杭の上部に芯材11を固着し、芯材の上部どうしを引張材14により連結する。格子状の地盤改良体の枡目内にも他の地盤改良杭15を築造する。地盤改良杭からなる斜杭により地盤改良体の上部を支持する。床版のみならずその周囲に造成される盛土6等の上載地盤の下方まで地盤改良体13を延長して築造する。 (もっと読む)


【課題】低改良率の地盤改良により盛土支持地盤を有効に補強して充分な側方流動防止効果を得る。
【解決手段】盛土1の少なくとも周縁部を支持する地盤改良体3を盛土支持地盤2中に築造するとともに、地盤改良体の上部に引張耐力を有する芯材6を一体に固着して該地盤改良体の上部における曲げ耐力を増強せしめる。地盤改良体が盛土の幅方向に沿う壁状である場合にはその幅方向内側の上部に芯材を固着する。盛土の両側にそれぞれ地盤改良体を設けて双方を引張材により連結する場合には、双方の地盤改良体の幅方向外側の上部にそれぞれ芯材を固着してそれら芯材の上部に引張材を連結する。 (もっと読む)


【課題】軟弱な原地盤に設ける構造物を杭によることなく簡易な人工地盤により安定に支持し、かつ原地盤を安定化して側方流動等の水平変位を防止する。
【解決手段】原地盤3上に、構造物1を支持する床版2と、床版2を支持する地盤改良体10を築造するとともに、地盤改良体の上部を鋼板12により巻き立てて鋼板の上端部を床版内に突出せしめて定着することにより、鋼板を介して地盤改良体と床版とを連結しかつ鋼板により地盤改良体の上部を外側から拘束する。その施工に際しては、原地盤の地表部に上下両端が開放された枠状の鋼板を配設し、鋼板内を通してその下方の原地盤を地表部から支持層まで地盤改良してその上部が鋼板内に位置する地盤改良杭体を施工した後、地盤改良体の上部に床版を構築して床版内に鋼板の上端部を定着する。 (もっと読む)


【課題】低改良率の地盤改良により盛土支持地盤を有効に補強して充分な側方流動防止効果を得る。
【解決手段】盛土1の少なくとも周縁部を支持する単位長さの地盤改良体3を盛土支持地盤2中に築造するとともに、該地盤改良体を盛土の長さ方向に沿いかつその単位長さの中間部を盛土の内側に折れ曲がる折れ壁状としてその面外剛性を増強せしめる。複数の折れ壁状の地盤改良体を盛土の長さ方向に並べて築造するとともに、隣り合う地盤改良体の端部どうしを他の地盤改良体(地盤改良杭5)を介して連結する。折れ壁状の地盤改良体を盛土の対向する周縁部にそれぞれ築造し、双方の地盤改良体の上部にそれぞれ芯材を固着するとともに、双方の芯材の上部どうしを引張材により連結する。 (もっと読む)


【課題】種々の形式の重力式護岸の目地補修に適用できる既設護岸の補修方法を提供する。
【解決手段】既設の重力式護岸3を構成するL字形ブロック1の背後の裏込層2中に、前記ブロック1同士の目地4に沿うように、さや管を利用して袋詰めモルタル10を打設し、該袋詰めブロック10により目地4の隙間を塞ぐ。ブロック1の背面側から目地4の隙間を塞ぐので、L字形ブロック1のように壁厚の薄い護岸構造体を対象にしても、あるいは前面に透過構造の消波部を有する護岸構造体を対象にしても、効果的に目地4の補修を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】上部工の撤去作業における杭頭部のハツリ作業を円滑に行うと共に、ハツリ作業用足場の設置及び撤去作業を、より簡単に行う。
【解決手段】床板14と杭バンド16と柵18とが、床板14の開口の中心を通る縦断面によって二分割されている。又、二分割された一方の柵18Aと他方の柵18Bとの上端部同士が、ピボット22によって軸着されている。杭頭部3に対する足場の設置作業の際には、(a)に示されるように、二分割された杭頭部ハツリ作業用バスケット12をクレーンによって吊り下げ、ピボット22を中心として下方を開いた状態で杭頭部3に被せる。その後、(b)に示されるように、二分割されたバスケットの一方12Aと他方12Bとを閉じることにより、杭バンド16A、16Bによって杭2をクランプする。 (もっと読む)


【課題】覆土等によって遮水シートにかかるせん断力を減じて遮水シートの変形を軽減し、安全で施工性のよい海面処分場の遮水構造を提供する。
【解決手段】海面処分場の法面を有する底面の少なくとも法面部分上に、遮水シート及び保護材を有する多層シートが中間保護層を介して上下二重に敷設されるとともに上側の多層シート上に上部被覆層が設けられる海面廃棄物処分場の遮水構造である。前記多層シートが、遮水シートとこの遮水シートの上下面にそれぞれ設けられた保護材とから3層以上に形成されている。 (もっと読む)


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