説明

東洋建設株式会社により出願された特許

81 - 90 / 131


【課題】海水などの塩水への通電制御が容易であり、流動する塩水の諸条件が多少変動しても、滅菌作用に必要な有効塩素を有効に生成して滅菌効果を安定させる塩水処理方法を提供する。
【解決手段】海水を、正方向に所定電圧で複数回立ち上がり、その後、負方向に前記正方向への電圧値と略同じ電圧値で前記正方向と同じ回数立ち上がるパルス波が印加される通電処理部を通過させて、しかも、その通過時間と、通電処理部に印加されるパルス波の、正方向または負方向に複数回立ち上がる時間とを略同じにした第1の設定条件にすれば、通電量に対する有効塩素濃度の傾きが緩やかな傾斜角度αとなるので、通電処理部に印加されるパルス波の各設定値の制御が容易となり、海水への諸条件が多少変化しても、滅菌作用に必要な有効塩素を生成して滅菌効果を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】引張り、曲げ、せん断等に対する耐力確保が十分であることはもちろん、地下水に起因する斜面の崩落対策としても十分な斜面の安定化工法を提供する。
【解決手段】先端部と後端部とに螺旋状回転翼19A,19bを設けた小口径の逆止弁付き鋼管12と後端部に螺旋状回転翼19Cを設けた、ドレーン管として機能する小口径の孔明き鋼管14とを用意する。そして、逆止弁付き鋼管12に孔明き鋼管14をカップリング15を介して継ぎ足しながら両鋼管12、14を地中に回転圧入し、逆止弁付き鋼管12を地中内の不動層Bに貫入させると共に、孔明き鋼管14を前記不動層Bの上部の移動層Cに位置させる。その後、逆止弁付き鋼管12の内部から逆止弁を開いて該鋼管12の周りの地中に硬化材グラウトを加圧注入して、鋼管12を不動層Bに定着させ、この状態で、孔明き鋼管14の開口から移動層C内の地下水を排水する。 (もっと読む)


【課題】開水路方式による砂分の分級、回収を、回収率の低下や分級精度の悪化を招くことなく長期的に連続して行うことができる土砂スラリーの処理装置を提供する。
【解決手段】一端側の流入部11から他端側の流出部12へ浚渫スラリー(土砂スラリー)25を流す開水路13の底に、流入部11に隣接する部位から流出部12に隣接する部位にわたって、砂の安息角度を超える角度で陥没する複数のV字断面の砂溜り17を連設し、各砂溜り17の底部には、該砂溜り17内に堆積した砂26を排出するための砂排出口19と該砂排出口19を開閉するバルブ20とを設ける。ポンプ浚渫船からポンプ圧送された浚渫スラリー25を流入部11に下向きに供給して、開水路13内を一定流速で流し、砂26を砂溜り17内に沈降、堆積させて分級し、レベルセンサ21A,21Bによりその堆積量を監視して、バルブ20の操作により堆積した砂26を排出する。 (もっと読む)


【課題】保持盤による4本の掘削ロッドの一括保持により、掘削ロッドの駆動装置の共用を可能にして、装置の軽量化と軟弱地盤の浅層地盤改良の作業効率の向上とを図る。
【解決手段】中空で先端の掘削ヘッドに掘削翼と攪拌翼及び吐出口を有する4本の掘削ロッドを保持盤の四方に保持する。4本の掘削ロッドを1台又は2台の共通のモータにより回転して軟弱地盤に貫入する。地盤改良材を掘削ロッド内を通してロッド先端から掘削土に吐出する。上記掘削翼により地盤と地盤改良材とを攪拌混合する。 (もっと読む)


【課題】大型のシートを水底のヘドロ上に静置させて、ヘドロの拡散を抑えながらシートを通して効率よくヘドロの浚渫を行う。
【解決手段】下部にスカート2を有し、かつ上面に帯状袋体5を有するシート1を用意し、シート1には、パイプの挿入に応じて開口する袋状バルブ10を有する複数の開口部を設けておく。このシート1を折り畳んだ状態でまたはロール状に巻いた状態で施工現場に搬入して水上に投入した後、前記袋体5内に高圧空気を注入して該シートを水面上で展張させる。次に、スカート2に面ファスナー4を用いて錘としてのバー材Bを取付け、袋状バルブ10にパイプを挿入して中央の開口部を開いた状態で、前記袋体5内を水で置換してシート1を緩やかに沈降させる。そして、スカート2の裾端が水底のヘドロ層Sに接触するまで沈降した段階で、吸引ノズル16をバルブ10を通して開口部に差込み、シート1下のヘドロを吸引除去する。 (もっと読む)


【課題】リーダに反力をとらせるための脱着機構を不要にすると共に、グラベル排出前の外管の打ち戻し工程を不要とする地盤改良工法を提供する。
【解決手段】外管2と内管3とからなる二重管1を施工機械のリーダに沿って昇降可能な昇降ユニット6に支持させ、外管3を昇降ユニット6内の回転機構7により回転させながら二重管1を地盤G中に所定深さまで貫入し(A)、次に、外管2を逆転させながら二重管1を所定距離だけ引抜いて内管3内のグラベルMを地盤G中に排出してグラベル柱P1を形成する(B)。その後は、外管2を逆転させながら、ウインチの操作で回転ユニット6を介して二重管1を押下げて拡径柱P2を造成し(C)、以降、前記二重管1の引抜きおよび押下げを繰返して、地盤中に拡径柱P2が連続した拡径杭Pを造成する(E)。 (もっと読む)


【課題】湿式で天然アロフェンを抽出することにより、吸着性能に優れた天然アロフェンを高濃度にかつ工業的に安定して抽出する。
【解決手段】アロフェンを含む原材料(風化軽石)Aをホッパ1に入れ、これに硬水成分を含まない軟水Bをジェット水として吹付けて一次的に破砕し、続いて解砕機4により原材料Aと軟水Bとをさらに混合攪拌および解砕して、粒子が分散する原泥水を得る。そして、前記原泥水を沈降槽5に供給して所定時間静置し、ストークス則に従って目的粒径(2μm以下)のアロフェンが分散する上澄水Cを採水し、中間滞留水Dについては、これを回収して解砕機4へ戻して再び沈降処理する。上澄水Cは、天然アロフェンを高濃度に含んでいるので、そのまま液状アロフェンとして製品化でき、所望により、これに凝集材を加えて脱水機8で脱水してペースト状アロフェンFとし、さらに、乾燥機15で乾燥して粉末状アロフェンHとすることができる。 (もっと読む)


【課題】高価な繊維状物質に代えて籾殻の粉末を高含水比の土砂に混入することにより、高含水比の土砂を低コストでかつ大量に改良処理できると共に、籾殻の大量使用を可能にする土砂改良方法を提供する。
【解決手段】浚渫工事1で浚渫された高含水比の浚渫土砂2に、籾殻4を2工程かける粉砕工程5で粉砕して得られた籾殻粉6を所定の割合で混合し、所望により海藻から抽出したアルギン酸を含む抽出物9を加えて、混合・撹拌工程7において撹拌・混合する。すると、籾殻粉6の吸水効果、海藻抽出物9の増粘効果により、土砂の塑性化または団粒化が進み、植物の生育に適した植生土壌8が得られる。 (もっと読む)


【課題】潜水士船の周囲より潜水士の浮上状況をリアルタイムに確認することができる浮上深度標示装置を提供する。
【解決手段】潜水士船1上に、浮上停止深度に応じて複数の回転灯11を縦列配置した標示ユニット10と、前記各回転灯11を点灯させるスイッチ21を備えたスイッチボックス20とを設置し、標示ユニット10は国際信号旗であるA旗の近傍に、スイッチボックス20は、潜水士2と通話可能な連絡員5の近傍に設置する。潜水士2が、下がり綱8に取付けた表示板9の水深で浮上停止するごとに、潜水士2からの連絡で連絡員5が、対応する水深のスイッチ21を操作して回転灯11を順に点灯させる。これによって潜水士船1の周囲に待機する管理者は、前記回転灯11の点灯状態から浮上停止が規定どおりに行われたか否かを確認できる。また、回転灯11に注目が集まるので、A旗7の見落としが低減する。 (もっと読む)


【課題】台船は、水面に浮かせたまま、水位の変化を入力して施工機の先端深度の値を逐次演算補正し、目的の構築物を得るように制御する施工管理方法及びその装置を提供する。
【解決手段】混合処理用撹拌軸の先端深度、昇降速度、羽根切り回数、セメントスラリーの吐出量を検出する地盤改良計測ステップと、この計測値に、潮位などに起因する水位の変化を手動又は自動的に入力することにより撹拌軸の先端深度の値を補正演算するステップと、演算ステップで設定された単位深さ当りの昇降速度、セメントスラリーの吐出量などの基準値となる仕事量と単位深さ当りの目標仕事量との偏差が可及的に小さくなるように制御するステップとからなる。 (もっと読む)


81 - 90 / 131