説明

東洋炭素株式会社により出願された特許

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【課題】加工性が良く、炭素の含有率が高い金属−炭素複合材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属粒子と炭素粒子を混合し、金属粒子が表面に付着した炭素粒子を含む混合物を成形して成形体を得、該成形体を焼成する事により金属ー炭素複合材を製造する。金属−炭素複合材1は、連続している金属相3と、金属相3中に分散している炭素粒子2とを備える。金属−炭素複合材1中の炭素の含有率は、50体積%以上である。 (もっと読む)


【課題】ホウ素を含む場合であっても、BET比表面積を飛躍的に増大させることにより、顕著な性能向上を図ることができる多孔質炭素及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】少なくとも表面にはC−B−O結合構造が存在し、77Kにおける窒素吸着等温線から求められるBET比表面積が300m/g以上であることを特徴とする多孔質炭素であり、ホウ酸とクエン酸マグネシウムとを混合して混合物を作製するステップと、上記混合物を、真空雰囲気、非酸化性雰囲気、又は還元性雰囲気で加熱焼成して焼成物を作製するステップと、上記焼成物中の上記鋳型を除去するステップとを有する製造方法によって作製することができる。 (もっと読む)


【課題】比表面積が極めて高く、しかも、比抵抗が小さな多孔質炭素を提供することを目的としている。
【解決手段】メソ孔とこのメソ孔の外郭を構成する炭素質壁とを備えた多孔質炭素であって、比抵抗が1.0×10Ω・cm以下であることを特徴とする。また、上記炭素質壁は3次元網目構造を成すことが望ましく、比表面積は200m/g以上1500m/g以下であることが望ましく、上記メソ孔は開気孔であって、気孔部分が連続するような構成となっていることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】結晶質の炭素であっても比表面積が極めて高い多孔質炭素及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】メソ孔4とこのメソ孔4の外郭を構成する炭素質壁3とを備えた多孔質炭素であって、上記炭素質壁3には層状構造を成す部分が存在することを特徴とするものである。その製造方法は、炭素前駆体としてのポリアミック酸樹脂1と、鋳型粒子としての酸化マグネシウム2とを混合するステップと、この混合物を窒素雰囲気中1000℃で1時間熱処理してポリアミック酸樹脂を熱分解させるステップと、得られた試料を1mol/lの割合で添加された硫酸溶液で洗浄して、MgOを溶出させるステップと、この非晶質の多孔質炭素を、窒素雰囲気中2500℃で熱処理するステップと、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】結晶質の炭素であっても比表面積が極めて高い多孔質炭素を提供することを目的としている。
【解決手段】メソ孔とこのメソ孔の外郭を構成する炭素質壁とを備えた多孔質炭素であって、CuKα線(波長1.541Å)に対するX線回折スペクトルにおいて、ブラッグ角度2θの26.45°にピークを有することを特徴とする。また、上記炭素質壁は3次元網目構造を成すことが望ましく、比表面積は200m/g以上1500m/g以下であることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】パーティクルが発生するのを抑制することにより、発塵性が低いことが重要視される半導体製造分野等においても用いることができる炭素材料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素基材の表面に炭化クロム層が形成された炭素材料において、上記炭化クロム層がCrから構成されていることを特徴とするものであり、炭素基材の表面に、Cr以外の炭化クロムを含む炭化クロム層を形成する第1ステップと、上記炭素基材を還元性雰囲下で加熱処理し、上記Cr以外の炭化クロムをCrに転化させる第2ステップとを経ることにより作製することができる。 (もっと読む)


【課題】生産性を向上でき、且つ、性能的にも十分で、広い分野で使用でき、しかも、環境負荷を低減できる金属−炭素複合材料及びその製造方を提供することを目的としている。
【解決手段】炭素と、金属又は金属酸化物から成るナノ粒子と、から構成される金属−炭素複合材料において、上記炭素と上記ナノ粒子の総量に対する上記ナノ粒子の割合が、50重量%以上99重量%であることを特徴とするものであって、炭素内にナノ粒子が分散された構造となっている。 (もっと読む)


【課題】経済性及び耐久性に優れ、かつ有機酸を含むような廃液(有機酸含有溶液)を安定的に分解処理することができる有機酸含有溶液分解処理方法、有機酸含有溶液分解処理装置、及び有機酸含有溶液分解処理用電極を得る。
【解決手段】有機酸を含む廃液4中に陽極1と陰極2を浸漬し、陽極1と陰極2の間に電流を流して有機酸を分解処理する有機酸含有溶液分解処理方法及び装置であって、陽極1として、炭素質物質40〜90質量%、樹脂硬化物60〜10質量%の割合で含む電極を用いることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】長寿命化を可能とした単結晶引き上げ装置用黒鉛ルツボ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】石英ルツボ1を保持する黒鉛ルツボ2は、黒鉛ルツボ成形体としての黒鉛ルツボ基材3と、黒鉛ルツボ基材3の表面全体に形成された熱分解炭素被膜4とから構成されている。被膜4は黒鉛ルツボ基材3表面に存在する開気孔の内面まで生成されている。この被膜4はCVI法によって形成されたものである。被膜4形成は、黒鉛ルツボの表面の全体に限らず、SiC化が進みやすい部分のみであってもよい。例えば、ルツボの内面だけ全体的に析出させるとか、内面のうち湾曲部(小R部)のみに、又は湾曲部と直胴部のみに析出させることも可能である。 (もっと読む)


【課題】長寿命化を可能とした単結晶引き上げ装置用黒鉛ルツボ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】石英ルツボ1を保持する黒鉛ルツボ2は、黒鉛ルツボ成形体としての黒鉛ルツボ基材3と、黒鉛ルツボ基材3の表面全体に形成されたフェノール樹脂の炭素化物からなる被膜4とから構成されている。フェノール樹脂は黒鉛ルツボ基材3表面に存在する開気孔5の内部まで含浸されている。被膜4の形成は、黒鉛ルツボの表面の全体に限らず、SiC化が進みやすい部分のみであってもよい。例えば、ルツボの内面だけ全体的に析出させるとか、内面のうち湾曲部(小R部)のみに、又は湾曲部と直胴部のみに析出させることも可能である。 (もっと読む)


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