説明

東洋電化工業株式会社により出願された特許

1 - 10 / 11


【課題】鋳鉄溶湯中のMn、Al、Ti、Pb、Zn、Bの不純物元素を除去し、かつ有用なC、Siの減耗を抑制した清浄な溶湯を得る。
【解決手段】あらかじめ溶融された鋳鉄溶湯中の不純物を除去する方法であって、燃料と酸素との理論燃焼比(酸素量(体積)×5/燃料(体積)量)が1〜1.5である酸素過剰の火炎をあらかじめ溶融された鋳鉄溶湯の表面に直接暴露して、該溶湯表面を過熱すると共に、該溶湯と酸性スラグ層を接触させながら、上記鋳鉄溶湯の温度を1250℃以上1500℃未満に維持して、その鋳鉄溶湯の内部に酸素を含むガスを注入する。 (もっと読む)


【課題】溶融鋳鉄の溶製時における黒鉛球状化処理にあたって、添加歩留まりを向上すると共に充分な接種効果を発揮させることができ、しかもスラグの発生を著しく抑制することができる黒鉛球状化剤を提供する。
【解決手段】本発明に係る黒鉛球状化剤1は、ケイ素、マグネシウム、カルシウム、炭素及び炭化ケイ素を含有する。これを黒鉛球状化処理に使用すると、マグネシウムの作用により黒鉛球状化がなされ、カルシウムによってマグネシウムの反応が抑制されると共にチル化防止の接種がされる。炭化ケイ素はカルシウムと共に接種をおこない、炭素がカルシウムと共にマグネシウムの激しい反応を抑制する。炭化ケイ素の作用により黒鉛球状化剤1中の成分の酸化が抑制される。これによりスラグの発生が低減する。 (もっと読む)


【課題】リン鉱石の熱分解により第三リン酸カルシウムを製造するプロセスで発生するフッ素を含む排ガス等のようなフッ素を含むガスからフッ素を除去すると共にこのフッ素からフッ化カルシウム含有率が高い生成物(合成蛍石)を生成することができる合成蛍石の製造方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含むガス中のフッ素を、このフッ素に対する化学量論量を超える量の水酸化カルシウムと反応させてフッ化カルシウムと水酸化カルシウムとを含む混合物を生成するフッ化カルシウム回収工程と、フッ素を含むガスを水と接触させてフッ化水素水溶液を生成するフッ化水素回収工程と、前記フッ化カルシウム回収工程で得られた混合物と前記フッ化水素回収工程で得られたフッ化水素水溶液とを反応させて合成蛍石を生成する再反応工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】液相での気体発生を伴う一段階の化学反応によって、目的とする反応生成物を生成するにあたり、溶液中へ原料を、気泡の層に阻害されることなく供給することができ、反応生成物を効率良く製造することができる反応装置を提供する。
【解決手段】第一原料5と第二原料とを混合液4中で化学反応させて反応生成物を得るために用いられる。この反応装置は、反応容器1、筒状体2及び液体吐出手段3を具備する。反応容器1は、前記混合液4が貯留され、又は連続的に供給され、この反応容器1内で前記化学反応が起こる。筒状体2の下端の開口2aは、前記反応容器1内の混合液4の液面よりも下方に配置され、この筒状体2の内部を通じて、前記第一原料5が、前記反応容器1へ供給される。液体吐出手段3は、前記筒状体2の内部を通じて、液体を前記反応容器1の内部へ吐出する。 (もっと読む)


【課題】対象となる液体中のたんぱく質を、前記液体の品質を劣化させることなく迅速に除去することができるたんぱく質除去用濾材を提供する。
【解決手段】カオリン鉱物に強酸を加え、水熱処理と焼成処理を施すことにより得られる多孔質体からなる。この濾材に、たんぱく質除去対象となる液体を接触させる。これにより、液体中のたんぱく質を濾材にて捕捉して速やかに吸着除去することができる。このとき加熱等の処理が不要である。また、濾材は能力が低下しても容易に再生して、繰り返し使用することができる。 (もっと読む)


【課題】GHz帯域での電磁波吸収機能を有すると共に調湿機能を併せ持ち、且つ原材料の選択にあたって資源の有効活用が可能な建材を提供する。
【解決手段】無機系材料と炭化物とから構成されたことを特徴とし、電磁波吸収機能と調湿機能とを有する。この電磁波吸収・調湿建材は所望の形状に容易に成形することができて成形性が良い。また炭化物によって特にGHz帯域における高い電磁波吸収性を発揮する。更に無機系材料及び炭化物により良好な調湿機能を発揮する。また、無機系材料の原材料として廃棄物を利用することができると共に炭化物の原材料として間伐材を利用することができ、資源の有効活用を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】チャンキー黒鉛の発生を抑制して黒鉛の球状化を良好に行うことが可能な黒鉛球状化剤を提供する。
【解決手段】本発明の黒鉛球状化剤は、珪素、マグネシウム、カルシウム、及び希土類元素を含有する黒鉛球状化剤であって、黒鉛球状化剤全体に対して、希土類元素を0.6〜3.0質量%、及びカルシウムを1.3〜4.0質量%含み、且つ希土類元素中に占めるランタンの割合が50質量%以上である。 (もっと読む)


【課題】溶解材料中にBの混入によって引き起こされるパーライト球状黒鉛鋳鉄のフェライト化による強度低下という問題を、強力なパーライト化促進元素であるSnを添加することなく、鋳鉄溶湯中からBを取り除くことによって、生産効率を落とさず解決する鋳鉄溶湯中のほう素の除去方法を提供すること。
【解決手段】本発明の鋳鉄溶湯中のほう素の除去方法は、鋳鉄溶湯中に50ppm以下のBが含まれているとき、酸化鉄を鋳鉄溶湯中に添加することで、鋳鉄溶湯中のBを除去することとした。 (もっと読む)


【課題】粉体状(乾式)又は液体状(湿式)の産業廃棄物の吸引回収及び圧力排出を一台の特装車で可能にするとともにそのための搭載設備を簡素化する。
【解決手段】吸引ブロア1よりの吸引エアーによってレシーバータンク2に回収物を吸引回収する吸引回収手段3と、コンプレッサー4よりの圧力エアーによってレシーバータンク2内の回収物を圧送して排出する圧送排出手段5とを搭載した特装車である。圧送排出手段5は、レシーバータンク2の液体排出口6より液体を排出するための液体排出用圧力エアー経路8と、レシーバータンク2の粉体排出口7より粉体を排出するための粉体排出用圧力エアー経路9と、液体排出用圧力エアー経路8と粉体排出用圧力エアー経路9とを切替える切替え手段10を備えている。 (もっと読む)


【課題】球状黒鉛鋳鉄用又はコンパクト・バーミキュラー鋳鉄を得るための溶融鋳鉄を溶製するにあたり、黒鉛球状化剤の添加に先だって脱硫処理を施すと共に脱酸処理をも施すことにより、黒鉛球状化剤の添加歩留まりを向上することができる溶融鋳鉄の溶製方法を提供する。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄又はコンパクト・バーミキュラー鋳鉄を得るための溶融鋳鉄の溶製方法である。鉄源原料を溶解させて得られる溶湯1に、脱硫作用と脱酸作用とを併せ持つ脱酸・脱硫剤2を添加した後、金属Mg及びMg合金のうち少なくとも一種を含む黒鉛球状化剤を添加する。これにより、脱酸・脱硫剤2を添加することで硫黄含有量及び酸素含有量が低減された溶湯1中に、黒鉛球状化剤を添加すると、黒鉛球状化剤におけるマグネシウムと硫黄との結合が抑制される共に酸素との結合も抑制される。また黒鉛球状化剤の添加時にMgの攪拌力により脱硫効率が更に助長される。 (もっと読む)


1 - 10 / 11