説明

核燃料サイクル開発機構により出願された特許

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【課題】放射性物質8と鉄鋼系金属9とを効率的に分離することができるとともに、安全性を向上することができる放射性汚染金属の溶融処理装置及びその処理方法を提供する。
【解決手段】放射性物質8で汚染された放射性汚染金属である核燃料棒2から鉄鋼系金属9と放射性物質8とを溶融炉15内で分離するための放射性汚染金属の溶融処理方法であって、核燃料棒2を破砕し、破砕された混在廃棄物cを前記溶融炉15で加熱し浮揚させ、前記溶融炉15内で分離された溶融金属21を鋳型22へ出湯することとした。混在廃棄物cが溶け落ち後、出湯前に加熱量を小さくし、溶湯23の表面に放射性物質8を固化したスラグ20を形成し、溶融金属21のみを出湯する。 (もっと読む)


【課題】劣化重水を電解法によって精製処理する際に発生する重水廃液を不純物(アルカリ性化合物及びガンマ核種)とトリチウムを含む重水とに分離し、不純物を安全に廃棄する処理方法を提供する。
【解決手段】アルカリ性化合物を含有する重水に予め炭酸ガスを吹き込み重炭酸塩とした後、該重炭酸塩含有の重水を硫酸によって中和し、硫酸塩を含む重水を蒸発乾固するアルカリ性化合物と重水を分離する方法。 (もっと読む)


【課題】排水量を少なくすることが可能な機器の除染方法及び除染装置を提供する。
【解決手段】乾燥ガス供給工程(ステップS101)の後に機器内を真空引きするので(ステップS103)、真空引きされた機器内の圧力に基づいて、機器内に液体状態の重水が残存しているか否かを容易に判断でき、ステップS105において重水が残存していないことを確実に把握した上で機器内に水蒸気の供給を行う旨の決定ができる。そして、機器内に液体状態の重水が残存しない状態で、機器内に水蒸気を導入して同位体交換反応を行なう(ステップS107)ので、同位体交換に要する時間が低減される。 (もっと読む)


【課題】膜脱気装置を効率的に洗浄して、経時による圧力損失の上昇、流量低下、脱気性能の低下や膜劣化を防止する。
【解決手段】給水中に連続又は間欠的に洗浄剤として酸又はアルカリを添加してプレフィルタ2及び脱気膜モジュール3に付着した汚染物質を洗浄除去する膜脱気装置の洗浄方法。 (もっと読む)


【課題】 地層処分の安全性評価に必要なバイオフィルムの形成条件を確立し、更に、それを用いて核種拡散への影響試験を確立することである。
【解決手段】 微生物を接種した液体培地に、表面積がほぼ同一で且つ表面積を測定可能な形状の複数の基材を投入し、該基材の表面にバイオフィルムを形成するバイオフィルム形成工程、及びバイオフィルムが形成された前記基材を液体培地から取り出し、収着評価したい核種を含んだ液に浸漬する収着工程、の2工程を含み、バイオフィルム形成状態及び該バイオフィルムによる核種収着能の定量的な評価を可能としたことを特徴とする微生物への核種収着評価方法である。 (もっと読む)


【課題】 放射性廃棄物の焼却灰を飛散させることなく分析用サンプルを採取することができる放射性廃棄物焼却灰のサンプリング装置を提供する。
【解決手段】 焼却灰回収通路1の側面4の外部に、ホッパー状の底部5を有する密閉室6を配設し、その底部5には、分析用サンプルを収納するためのサンプル収納容器7を設ける。密閉室6には、焼却灰回収通路1に進出して落下途中の焼却灰を採取し、次いで、密閉室6に退却して採取した焼却灰をサンプル収納容器7に収納するためのサンプリング用アーム9を配設した。サンプリング用アーム9は、水平シャフト11の略中間部にサンプリング容器12を備えたものであって、サンプリング容器12を上向きとして焼却灰を採取し、下向きとして焼却灰をサンプル収納容器7に落下させることができる。 (もっと読む)


【課題】 有機系液体廃棄物を効率よく分解処理でき、しかも含まれている放射性物質や有害物質が外部に漏れ出ないようにする。また、遠隔操作によって機器の交換・保守を行うことができ、そのため放射性物質や有害物質を含む有機系液体廃棄物を取り扱うことができるようにする。
【解決手段】 処理すべき有機系液体廃棄物を貯留している廃液貯槽10と、攪拌装置12と加熱装置14が付設され内部に微生物培養チップ及び/又は微生物培養液が入れられるバイオ反応槽16と、廃液貯槽中の有機系液体廃棄物をバイオ反応槽に送液するポンプ18と、前記バイオ反応槽の排気系に設置された有害物質移行阻止部(オイルトラップ20)及び分解ガスモニター22を具備し、それらが配管及び接続ジョイントで連結されていて、バイオ反応槽内で微生物によって有機系液体廃棄物を分解し無害なガスに変換させる。 (もっと読む)


【課題】 管路内にプローブを挿入する際に、センサ部の振動を抑制し、それによってノイズの低減と信号の再現性向上を図る。
【解決手段】 先導ケーブル部10とセンサ部12と搬送ケーブル部16がその順序で連続し、前記先導ケーブル部及び搬送ケーブル部には多数のフロート20が間隔をおいて取り付けられており、供給するガスの圧力によって管路内を搬送されるプローブであって、前記センサ部と搬送ケーブル部との間に、搬送中におけるセンサ部の管軸方向の振動を抑制するバネ機構部14を介装した構造の管路検査用プローブである。バネ機構部には、バネ定数の異なる複数の圧縮コイルバネを管軸方向に直列に配置した組み合わせバネを用いるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】希少元素FPあるいは希少元素の電解析出物を、水素製造用の触媒電極として利用し、アルカリ水溶液や海水等の電解液から水素を効率的に能率よく製造する技術。
【解決手段】本発明に係る電解水素製造システムは、アルカリ水溶液あるいは海水等の電解液を陽極および陰極間で電気分解して水素を発生させ、製造するものである。
この電解水素製造システム30において、陰極32は、希少元素FPであるルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)およびテクネチウム(Tc)、ならびに希少元素のレニウム(Re)の希少元素を少なくとも1種類以上析出させた電解析出電極であり、この電解析出電極を触媒電極として陰極に用いたものである。 (もっと読む)


【課題】 γ線に対する感度に加えて中性子に対する感度を持たせ、γ線と中性子の両放射線を区別無く検出できるようにすることで、単一種類の検出器によって臨界事故の検知を可能とする。
【解決手段】 入射するγ線を検出するγ線検出器10と、該γ線検出器を覆うように配置されて外部から入射する中性子を減速し熱中性子に変換する中性子減速材12と、該中性子減速材と前記γ線検出器との境界に該γ線検出器全体を取り囲むように介装した熱中性子−捕獲γ線変換材14を具備し、前記γ線検出器からの検出出力を電流変換部(光電子増倍管18)で電流に変換し、変換した電流を電流計測部(電流計20)で計測するようにして電流モードで動作させる。 (もっと読む)


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