説明

DOWA IPクリエイション株式会社により出願された特許

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【課題】電子写真方式画像形成装置のキャリアとして用いた場合に、画像形成速度が速くなっても割れや欠けが生じることがなく、また回転トルクが大きくならず、さらに高抵抗・高磁力を有するフェライト粒子を提供する。
【解決手段】組成式MFe3−X(但し、MはMg,Mn,Ca,Ti,Cu,Zn,Sr,Niからなる群より選択される少なくとも1種の金属元素、0≦X≦1)で表される材料を主成分とし、内部に空孔を有するフェライト粒子であって、粒子断面積における空孔総面積率が5%以上で20%未満で、且つ、最大空孔面積の空孔総面積に占める割合が50%以上であり、粒径から算出される比表面積値に対する、実測したBET比表面積値の割合が7倍以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】樹脂コートした際に高い密着性を得るのに十分な表面凹凸を有しながら、機械的強度にも優れた二成分系電子写真現像剤用キャリア芯材を提供する。
【解決手段】粒子表面に、微細な構造を析出させることにより[BET比表面積]/[真球相当比表面積]の値が、16.2以上、25.8以下、走査電子顕微鏡での反射電子像解析により測定した表面粗さRaの値が、0.050μm以下であり、かつ見掛密度が2.40g/cc以上である磁性粒子を芯材として使用する。このようなキャリア芯材は、磁性粉末を高い還元雰囲気下で600℃から1000℃の温度範囲で転動させながら熱処理することにより得られる。 (もっと読む)


【課題】キャリア芯材自体の帯電性能が高く、環境依存性が小さい電子写真現像剤用キャリア芯材を提供する。
【解決手段】電子写真現像剤用キャリア芯材は、一般式:MnFe3−x4+y(0<x≦1、0<y)で表されるコア組成を主成分として有し、Siを0.1重量%以上含有し、Ca、Sr、およびMgからなる群のうちの少なくとも一つの金属元素を0.03重量%以上含有する。 (もっと読む)


【課題】表面が凹凸形状でしかも所定の磁気特性を有するフェライト粒子を安定して製造できる方法を提供する。
【解決手段】MFe3−X(但し、MはMg,Mn,Ca,Ti,Cu,Zn,Sr,Niからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属元素,0≦X<1)で表される組成のフェライト粒子が生成するように成分調整された、平均粒径がいずれも3μm以上のFe成分原料とM成分原料、又はFe成分とM成分とを含有する平均粒径が3μm以上の仮焼成物と、媒体液とを混合してスラリーを得る工程と、前記スラリーを噴霧乾燥させて造粒物を得る工程と、前記造粒物を焼成して焼成物を得る工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】表面が凹凸形状でしかも所定の磁気特性と抵抗特性とを有するフェライト粒子を安定して製造できる方法を提供する。
【解決手段】MnFe3−X(但し、0≦X≦1)で表される組成のフェライト粒子が生成するように成分調整されたFe成分原料及びMn成分原料を媒体液中に投入してスラリーを得る工程と、前記スラリーを噴霧乾燥させて造粒物を得る工程と、前記造粒物を酸化雰囲気下で焼成して前駆体を得る第1焼成工程と、得られた前駆体を還元雰囲気下で焼成温度1050℃〜1300℃の範囲でさらに焼成して焼成物を得る第2焼成工程とを有することを特徴とする。ここで、フェライト粒子の表面形状の凹凸化をより促進させる観点からは、第1焼成工程における焼成温度は1150℃〜1300℃の範囲が好ましく、焼成時間は1.5時間以上が好ましい。 (もっと読む)


【課題】特性が良好であって、安価に製造することができる電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法を提供する。
【解決手段】電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法は、一般式:ZCaFe3−x―y(0≦x≦1、0<y≦1、ただし、Zは、Mg、Mn、Ti、Cu、Zn、Sr、Niからなる群から選択される少なくとも一種の金属)で表されるコア組成を主成分とする電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法であって、鉄を含む原料、およびカルシウムを含む原料を混合する混合工程と、混合工程の後に、混合した混合物の造粒を行う造粒工程と、造粒工程により造粒した粉状物を所定の温度で焼成して磁性相を形成する焼成工程とを備える。ここで、混合工程により混合されるカルシウムを含む原料は、水溶性のカルシウム塩を含む原料である。 (もっと読む)


【課題】小粒径化を実現すると共に、粒子表面の結晶のサイズが適切であり、高強度を達成することができる電子写真現像剤用キャリア芯材を製造することができる電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法を提供する。
【解決手段】電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法は、鉄を含む原料、およびストロンチウムを含む原料をスラリー化するスラリー化工程(A)と、スラリー化工程の後に、得られた混合物の造粒を行う造粒工程(B)と、造粒工程により造粒した粉状物を所定の温度で焼成して磁性相を形成する焼成工程(C)とを備える。ここで、スラリー化工程は、鉄を含む原料の体積粒径D50を1.0〜4.0μmとし、鉄を含む原料の体積粒径D90を2.5〜7.0μmとするよう鉄を含む原料をスラリー化し、電子写真現像剤用キャリア芯材に含まれるストロンチウムの含有量をyとすると、0<y≦5000ppmとなるようにストロンチウムを含む原料をスラリー化する工程である。 (もっと読む)


【課題】電子写真方式の画像形成装置のキャリアとして用いた場合、画像形成速度が速くなっても十分な画像濃度が得られるフェライト粒子を提供する。
【解決手段】組成式MFe3−X(但し、MはMg及びMnの少なくとも一方、0≦X≦1)で表される材料を主成分とし、Sr元素及びCa元素の少なくとも一方を総量で0.1重量%〜2.5重量%の範囲で含有する。ここで、キャリアとして用いた場合に、より高画像濃度を得る観点からは、1000/(4π)kA/m(1000エルステッド)の磁界下で着磁した後の流動度が40秒以上であるのが好ましい。また、残留磁化σrは3Am/kg以上であるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高画質および長寿命化を実現しながら、キャリア飛散をより確実に低減することができる電子写真現像剤用キャリア芯材を提供する。
【解決手段】電子写真現像剤用キャリア芯材は、体積粒径分布における中心粒径の値が、30μm以上40μm以下の範囲にあり、体積粒径分布における粒径22μm以下のものの割合が、1.0%以上2.0%以下であり、個数粒径分布における粒径の値が22μm以下のものの割合が、10%以下であり、外部磁場が1000Oeである場合における磁化の値が、50emu/g以上75emu/g以下である。 (もっと読む)


【課題】高磁気特性を有するのみならず高い強度をも有するフェライト粒子を提供する。
【解決手段】組成式MnFe3−X(但し、0≦X<1)で表される材料を主成分とし、Si元素とAl元素とを含有するフェライト粒子であって、エネルギー分散型X線分析によるFe元素に対するSi元素のピーク強度比が1.0×10−3〜1.5×10−1の範囲で、Fe元素に対するAl元素のピーク強度比が8.0×10−4〜6.0×10−3の範囲であることを特徴とする。 (もっと読む)


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