説明

特種製紙株式会社により出願された特許

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【課題】従来にない全く新規な真贋判定機能を有したスレッドとそれを使用した偽造防止用紙を得ることを課題とする。
【解決手段】可視光線領域と赤外線領域の一種のメタメリック現象と、多層真珠光沢フィルムとを組み合わせ従来にない真贋判定機能を有したスレッドを得る。例えば、可視光線及び赤外線のいずれも透過する性能を有した多層真珠光沢フィルム(1)の片方の面に、赤外線を吸収する性能を有した図柄や文字等の印刷層(3a)、赤外線を透過する性能を有した図柄や文字等の印刷層(3b)が設けられており、前記赤外線を吸収する性能を有した図柄や文字等の印刷層(3a)と、赤外線を透過する性能を有した図柄や文字等の印刷層(3b)とが通常光のもとで同色に見え、かつ赤外線領域での分光反射率が相違していることを特徴とする真贋判定機能を有するスレッドがその一例である。 (もっと読む)



【目的】 カラー複写機によるコピーや画像処理システムによる複製を試みても原稿(本物)とは全く異なった色調の複写物や複製物しか得られない偽造防止用紙。
【構成】 2層以上の紙層で構成され、最外部に位置する紙層が窓開き部を有し、最外部に位置する紙層とその下に位置する紙層の間に真珠光沢を有する帯状物が挿入されており、該帯状物が窓開き部に露出するようにする。この際帯状物が真珠顔料に熱水可溶性のバインダーを混合した塗工液を原紙に塗工したものよりなると帯状物と紙層が強固に接着し印刷時に帯状物が紙層から脱落するようなことは無くなり、また損紙から製紙用繊維の回収が可能となる。 (もっと読む)



【目的】 複写機によるコピーを行っても原稿とは全く異なった色調の複写物しか得られない偽造防止用紙及び偽造防止印刷物を得る。
【構成】 基紙表面に真珠顔料と接着剤を主体とした部分的な被覆層を形成し偽造防止用紙を得る。真珠顔料としては虹彩色を発する真珠顔料を使用することが好ましい。またこの用紙を使用して印刷を施し、偽造防止印刷物を得る。
【効果】 カラー複写機で複写しても被覆層の真珠光沢は複写されないので複写物か否かの判定が容易にできる。 (もっと読む)


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