説明

内山工業株式会社により出願された特許

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【課題】2部材の組み付け時にガスケットが倒れることを抑制でき、また2部材のうちの少なくともいずれか一方が熱変形した場合でもシール性を維持することができる密封構造を提供する。
【解決手段】2部材1,2の内の一方の部材1の被シール面1aに凹設された溝部10にガスケット3を装着し、前記2部材間をシールする密封構造であって、前記溝部は、深さ方向F奥側に形成された第1溝部11と、前記溝部の開口側に前記第1溝部よりも幅広で、且つ、対向する両内壁12a,12aが略平行に形成された第2溝部12とを備え、前記ガスケットは、前記第1溝部に挿入される挿入部31を有したガスケット本体部30と、該ガスケット本体部よりも幅寸法が大きく、且つ、他方の部材の被シール面2aに対向する曲面部32aを有した突出部32とを備え、前記突出部の最大幅寸法Bは、前記第1溝部の幅寸法L1よりも大きく、前記第2溝部の幅寸法L2よりも小さいことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】歯付ベルトを構成する素材の特性を変化させることなく、歯付ベルトの歯側に磁性体材料を容易に固着することができるとともに、固着される磁性体材料の薄膜化および均一化を図ることができる歯付ベルトの製造方法を提供する。
【解決手段】歯部が歯布14により覆われた歯付ベルトの製造方法において、磁性体材料を含有する磁性塗料を歯布14の裏面に塗装装置20により塗着させる塗着工程を含み、塗着工程では、歯布14を陽極とし、スプレーガン24の電極を陰極とし、歯布14とスプレーガン24の電極との間に負の高電圧を印加して静電界を形成するとともに、磁性塗料を帯電させて噴霧し、静電気力を用いて歯布14に前記磁性塗料を塗着させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】歯付ベルトを構成する素材の特性を変化させることなく、歯付ベルトの歯側に磁性体材料を容易に固着することができる歯付ベルトの製造方法を提供する。
【解決手段】歯部が歯布14により覆われた歯付ベルトの製造方法であって、所定強度の磁界を発生する磁性体粉末などの磁性体材料を、溶射装置20により歯布14の裏面に溶射する溶射工程を含み、この溶射工程では、冷却装置30により歯布14を冷却しながら歯布14の裏面に磁性体材料をコールドスプレー溶射することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の運転時であれ、燃料噴射弁の燃料噴射位置はもとより、燃料噴射弁の制振機能を好適に維持することのできる燃料噴射弁用制振インシュレータを提供する。
【解決手段】燃料噴射弁用制振インシュレータは、燃料噴射弁11に生じる振動を制振する。制振インシュレータ30は、シリンダヘッドの肩部18と、燃料噴射弁11にあって肩部に対向するテーパ面24との間に介在されるものであり、テーパ面24に当接する円環形状のトレーランスリング33と、トレーランスリング33と肩部18の間に配置される弾性部材36とを備える。弾性部材36には、それぞれ円環状のコイルスプリング34とスリーブ35とが併設するように埋め込まれている。スリーブ35は、コイルスプリング34の螺旋を構成する個々の小リング部の外径よりも低く形成され、トレーランスリング33側及び肩部18側の少なくとも一方が弾性部材36に埋没されている。 (もっと読む)


【課題】分割構成材を互いに突合せて接合し形成された金属基板を用いたガスケットにおいて、金属基板の接合強度に優れたガスケットを提供することを目的とする。
【解決手段】複数の金属基板用分割構成材10a、10bを互いに突合せて接合し、接合体に形成した金属基板10を備えたガスケット1であって、上記金属基板用分割構成材の端部10aa、10ba同士を突合せて接合体とする一方の部材(10b)は、他方の部材(10a)の外周端部10abと接合する延出突部11を備えており、該延出突部は、上記接合体の外周側より上記金属基板用分割構成材の幅方向に突出して形成されるともに、上記他方の部材の外周端部11baに沿って長さ方向に延出して形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】回転トルクを増大させることなく、シール性能の信頼性が向上した新規な密封装置を提供する。
【解決手段】相対的に同軸回転する内側部材6及び外側部材7からなる2部材間に介装される密封装置9であって、前記2部材のうちの一方の部材6に嵌合固定されるスリンガ11と、前記2部材のうちの他方の部材7に嵌合固定される芯金12と、該芯金12に固着されるとともに前記スリンガ11に弾性的に摺接する複数のシールリップを有する弾性体製シールリップ部材13とよりなり、前記スリンガ11は、前記一方の部材6に嵌合固定される円筒部14と、該円筒部14の一端に連成されたフランジ部15と、前記円筒部14側に折り返すように該フランジ部15の周縁部に連設された折返部16とを含み、前記複数のシールリップは、前記折返部16の外面に摺接するアキシャルリップ13aを少なくとも含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エンジンの仕様等に応じたウォータジャケットの冷却水流通容量の調整と、ウォータジャケット内での冷却効果の均等化を簡易に図ることができるウォータジャケットスペーサを提供する。
【解決手段】シリンダブロック1のウォータジャケット3内に嵌め入れられて、ウォータジャケット内における冷却水の流通容量を調整する為のウォータジャケットスペーサ4であって、ウォータジャケットの形状に沿うよう成型されたスペーサ本体40と、スペーサ本体に一側部6aが固定された規制部材5とを含み、記規制部材は、非水膨潤性の弾性変形可能な第1部材6と、第1部材に固着一体とされた水膨潤性エラストマーによる第2部材7との複合体8からなる。規制部材は、前記ウォータジャケット内に冷却水が流入したときには、第2部材が吸水して膨潤し、この膨潤によって第1部材の弾性変形を伴い非固定側部が前記対向壁部に向くよう変形してウォータジャケット内を流通する冷却水の一部を堰止め規制するよう構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】組立てられる軸受装置の密封部の長期安定化を図るとともに、製造を容易にする。
【解決手段】外輪部材と、内輪部材と、外輪部材側の第1シールリングと、内輪部材側の第2シールリングと、第1シールリングに固定される磁気センサと、第2シールリング側に設けられている多極磁石ロータとを備えた転がり軸受装置の組立て方法であって、多極磁石ロータは環状芯金によって支持されており、環状芯金の円筒部と記第2シールリングの円筒部とを嵌合した状態で、第1シールリングと第2シールリングとを抱き合わせる形に仮組みしておいて、環状芯金および第2シールリングを内輪部材に圧入嵌合するとともに、第1シールリングを外輪部材に圧入嵌合する。 (もっと読む)


【課題】シール部材のシール性を維持し、且つトルクの低減が可能な回転部材のシール構造を提供する。
【解決手段】軸受ユニットを構成する回転側部材及び固定側部材の一方の部材に固定され、他方の部材に相対摺接する弾性材からなるシールリップを備えた回転部材のシール構造であって、前記シールリップが摺接する面には、40℃での基油動粘度が10〜60mm2/secのグリースが塗布されており、前記シールリップが摺接する面は、多数のディンプルを備えた凹凸面とされ、且つ前記シールリップによる圧力が作用しても前記グリースの油膜が維持される表面粗さRaが、0.5〜1.5μmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】部品点数が少なく、回動部材の回転動作に対して安定した緩和効果を奏すると共に、回動部材の操作性向上に寄与できる新規な回動部材のダンパー装置を提供する。
【解決手段】取付基部2,3に対し、支持軸4,5を介し、該支持軸の軸心4L,5L回りに回動可能に支持されると共に、付勢手段6によって前記軸心回りの一方向に回転付勢力が付与された回動部材1において、前記回転付勢力による回転動作を緩和する為、前記取付基部と回動部材との間に介装されるダンパー装置であって、エラストマーからなる制動部材7を含み、該制動部材7は、先端部71aが被制動面5bに対して弾性的に相対摺接する突部71を有し、該突部71は、前記回動部材1の付勢回転方向に基づく前記被制動面の相対回転方向に対して傾斜状態で対向するよう形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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