説明

日建工学株式会社により出願された特許

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【課題】大型の消波ブロックを比較的簡単に製造することができるようにする消波ブロックの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】建設用鉄筋を格子状に配設した型枠内に生コンクリートを流し込み、胴体部の上端部及び下端部それぞれに3本の脚部が突設された消波ブロックを製造する方法であって、胴体部用配筋部22と下端部用配筋部23と上端部用配筋部24を個々に用意すると共に、型枠31を組立可能に分割させて底板枠部32を含む複数個の型枠部33、34で用意し、底板枠部32上に下端部用配筋部23と胴体部用配筋部22と上端部用配筋部24を順に積み重ねて設置すると共に、該各配筋部22、23、24の積み重ねに合わせて各配筋部22、23、24の外周側面部分を分割された型枠部33、34で順に囲んで型枠31を形成するようにした。 (もっと読む)


【課題】海中または土中に敷設した場合であっても錆による強度の低下を無くすことができるとともに、据え付け箇所の形状が平坦で無くても簡単に対応することができる護岸越流洗掘抑止工法を提供する。
【解決手段】護岸堤防を越えた水流・水圧により堤防陸側法尻部13周辺が洗掘されるのを抑える護岸越流洗掘抑止工法であって、現場でのブロック成形時に、可撓性を有するロープ18を隣り合うコンクリートブロック17,17に跨がらせてインサートし、そのロープ18で隣り合うコンクリートブロック17,17同士を順に連結して法尻部13周辺に敷設してなる護岸越流洗掘抑止工法。 (もっと読む)


【課題】稚魚や幼魚を中心とする魚類が生息するのに好適な穴や隙間から魚体の大きな魚類が生息するのに適した空間を有する人工魚礁を簡単に形成することができる構造とした魚礁用ブロック及び人工魚礁を提供する。
【解決手段】適宜な長さを有する棒状体として形成され、横にする状態で順に上方向に積み重ねて立方体の人工魚礁を形成する魚礁用ブロックであって、上底11と下底12が平行な概略台形断面を有してなる構造とした。 (もっと読む)


【課題】藻類着生誘発物質を長期間に亘り適量流出させることで、磯焼け状態の海域において無節サンゴモの群落が優占しないように藻類を繁茂させて藻場を広範囲に再生させる。
【解決手段】藻類に対して付着・育成効果を発揮する藻類着生誘発物質を混練してなるコンクリートブロック製の水中環境再生構造体であって、藻類着生誘発物質は、アミノ酸及び/又は核酸の1種又は2種以上から選ばれた物質であり、コンクリートブロックの組成物中に3wt%乃至20wt%配合されている。又、コンクリートブロックは3本以上の脚体を有する。これにより、無節サンゴモの群落が優占しないように藻類を繁茂させる。 (もっと読む)


【課題】 連結用ロープを自然石やコンクリートブロックに穿たれた孔に挿入し、孔に硬化性樹脂を充填して取り付けたときに、孔から引き抜かれにくい連結ロープを提供する。
【解決手段】 この連結用ロープは、鞘成分を熱融着成分とする芯鞘型熱融着フィラメントが含有されてなるストランドを、3本引き揃えて加撚した撚りロープよりなる。この連結用ロープは両末端部位にアンカー部1を持つので、アンカー効果によって、孔から引き抜かれにくくなっている。アンカー部1は、撚りロープの末端を解撚して3本のストランドA,B及びCを得た後、ストランドAはストランドBのループで、ストランド束Bはストランド束Cのループで、ストランド束Cはストランド束Aのループで、各々、解撚開始点3に締めつけられ、ストランドA,B及びCの各々の端末は、未解撚部4のストランド間に挿入されて形成されている。 (もっと読む)


【課題】水中での構成が容易な構築構造でカウンタウェイトブロックと捨石マウンドとの摩擦力を確実に増大させてケーソンの滑動・揺動を抑止し、また、カウンタウェイトブロックの施工断面をコンパクト化して船舶の喫水に影響することなく、さらにはコンクリートの使用量を節減して経済性とCO2排出削減とを図るケーソン防波堤の耐波安定性を向上させるカウンタウェイトブロック工法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は上記目的を達成するために、ケーソン3の周囲における捨石マウンド2上に、枠体コンクリートブロックの枠体内部に捨石を充填した重しもしくは方塊コンクリートブロックの中央部貫通孔に捨石を充填した重しのいずれかからなる所要重量の重し4を配置したケーソン防波堤の耐波安定性を向上させるカウンタウェイトブロック工法を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】 直立構造物の垂直面に固定敷設しても、消失しにくい繊維シートを用いることにより、直立構造物で構成された人工海岸の環境破壊を修復する工法を提供する。
【解決手段】 人工海岸を構成している直立構造物の垂直面に、繊維シートを固定する。この繊維シートは、網地1とモノフィラメント群2,2,2・・・とからなる。網地1は、繊度100デシテックス以上のモノフィラメントを鎖編みして形成された網糸3で構成されている。モノフィラメント群2,2,2・・・は、網糸3に編み込まれている。そして、網地1の一表面から一方に延びている。このモノフィラメント2は、網糸3を構成しているモノフィラメントよりも太繊度である。かかる繊維シートの網地1を、直立構造物の垂直面に沿わせて固定する。 (もっと読む)


【課題】ウエル工法を使用し、堤体内に浸透した浸透水を連続して効果的に取り除くことができるようにした堤防強化用ウエル工法における排水構造を提供する。
【解決手段】既設の河川堤体10の基部地盤12に、通水孔22が外周面に設けられた集水ブロック16aを埋設し、該通水孔22を通して集水ブロック16a内に浸入された堤体10内の浸透水を集めて排出する堤防強化用ウエル工法における排水構造であって、集水ブロック16aは中空横長をした角柱状で、一面側に係合凹部23を有するとともに他面側に係合凹部23に挿入係合可能な係合凸部24を有してなり、堤体10の基部地盤12を堤体10に沿って一定の深さで掘削した溝穴20内に集水ブロック16aを複数連結させて横長列状に配設し、かつ、該横長の集水ブロック列上に係合凸部24を係合凹部23に挿入係合させて他の集水ブロック列を積み重ねて形成した排水壁17を備える構造とした。 (もっと読む)


【課題】現場作業の省力化と無人化施工に対応できるように1本吊りで施工でき、現場への備蓄、持ち出し、緊急時の移設が容易にできる強固な砂防用ブロックを実現させる。
【解決手段】砂防用ブロック1は、平面が略菱形形状を呈し、各角部には三角形状突部2a〜2dが形成されると共に、その下面にはそれぞれ脚部3a〜3dが突設されている。また、砂防用ブロック1の表面の中心部には略四角形状の角型凹部4が形成され、その奥部には吊り金具(図示せず)が固設されている。各三角形状突部2a〜2dは、隣接する砂防用ブロック1の三角形状突部と当接したとき、相互の砂防用ブロック1が斜めに競り合うように形成されている。砂防用ブロック1を積み重ねたとき、下段の砂防用ブロック1の角型凹部4には、上段の4個の砂防用ブロック1の脚部3a〜3dが一箇所に集合して嵌入される。これにより、強固に一体化された砂防堰堤を構築することができる。 (もっと読む)


【課題】施工工数を増加させることなく自然石を安定的に積み上げ、石垣などの擁壁構造物が崩落しないように構築する。
【解決手段】基礎コンクリート3から法面に沿って鉄筋2を延在させる。鉄筋2は堤防の長さ方向に沿って縦格子状に多数配置されている。一方、多数の自然石4における所定の位置には、それぞれ1本の貫通孔が穿孔されている。次に、鉄筋2に対して自然石4の貫通孔を順次串刺しして積み上げ自然石連結ブロックを形成する。このようにして、幅方向に配列された鉄筋2へ、自然石4を順次串刺しして広げて行き、擁壁構造物を構築する。このとき、串刺しされて組み上げられた左右両隣の自然石4の各隙間には、その隙間幅より大きい間詰め石5をかみ合わせて組み上げ、壁面を構築して行く。さらに、その背後に存在する材料が自然石4の前部へ抜け出さないように粒度を調整した土砂を埋め込む。 (もっと読む)


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