説明

日信工業株式会社により出願された特許

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【課題】調圧弁の作動応答性を向上させつつ、打音の抑制も図ることができる車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車両用ブレーキ液圧制御装置は、指示電流値に基づいて入力される電流に応じた圧力で車輪ブレーキ側から液圧源側へのブレーキ液の流れを抑止する調圧弁と、ブレーキ液を加圧し、調圧弁よりも車輪ブレーキ側の液圧路に吐出するポンプと、ポンプを駆動するモータと、調圧弁に流す電流を制御しつつモータの駆動を制御することで、ポンプによって車輪ブレーキ内のブレーキ液を加圧する加圧制御を実行する制御部とを備える。制御部は、加圧制御を開始してから所定時間の間、調圧弁の上下流の目標差圧から算出した検索電流値と、調圧弁が作動し始めるために最低限必要な電流値である作動電流値とのうち、大きい方の電流値を前記指示電流値として(ステップS4)、調圧弁を制御する。 (もっと読む)


【課題】前輪用の車輪ブレーキおよび後輪用の車輪ブレーキに作用せしめるブレーキ液圧を個別に増減調整可能な液圧調整ユニットの作動を、同軸上にある左右の前輪および後輪用の車輪ブレーキのブレーキ液圧間で許容される許容差圧となるように制御する車両用ブレーキ液圧制御装置において、高摩擦係数の路面であることを精度よく判定して許容差圧を充分に大きく設定可能とする。
【解決手段】車両の推定車体減速度を推定車体減速度算出手段26が算出し、許容差圧設定手段27が、路面摩擦係数に対応した許容差圧を推定車体減速度算出手段26が算出した推定車体減速度に基づいて設定する。 (もっと読む)


【課題】前輪用の車輪ブレーキおよび後輪用の車輪ブレーキに作用せしめるブレーキ液圧を個別に増減調整可能な液圧調整ユニットの作動を、同軸上にある左右の前輪および後輪用の車輪ブレーキのブレーキ液圧間で許容される許容差圧となるように制御する車両用ブレーキ液圧制御装置において、路面の摩擦係数に安定して対応した許容差圧が得られるようにする。
【解決手段】制御対象の車輪と同軸上にある他の車輪の車輪ブレーキのアンチロックブレーキ制御に伴う減圧開始時の液圧であるロック液圧をロック液圧取得手段29が取得し、許容差圧設定手段27は、少なくともロック液圧取得手段29で得たロック液圧に基づいて路面摩擦係数に対応した許容差圧を設定する。 (もっと読む)


【課題】前輪用の車輪ブレーキおよび後輪用の車輪ブレーキに作用せしめるブレーキ液圧を個別に増減調整可能な液圧調整ユニットの作動を、同軸上にある左右の前輪および後輪用の車輪ブレーキのブレーキ液圧間で許容される許容差圧となるように制御する車両用ブレーキ液圧制御装置において、路面状態に応じて同軸上の左右の前輪および後輪用の車輪ブレーキのブレーキ液圧を独立に制御可能とする。
【解決手段】左右の車輪の接地路面の摩擦係数が大きく異なるスプリット路であるか否かをスプリット路判定手段31で判定し、路面の摩擦係数が所定摩擦係数よりも低い低摩擦係数の路面であるか否かを低摩擦係数路判定手段32で判定し、スプリット路判定手段31の判定結果がスプリット路である状態ならびに低摩擦係数路判定手段32の判定結果が低摩擦係数路である状態のいずれかのときに、路面摩擦係数に対応した許容差圧の適用を禁止する。 (もっと読む)


【課題】被取付け面を形成してボディ主部から側方に張り出すフランジ部に、被取付け面と直交する方向に延びる中心軸線を有する複数の取付け孔が設けられるマスタシリンダにおいて、加工精度の悪化および治具の複雑化を回避するとともに治具へのセットも容易として生産性を高める。
【解決手段】フランジ部25が、被取付け面30をシリンダ孔23の中心軸線に対して斜めに交差させるように形成され、シリンダ孔23の中心軸線に沿う方向での位置決めを果たす基準面41が、シリンダ孔23の中心軸線に直交する平面に沿うようにして被取付け面30とは別にシリンダボディ22に設けられ、シリンダ孔23の中心軸線まわりでの位置決めを果たす基準孔42,43が、シリンダ孔23の中心軸線と平行な中心軸線を有して取付け孔38とは別にシリンダボディ22に設けられる。 (もっと読む)


【課題】ブリッジ部の剛性と放熱性とを確保すると共に、鋳造時の湯流れ性を悪化させることなくキャリパボディを小型化することができるモノコック構造ピストン対向型の車両用ディスクブレーキのキャリパボディを提供する。
【解決手段】第1天井開口部9と第2天井開口部10の、キャリパボディ3のディスク回転方向両端側の4つの開口隅部9a,9a,10a,10aを円弧状に形成する。開口隅部9a,9a,10a,10aに連続する2つのディスク軸方向面9b,10bを、キャリパボディ3のディスク回転方向両端側に設けられる外側トルク受け面3k,3mよりも天井開口部9,10の中央側に突出させ、ディスク軸方向面9b,10bの外側トルク受け面側に補強部9c,10cを形成した。 (もっと読む)


【課題】作動液を円滑に吐出することのできるソレノイドポンプを提供する。
【解決手段】作動液をポンプハウジング11の圧力室120に吸入する際に開弁する吸入弁130と、圧力室120から作動液を吐出する際に開弁する吐出弁140と、圧力室120の容積を増減させるピストン111と、を備え、圧力室120はピストン111を挟んで可動コア13が配置される側と反対側に形成され、吸入弁130の連通口130aおよび吐出弁140の連通口140aが、圧力室120に面するポンプハウジング11に開口され、ばね部材が圧力室120の外部に配置され、吸入弁140および吐出弁140の一方は、その弁体の移動方向がピストン111の軸方向に沿う方向に配置され、他方は、一方の弁の外周を囲むように配置され、ピストン111の軸方向に沿う作動液の流れを許容あるいは遮断する弁である構成とした。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で、制動熱によって摩擦パッドが大きく膨張しても、制動時に摩擦パッドのディスク回入側が浮き上がることを防止できると共に、摩擦パッドの摺動性を確保することができる車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】摩擦パッド4のディスク回出側と回入側とに、ディスク半径方向外側に突出する突出部4dを形成する。キャリパボディ3に、制動時に突出部4dのディスク半径方向外側面4fが当接する当接部3eを設ける。 (もっと読む)


【課題】
カーボンナノファイバーを用いた炭素繊維複合材料及びその製造方法並びに義肢補綴用ライナーを提供する。
【解決手段】
本発明にかかる炭素繊維複合材料の製造方法は、工程(a)と、工程(b)と、工程(c)と、を含む。工程(a)は、シリコーンゴムに平均直径が0.4nm〜230nmのカーボンナノファイバーを混練して第1の混合物を得る工程である。工程(b)は、第1の混合物をロール間隔が0.1mm以下のオープンロールで3分〜10分間混練して第2の混合物を得る工程である。工程(c)は、第2の混合物をロール間隔が0.5mm以下のオープンロールで薄通しを行って炭素繊維複合材料を得る工程である。 (もっと読む)


【課題】基体の製造に用いる刃具の種類を少なくすることができるプランジャポンプを提供することを課題とする。
【解決手段】プランジャポンプ1であって、ポンプ穴13と、ポンプ穴13に連通する吸入穴17および吐出穴18とを有する基体10と、ポンプ穴13に収容されるとともに、偏心カム201(駆動部材)に当接しているプランジャ20と、を備え、プランジャ20がポンプ穴13内で往復動することで、吸入穴17からポンプ穴13内に液体が吸入されるとともに、ポンプ穴13内の液体が吐出穴18に吐出される。そして、吸入穴17および吐出穴18の軸線は、ポンプ穴13の軸線に対して交差しており、ポンプ穴13および吐出穴18の少なくとも一部が同一径に形成されている。 (もっと読む)


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