説明

日東精工株式会社により出願された特許

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【課題】タッピンねじの下穴へのねじ込み時における雌ねじ成形屑の発生を少なくし且つ下穴に対してタッピンねじの傾斜を容易に修正可能にした形状のねじ締め用下穴を得る。
【解決手段】ワ−ク8の下穴10であって、入口側にタッピンねじ1の外径より僅かに大きい内径を有する入口部11を形成し、これより奥にねじ山5が雌ねじを形成しながらねじ込まれる雌ねじ部12を設け、しかも、入口部11と雌ねじ部12との間にガイド穴部13を形成したねじ締め用下穴であるので、タッピンねじのリード角に相当する傾斜角を備えた下穴傾斜底面を形成する必要がなく、下穴形成全体のコストが低減される。また、自動ねじ締め機によりねじ締めを行っても簡単にその傾きの修正ができ、下穴とねじとがほぼ同一軸心になるので、ねじ浮き状態の発生が減少する。しかも、雌ねじ形成時に余肉の破断が生じにくく、雌ねじ成形屑の発生も減少する。 (もっと読む)


【課題】地中の各深度において地盤の真の比抵抗を測定し、この測定値に基づいて地盤性状を評価することにより、正確な土質判定を行うための貫入ロッドを提供する。
【解決手段】本発明の貫入ロッド1は、地中に貫入するロッド本体2を有し、このロッド本体2には地盤の比抵抗を測定する地盤比抵抗測定手段6a,6b,6c,6dと、地盤間隙水の比抵抗を測定する間隙水比抵抗測定手段7a,7b,7c,7dとが取付けられている。これにより、各深度において地盤固有の間隙水の比抵抗を考慮した真の比抵抗を得ることができ、地盤性状および土質を正確かつ多角的に評価することが可能である。 (もっと読む)


【課題】地中の各深度において地盤の真の比抵抗を測定し、この測定値に基づいて地盤性状を評価することにより、正確な土質判定を行うための貫入ロッドを提供する。
【解決手段】本発明の貫入ロッド1は、地中に貫入するロッド本体2を有し、このロッド本体2には、表面がフィルタ8で覆われ、このフィルタ8に吸収された地盤間隙水の比抵抗を測定する地盤比抵抗測定手段6a,6b,6c,6dと、地盤間隙水の比抵抗を測定する間隙水比抵抗測定手段7a,7b,7c,7dとが取付けられている。これにより、各深度において地盤固有の間隙水の比抵抗を考慮した真の比抵抗を得ることができ、地盤性状および土質を正確かつ多角的に評価することが可能である。 (もっと読む)


【課題】ねじ締め時にねじの頭部座面がワークあるいは部品等に対して確実に着座したか否かの良否判定を可能にするねじ浮き検出兼用ドライバビットを得る。
【解決手段】回転駆動力が伝達される軸部11と係合部12との間に係合部12を駆動穴22に係合させたときに頭部頂面に当接するストッパ部13を形成し、ねじ20の頭部頂面にストッパ部13が当接して係合状態となった駆動穴22の底と係合部先端との間には僅かな隙間を有する構成とし、しかも、ストッパ部13の外周円の直径(D)は駆動穴22の外接円の直径(m)より大きいねじ浮き検出兼用ドライバビットであるので、頭部座面が着座しているか否かを正確に判定できる。また、駆動穴とドライバビットの係合部先端との間に僅かな隙間が生じる構成なので、駆動穴や係合部になんらかの原因で損傷が生じても、ねじ浮きの良否判定に何らの悪影響も及ぼさない。 (もっと読む)


【課題】被検査部品である頭付部品の種類、サイズに応じて回転テーブルを取り替える必要のない部品検査装置を提供する。
【解決手段】駆動源の駆動により回転する回転テーブル4と、この回転テーブル4に頭付部品を供給する供給手段3と、前記回転テーブル4上の頭付部品Sを撮像する撮像手段5、6とを備え、この撮像手段5、6の撮像結果に基づいて頭付部品Sを検査する部品検査装置1において、回転テーブル4は、前記供給手段3から供給される頭付部品Sの頭部を円周に片持ちで吊下するように構成されていることを特徴とする。これにより、如何なる種類、サイズの頭付部品でも回転テーブル4を取り替えずに検査することが可能となり、作業コストおよび部品コストに優れている。 (もっと読む)


【課題】貫入試験において、貫入抵抗と併せて、地中の含水量を測定するための貫入ロッドを提供する。
【解決手段】地中の含水量測定用貫入ロッドは、地中に貫入してその含水量を測定可能な電極を周面に備えるロッド3と、必要に応じて当該ロッド3に順次継ぎ足される延長用ロッド4とを備え、ロッド3および延長用ロッド4は、各連結部位にコネクタ部9,12,13を有し、これらを電気的に接続して電極の検出信号を伝送するように構成されている。そのため、貫入ロッドを回転させても導線2,14が捻れることがないので、回転貫入を要するスェーデン式サウンディング試験にも用いることが可能となる。そればかりか、延長用ロッド4の継ぎ足し作業が簡便になる。 (もっと読む)


【課題】JIS規格に定められている互いに隣り合う十字穴の番号において共用可能なねじ部品の十字穴形状を得る。
【解決手段】十字穴を有する頭部2と一体でねじ山4が形成された脚部3とから構成されるねじ部品において、JIS規格に設定されている十字穴の頭部表面側の長さであるm寸法をねじ部品1の呼びに応じた長さとし、規格において互いに隣り合う二組の十字穴の番号にあっては、十字穴のg寸法を十字穴番号の小さい方側の寸法に設定するとともにb寸法は十字穴番号の大きい方側のb寸法を通り延長した位置に設定し、しかも、α角も十字穴番号の大きい方側に設定した共用十字穴であるので、本来2番の十字穴に適応されるドライバビットに加えてこれより小さい1番のドライバビットの使用ができる。また、十字穴とドライバビットの穂先との間に隙間が生じず、安定したねじ締め作業が可能になる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、限界ゲージおよび検査対象物のねじ山が摩擦により損傷することを防止するねじ山検査装置および方法を提供する。
【解決手段】本発明は、ねじ部品Sに限界ゲージ11を螺合して、当該限界11ゲージに作用する回転負荷トルクとねじ込み量とを検出し、これら検出値に基づいてねじ部品Sのねじ山成形の良否を判定するものであって、限界ゲージ11とねじ部品Sとを螺合する過程あるいは当該螺合を解く過程では、限界ゲージ11の往復移動を停止して回転のみを付与する。これにより、これらねじ山の接触面には、ねじ部品Sの自重だけが摩擦抵抗として作用し、つまりゲージツール11本体の自重は作用しない。そのため、当該摩擦抵抗が低減されるので、限界ゲージ11およびねじ部品Sにおいて、これらねじ山の摩耗を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】多軸ねじ締めに最適なトルク検出機構付き自動ねじ締め機を提供する。
【解決手段】本発明のトルク検出機構付き自動ねじ締め機1は、駆動源2の駆動に伴って回転する入力軸5と、この入力軸5に一体に回転可能に取付けられる入力歯車6と、この入力歯車6に噛合する出力歯車10と、この出力歯車10を一体に回転可能に保持するとともに、前記入力軸5のオフセット位置に配置されて当該入力軸5の回転駆動に伴って回転する出力軸9と、前記入力軸5を回転自在に支持するとともに、入力歯車6を介して作用する出力軸9の回転抵抗に応じて歪む起歪体4と、この起歪体の歪みを検出する歪み検出手段2a,12b,12c,12dとを備える。この構成により、オフセット機構とトルク検出機構を両立させることができる。そのため、特に出力軸9の周囲の構成が小型化され、作業スペースに制限がある場合においても多軸ねじ締めを実現することができる。 (もっと読む)


【課題】ねじ部品締結完了後のドライバビットの強制逆転を可能にするねじ部品自動締結機における動力伝達装置を得る。
【解決手段】駆動軸2の周囲に配置された回転連結体22と固定部材7とのいずれか一方に、一端が突出したピン部材8を固定し、これが固定されていない他方の固定部材7あるいは回転連結体22に円周方向に沿う円形長溝形状の駆動伝達溝23を形成し、駆動伝達溝23にピン部材8を嵌め、駆動軸2と伝達軸6とは所定角度の範囲で回転が遮断される構成とし、一方、低速高トルク回転を強制的に接続あるいは遮断する電磁クラッチ33を回転接続部材31と伝達軸6との間に介在させ、高速低トルク駆動時には電磁クラッチ33が回転遮断状態となる構成であるので、最終ねじ締め完了時に、直ちにドライバビットは所定角度だけ僅か逆転し、ねじとドライバビットとの噛み込みが解消される。 (もっと読む)


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