説明

日特エンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】カム部材を大きくせず、そのカム部材を回転させるモータを大型化せずに、押圧部材の移動を高速に行い、長尺物の搬送又はコイルの巻線を比較的高速で行わせる。
【解決手段】カム部材の外周に、回転中心からの半径が一定である第一加減速範囲と、異なる半径の第二加減速範囲と、その間にあってそれらの半径が滑らかに変化する動作範囲を形成し、カム部材を加速して正転を開始し、所望の回転速度に達したとき又はその後に押圧部材を動作範囲に移動させて往復移動させ、その後に回転速度を減速させて停止させる。このカム機構を複数有し、連続する動作を行わせる場合、一のカム機構におけるカム部材の回転が完全に停止する以前に、他のカム機構におけるカム部材の回転を開始させ、長尺物の搬送又はコイルの巻線を比較的高速で行わせる。 (もっと読む)


【課題】ステータコアを捻る際にステータコイルに生じるダメージを減少しつつ、コイルエンド部の突出量を減少させる。
【解決手段】スキュー付ステータの製造方法は、複数の磁性金属片16を積層して形成されたステータコア11の軸方向に平行なスロット14にコイル20を挿入し、その後各磁性金属片16が周方向に徐々にずれるように捻りを与える。コイル20を挿入した後のステータコア11の端面から突出するコイルエンド部22にスロット14の延長線に沿って真っ直ぐに伸びる延長部22aを形成する。コイル20を挿入した後のステータコア11の一方の端面から突出する一方のコイルエンド部22と他方の端面から突出する他方のコイルエンド部22の双方に延長部をそれぞれ形成し、一方のコイルエンド部22における延長部22aが連続するスロット14とは別のスロット14の延長線にそって他方のコイルエンド部22における延長部22aを形成する。 (もっと読む)


【課題】部品点数を減少させて安価な巻線装置を得る。
【解決手段】本発明の巻線装置は、フライヤ4が回転する回転軸Tを回転中心として設けられた主スピンドル24と、主スピンドル24をフライヤ4とともに回転させるモータ29と、フライヤ4から繰り出される線材3を巻芯2に案内する案内部材15,16,39,39とを備える。回転軸Tと平行であってかつ回転軸Tから偏倚する中心軸Cを回転中心として設けられた副スピンドル62,77と、副スピンドルに回転自由に設けられた中心体64,79と、主スピンドル24に貫通し一端に案内部材が設けられ又は係合し他端が中心体に中心軸Cから偏倚して固定されたロッド44,47と、主スピンドルの回転を副スピンドルに伝達して同期回転させる回転伝達機構12とを備える。 (もっと読む)


【課題】内側渡り線により連結される第一及び第二コイルの巻数を容易に変更調整し、コイルを形成する際に繰出される線材の張力が変動することを防止する。
【解決手段】コイル巻線装置20は、線材11を一定のテンションで繰出す線材繰出機50と、線材繰出機から繰出される線材を巻取る蓄線リール70と、線材繰出機から繰出される線材又は蓄線リールからほどかれて繰出される線材を回転して巻取る巻取り治具21と、巻取り治具21が線材繰出機50から繰出される線材11を巻取るときに蓄線リール70を巻取り治具21に固定して巻取り治具21とともに回転させる連結機構71と、蓄線リールを巻取り治具に対して移動させることにより蓄線リール70から繰出される線材11に一定のテンションを付与するテンション付与装置91とを備える。流体圧シリンダ92により蓄線リール70を巻取り治具21から離間させる方向に移動させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】第一層目のみならず、第二層目以降の巻線時においても、サイドプレートの先端を磁極の内周側にまで十分に進入させて、その磁極に線材を安定して整列巻きする。
【解決手段】本発明の巻線装置は、多極電機子1における磁極2の周囲を回動しながら線材3を繰り出して磁極2に対して線材3を巻線するフライヤ4と、磁極2を多極電機子1の軸方向から挟むように配設されフライヤ4から繰り出された線材3を磁極2に案内する一対のセンタフォーマ15,16と、磁極2を多極電機子1の周方向から挟むように配設されフライヤ4から繰り出された線材3を磁極2に案内する一対のサイドプレート39とを備える。一対のサイドプレートは,多極電機子1の内周側に向かうほど互いの距離が近づくようにフライヤ4の回転軸に対して傾斜し,かつフライヤの回転軸に対する傾斜角度を変更して多極電機子の内周側に臨む先端間隔を変更可能に構成される。 (もっと読む)


【課題】周回ワイヤの間の間隔を均一にして外観上の見栄えを向上させるとともに放熱特性を向上する。
【解決手段】トロイダルコイル10は、閉磁路を形成するリングコア13と、周方向に沿ってリングコア13に螺旋状に巻回されたワイヤ14とを備える。リングコア13の外周に突起16が周方向に所定の間隔kを空けて連続して複数形成され、突起16間の隙間に螺旋状に巻回するワイヤ14を順次通過させる。リングコア13の外周に形成される突起16の個数を螺旋状に巻回されたワイヤ14の巻回数に一致させ、ワイヤ14の断面は幅が厚さよりも大きな長方形を成し、突起16間の所定の隙間が厚さより大きく幅よりも小さい。リングコア13が、トロイダルコア13aと、トロイダルコア13aを収容する円環状の樹脂ケース13b,13cとを備え、樹脂ケースの外周に突起16が形成される。 (もっと読む)


【課題】巻初めの線材をコイルの外周に這わすことを省く。
【解決手段】コイル巻線装置10は、コア11を把持するチャック12と、コアに向けて線材22を繰出すノズル23と、チャック12に対向しノズル23から繰出される線材22の端部を支持する支持部材24と、支持部材24をコアの中心軸を中心として回転させる支持部材回転手段41と、支持部材24の回転と同期してチャック12をコアの中心軸CCを中心としてコアとともに回転させノズル23から繰出される線材22をコアに巻回させるチャック回転手段61とを備える。コイル巻線方法は、コアの一方の鍔部に対向する支持部材24に端部が支持された線材22を一方の鍔部側から巻胴部に案内し、支持部材24とチャック12を同期して同方向に回転させてノズルから繰出される線材をコアの巻胴部に巻回させ、巻胴部に巻取られた後にノズルから繰出される線材を巻胴部から一方の鍔部側に引出す。 (もっと読む)


【課題】バランスが取り難い被巻線部材であっても、回転数を分けることにより、比較的高速で巻線する。
【解決手段】巻線装置10は、設置場所に設置可能な基台11と、第1モータ12の第1回転軸12aに同軸に取付けられ線材13が巻線される被巻線部材14を支持可能に構成されたスピンドル軸16と、スピンドル軸に対向し第2モータ18によりスピンドル軸と平行な軸を中心に被巻線部材の周囲で回転し線材13を繰出して被巻線部材にその線材を巻回するフライヤ17とを備える。第1モータ12が基台11に移動不能に固定され、フライヤ17が基台11にフライヤ移動手段31を介して移動可能に取付けられる。巻線方法は、フライヤ移動手段31によりフライヤ17の回転軸に沿ってフライヤを往復移動させつつ第2モータによりフライヤをスピンドル軸に対して逆転させ、スピンドル軸に支持されて第1モータにより回転する被巻線部材に線材を巻線する。 (もっと読む)


【課題】巻芯等を用いることなく製造が可能であって、その製造工程を簡素化する。
【解決手段】トロイダルコイルの製造装置20は、リングコア13を保持する保持具21と、リングコアの軸心に平行なワイヤ14をリングコアの外周近傍に繰出すワイヤ送り装置31と、リングコアの近傍であってリングコアの外周に達する前のワイヤにリングコアの反対側から接触するガイド用第1ローラ42と、繰出されてリングコアの外周近傍を通過したワイヤをリングコアの中央に向けて湾曲させる湾曲用第2ローラ43と、湾曲用第2ローラ43により湾曲したワイヤをリングコアの中央孔に挿通させるように案内する案内用第3ローラ44とを備える。そして、繰出されてリングコアの外周近傍を通過したワイヤをリングコアの中央に向けて順次湾曲させ、湾曲したワイヤをリングコアの中央孔に常時挿通させることによりリングコアにワイヤを螺旋状に巻回させる。 (もっと読む)


【課題】螺旋状コイルにおける周回するワイヤ間のピッチを比較的容易に変更する。
【解決手段】螺旋状コイル12の製造方法は、ノズル22の前端から前方に繰出されるワイヤ11をノズルの前端面に沿わせるように順次同一方向に折曲げることにより周回する単位周回ワイヤ16をノズルと交差する方向に順次ずらして螺旋状に連続して周回する複数の単位周回ワイヤからなる螺旋状コイルを得る。挿通孔22aに平行であって挿通孔の近傍において交差する第1及び第2平面22b,22cをノズルに形成し、第1及び第2平面にそれぞれ平行であって挿通孔で交差する2枚の仮想平面M1,M2により区切られる4つの空間の内で第1及び第2平面の交線Nが存在する空間の範囲にワイヤ11を折曲げ、ノズルの前端から周回してノズルに戻るワイヤを第1又は第2平面に当接させた後に滑らすことにより単位周回ワイヤ16をノズルと交差する方向に順次ずらす。 (もっと読む)


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