説明

日本エステル株式会社により出願された特許

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【課題】
色調および透明性が良好で、且つ、アルカリ性の溶液に繊維を溶かした場合にアンチモン化合物の溶液中への移行がないために、アンチモン原子に起因する環境負荷を与えることのないアルカリ易溶性のポリエステル樹脂およびこれを用いてなり分割型複合繊維を得ることができるアルカリ易溶性ポリエステル繊維を提供する。
【解決手段】
ポリエステルの全酸成分に対し、スルホン酸塩基を有する芳香族ジカルボン酸が0.5〜5モル%共重合されているポリアルキレンテレフタレートからなるポリエステル樹脂であって、数平均分子量1000〜15000のポリエーテル化合物またはポリエーテル化合物誘導体を5〜20質量%、アルミニウム化合物とマグネシウム化合物からなる固溶体の表面にチタン化合物を被覆した化合物を30〜200ppm、それぞれ含有してなることを特徴とするアルカリ易溶性ポリエステル樹脂およびこれを用いてなるアルカリ易溶性繊維。 (もっと読む)


【課題】低融点にも関わらず結晶性に優れ、操業性よく生産することができ、バインダー繊維をはじめ、各種の接着用途に好適に使用することができるポリエステル樹脂を提供する。
【解決手段】テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,4−ブタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを主成分とし、1,6−ヘキサンジオールが50モル%以上であるジオール成分とからなるポリエステルであって、融点が100〜150℃、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が下記式(1)を満足することを特徴とするポリエステル樹脂。 b/a≧0.05 (mW/mg・℃) ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】 バイオマス原料であるポリ乳酸と芳香族ポリエステルとからなる複合繊維であって、ポリ乳酸の耐熱性や強度の低さをカバーすることができ、かつ、製糸性よく得ることができるポリエステル複合繊維を提供する。
【解決手段】 鞘部が芳香族ポリエステル、芯部がポリ乳酸からなる芯鞘型複合繊維であって、芳香族ポリエステルは、繰り返し単位の80モル%以上がトリメチレンテレフタレートであり、かつ、他の成分が10.0モル%以下共重合されており、融点が180〜225℃の共重合ポリトリメチレンテレフタレートであるポリエステル複合繊維。 (もっと読む)


【課題】造粒の終了、あるいは造粒時に何らかの異常が生じ、ポリマーがガイドプレート上で固着してガイドプレート上で溜まり込んだり、さらにはガイドプレート上からあふれ出たままになる、という現象を瞬時に検知できるポリマーの造粒方法と造粒装置を提供する。
【解決手段】溶融状態のポリマーをダイヘッドのノズル列7からストランド状に押し出して、冷却水4が流下するガイドプレート3上で冷却固化した後、ペレット6状に切断するポリマーの造粒方法において、冷却水の温度変化を検知する水温検出器と造粒タイマーとを連動させることによって、造粒タイマーによって設定された造粒時間内における水温変化を造粒異常と判定し、当該造粒時間を超えた後の水温変化をポリマーの造粒終了と判定することを特徴とするポリマーの造粒方法。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸とポリエチレンテレフタレートとからなり、耐久性、並びに紡糸にあたって良好な操業性を有する芯鞘複合繊維を提供する。
【解決手段】芯部がポリ乳酸で構成されたポリエステル芯鞘複合繊維であって、固有粘度が0.41〜0.59のポリエチレンテレフタレートを鞘部とし、かつ鞘部のポリエチレンテレフタレートが原料着色化されているポリエステル芯鞘複合繊維。芯部を構成するポリ乳酸の数平均分子量が7万〜15万であり、芯部の偏心度が3.0以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶融ポリマーが紡糸口金パック内を流れる際に生じる熱履歴差よる溶融粘度斑、重合度斑等が均一化され、紡糸口金の上流におけるポリマーの均一分配性が向上し、紡糸時の単糸切れや糸条切れが発生し難い溶融紡糸口金パックと、これを用いた溶融紡糸方法を提供する。
【解決手段】ポリマーの流入側から吐出側に向かって、ポリマー濾過部と、整流板と、整流板通過後のポリマーが流下する集合孔が穿設された一穴板と、120個以上の吐出孔が穿設された紡糸口金と、が積層された紡糸口金パックであって、前記集合孔に静止系混練素子を設けてなることを特徴とする溶融紡糸口金パック。 (もっと読む)


【課題】 多量なリン酸を添加して重縮合反応を行ってポリエステルを製造する際に生じる問題を解決し、かつアンチモンをはじめとする重金属を含まない環境面を考慮した抗ピリング性繊維用に好適なポリエステルを製造する方法を提供する。
【解決手段】 ポリエチレンテレフタレートまたはこれを主体とするポリエステルの製造方法であって、平均重合度10以下のエチレンテレフタレートオリゴマーに、1〜10質量%のリン酸のグリコール溶液をポリエステル中の全酸成分に対しリン酸が0.5〜1.0モル%となるよう添加し、0.2〜2時間エステル化反応を行った後アルミニウム化合物とマグネシウム化合物からなる固溶体の表面にチタン酸からなる被覆層が形成された化合物を30〜200ppm添加し、極限粘度が0.55以上となるまで重縮合反応を行うことを特徴とする抗ピリング性繊維用ポリエステルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸成分を構成成分としながらも、生産性、品質の面で安定的に供給可能で、強度に優れており、衣料、産業資材用途等に幅広く用いることが可能となるポリエステル複合繊維を提供する。
【解決手段】共重合ポリエステルとポリ乳酸よりなる複合繊維であって、繊維の長手方向に対して垂直に切断した断面(横断面)形状が芯鞘形状を呈しており、鞘成分がポリ乳酸であり、芯成分がガラス転移点20〜80℃、結晶化開始温度80〜140℃、融点130〜230℃である共重合ポリエステルであるポリエステル複合繊維。 (もっと読む)


【課題】十分な導電性能を有しており、導電性複合糸とすることで、導電性繊維の生地表面の飛び出しや脱落がなく、製品中にしっかりと固定することができ、クリーンルーム用や医療用の作業用ユニフォーム等の衣料用途や、カーテンなどのインテリア用途及び資材用途に好適に用いられる導電性複合糸及び導電性布帛を提供する。
【解決手段】熱接着性成分を鞘部に配した芯鞘型の熱接着性繊維と導電性繊維が混繊された複合糸であって、乾熱処理後の電気抵抗値が1×10〜1×10Ω/cmであることを特徴とする導電性複合糸。なお、乾熱処理とは熱風乾燥機を用いて熱接着性繊維の熱接着性成分の融点+10℃又は流動開始温度+10℃で15分間熱処理を行うことをいう。 (もっと読む)


【課題】乾式や湿式不織布の製造においてバインダー繊維として好適に用いることができ、熱接着処理温度が低くても接着効果が高く、加工速度を向上させることができ、さらには、水処理用のろ過布や浸透膜等の特殊分野に使用する不織布にも好適に用いることができるポリエステル短繊維を提供する。
【解決手段】アルキレンテレフタレート単位を主体とするポリエステルからなり、繊維長が1.0〜30mm、複屈折率が0.0150以下、繊維中の酸化チタンの含有量が0.01〜0.15質量%であるポリエステル短繊維。 (もっと読む)


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