説明

日本エステル株式会社により出願された特許

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【課題】 極めて染色品位の良好な膨らみ感のあるソフトな風合いを有すると同時に、重量感のあるドレープ性を兼ね備えたストレッチ性織編物となる潜在捲縮性ポリエステル複合繊維を提供する。
【解決手段】 マルチフィラメントを構成する各単糸が、粘度が異なる2種類のポリエステル成分が互いにサイドバイサイド型に貼り合わされた断面形状を呈している複合繊維であって、低粘度ポリエステル成分は平均粒径が0.2〜2.0μm、密度が3.5g/cm3以上のセラミックス微粒子を1.5〜8.0質量%含有しており、高粘度ポリエステル成分はセラミックス微粒子の含有量が0.5質量%以下であり、かつマルチフィラメントの捲縮回復応力が0.010cN/dtex以上である潜在捲縮性ポリエステル複合繊維。 (もっと読む)


【課題】 被塗物との密着性に優れ、かつ環境汚染に配慮し重金属を含有しないポリエステル系粉体塗料用樹脂とこれを用いたポリエステル系粉体塗料を提供する。
【解決手段】 主として芳香族ジカルボン酸とグリコールとからなり、水酸基価が17〜65mgKOH/gである樹脂であって、マグネシウム化合物とアルミニウム化合物とからなる固溶体を100〜400ppm含有することを特徴とするポリエステル系粉体塗料用樹脂。重合触媒としてマグネシウム化合物とアルミニウム化合物とからなる固溶体を使用し、得られる樹脂に対して前記固溶体を100〜400ppm添加すること特徴とするポリエステル系粉体塗料用樹脂の製造方法。前記樹脂を含有することを特徴とするポリエステル系粉体塗料。 (もっと読む)


【課題】 十分な導電性能を有しており、滅菌処理等の湿熱処理後も導電性能及び強度の低下が少なく、クリーンルーム用や医療用の作業用ユニフォーム等の衣料用途や、カーテンなどのインテリア用途及び資材用途に好適に用いられる導電性複合繊維を提供する。
【解決手段】 ポリエステル系樹脂からなる非導電性成分と、導電性粒子を含有するポリエステル系樹脂からなる導電性成分とで構成される複合繊維であって、繊維の長手方向に対して垂直に切断した横断面において、非導電性成分中に導電性成分部分が存在し、かつ導電性成分は一部が繊維表面に露出している形状を呈しており、電気抵抗値が1×10〜1×10Ω/cmであり、湿熱処理(121℃で25時間処理)後の電気抵抗値低下率が100以下であり、湿熱処理(121℃で25時間処理)後の強度保持率が50%以上である。 (もっと読む)


【課題】 バインダー繊維に使用して高温雰囲気下での実用に耐え得るとともに、アンチモンをはじめとする重金属系の触媒を使用することなく製造できるために環境に対する負荷が小さい熱接着性のポリエステル樹脂を提供し、並びに、そのようなポリエステル樹脂を用いてなる複合バインダー繊維、不職布及び固綿を提供する。
【解決手段】 テレフタル酸を主たる酸成分とし、物質量比80/20〜30/70のエチレングリコールと1,4−ブタンジオールとを主たるジオール成分とし、アルミニウム化合物とマグネシウム化合物とからなる固溶体を100〜400ppm含有し、結晶融点が100〜190℃であることを特徴とする低融点ポリエステル樹脂。 (もっと読む)


【課題】 織編物にした際に優れたストレッチバック性とハリ、コシを付与することができ、さらに、膨らみ感に加えてシボ立ちのない良好な品位の布帛を得ることができるポリエステル複合繊維を提供する。
【解決手段】 粘度が異なる2種類のポリエステル成分が互いにサイドバイサイド型、あるいは偏心芯鞘型に貼り合わされた単糸形状を呈している複合繊維であって、沸水処理によりスパイラル状捲縮を発現する潜在捲縮性能を有し、かつ、100℃、15分間の沸水処理により発現するスパイラル状捲縮の捲縮数(Y)が20山/cm以上であり、捲縮率(X)との比(X/Y)が1.5以下であるポリエステル複合繊維。 (もっと読む)


【課題】 生分解性に優れ、かつ、風合いの柔らかな繊維構造物に加工可能なポリエステル樹脂を提供しようとするものである。
【解決手段】
エチレングリコールを主たるジオール成分としてなるポリエステルであって、全酸成分に対して、テレフタル酸が50〜80モル%、イソフタル酸が10〜40モル%、脂肪族ジカルボン酸が3〜30モル%、下記式(1)で示されるリン化合物が0.3〜1.5モル%、それぞれ共重合されており、ガラス転移温度が40〜80℃以上、軟化温度が80〜180℃であることを特徴とするバインダー繊維用ポリエステル樹脂。
【化1】
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【課題】 リサイクルポリエステルを使用していても物性値のバラツキが少なく、布帛とし、染色を行った際にも染色斑が生じにくく、色調にも優れており、かつ、耐加水分解性に優れ、高温、高湿度条件下で繰り返し使用しても品位や糸質性能の低下が少なく、好適に使用することができる耐湿熱性再生ポリエステル繊維を提供する。
【解決手段】 リサイクルポリエステルを解重合した低分子量体を用いて再重合してなるポリエステルを含有するポリエステル成分からなる繊維であって、繊維中のアンチモン化合物、コバルト化合物及びリン化合物が特定式を同時に満足する量含有されており、かつカルボキシル末端基濃度が25eq/t以下である耐湿熱性再生ポリエステル繊維。 (もっと読む)


【課題】 再生ポリエステルの使用時の品質上の問題点を解決するものであり、安価な手段で操業性よく得ることができ、リサイクルポリエステルを使用していても、物性値のバラツキが少なく、安定した色調が得られ、かつ隠蔽性にも優れ、衣料用途に好適に使用できる再生ポリエステル複合繊維を提供する。
【解決手段】 主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレートであるポリエステルAと、リサイクルポリエステルを解重合した低分子量体を用いて再重合してなるポリエステルを含有するポリエステルBとからなる複合繊維であって、ポリエステルAが鞘部、ポリエステルBが芯部を構成し、ポリエステルBには酸化チタンが3.0質量%以上含有されていることを特徴とする再生ポリエステル複合繊維。 (もっと読む)


【課題】 被塗物との密着性に優れ、かつ環境汚染に配慮し重金属を含有しないポリエステル系粉体塗料用樹脂とこれを用いたポリエステル系粉体塗料を提供する。
【解決手段】 主として芳香族ジカルボン酸とグリコールとからなり、酸価が15〜65mgKOH/gである樹脂であって、マグネシウム化合物とアルミニウム化合物とからなる固溶体を100〜400ppm含有することを特徴とするポリエステル系粉体塗料用樹脂。重合触媒としてマグネシウム化合物とアルミニウム化合物とからなる固溶体を使用し、得られる樹脂に対して前記固溶体を100〜400ppm添加すること特徴とするポリエステル系粉体塗料用樹脂の製造方法。前記樹脂を含有することを特徴とするポリエステル系粉体塗料。 (もっと読む)


【課題】 繊維に着色や毛羽が生じることなく、湿熱処理を繰り返しても強度の低下が少なく、ソフトな風合と良好な色調を維持することができる耐湿性能を有する耐湿熱性ポリエステル繊維を提供する。
【解決手段】 エチレンテレフタレート繰り返し単位が85モル%以上のポリエチレンテレフタレートからなる繊維であって、繊維中のアンチモン化合物、コバルト化合物及びリン化合物が下記式(1)〜(3)を同時に満足する量含有されており、かつカルボキシル末端基濃度が25eq/t以下である耐湿熱性ポリエステル繊維。
(1)0.5×10-4≦〔Sb〕≦3.0×10-4
(2)0.1×10-4≦〔Co〕≦0.6×10-4
(3)0.1×10-4≦〔P〕≦20.0×10-4
なお、〔Sb〕はアンチモン化合物の含有量、〔Co〕はコバルト化合物の含有量、〔P〕はリン化合物の含有量を表し、単位は「モル/酸成分モル」である。 (もっと読む)


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