説明

日本エステル株式会社により出願された特許

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【課題】 優れた機械的強度を有し、かつ、熱による変形が少ないポリ乳酸短繊維とその製造方法、及びこのポリ乳酸短繊維を主体繊維として用いた寸法安定性のよい不織布を提供する。
【解決手段】 ポリ乳酸短繊維であって、該繊維は、L−乳酸/D−乳酸(共重合モル比)が99/1以上のポリ乳酸によって構成され、140℃における乾熱収縮率が3.0%以下、単糸強度が3.0cN/dtex以上であることを特徴とするポリ乳酸短繊維。また、L−乳酸/D−乳酸(共重合モル比)が99/1以上、モノマー量が0.08質量%以下のポリ乳酸を溶融紡糸し、次いで、得られた未延伸糸を延伸した後、緊張熱処理を施すことにより前記ポリ乳酸短繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】 特別な処理剤を繊維表面に付与することなく、特に乾式不織布の製造工程において、繊維−繊維間や繊維−機械間の摩擦による静電気の発生により繊維塊が発生することを防ぐことができ、均一性に優れ、品質が高く、かつ嵩高性も十分な不織布を得ることができる不織布用短繊維を提供する。
【解決手段】 アルキレンテレフタレート単位を主体とするポリエステルからなり、繊維長が1.0〜30mm、単糸繊度が1.0〜40dtex、複屈折率が0.0150以下、伸度が250%以上、かつ捲縮が付与されている短繊維であって、単糸の捲縮形態が捲縮部の最大山部において、山部の頂点と隣接する谷部の底点2点を結んだ三角形の高さ(H)と底辺(L)の比(H/L)が下記(1)式を満足することを特徴とする不織布用短繊維。
(1)式:0.01T+0.1≦H/L≦0.02T+0.25
Tは単糸繊度のデシテックス(dtex)数 (もっと読む)


【課題】 ポリ乳酸単独からなる繊維より耐熱性が向上し、かつ繊維全体が生分解性である生分解性複合繊維を提供する。
【解決手段】 鞘部を形成する熱可塑性樹脂が生分解性を有する芳香族系ポリエステルであり、芯部を形成する熱可塑性樹脂がポリ乳酸である芯鞘複合繊維であって、芳香族系ポリエステルの融点がポリ乳酸の融点よりも20〜60℃高く、かつ鞘部の厚さが0.7μm以上である生分解性複合繊維。芳香族系ポリエステルは、繰り返し単位の70モル%以上がエチレンテレフタレート単位であり、脂肪族ジカルボン酸成分がポリエステルの全酸成分に対して4.0〜30.0モル%共重合されていることが好ましい。また、芳香族系ポリエステルは、スルホン酸塩基含有成分がポリエステルの全酸成分に対して0.1〜8.0モル%共重合されていることも好ましい。 (もっと読む)


【課題】 ゲル化することなく安定的に高酸価のポリエステル樹脂を製造することができる塗料用ポリエステル樹脂の製造方法と、金属表面への密着性に特に優れ、かつ高度な加工性と耐食性が満足できる塗料用樹脂組成物及び塗装金属板を提供する。
【解決手段】 ジカルボン酸及び/又はその誘導体と、ジオール及び/又はその誘導体とを重縮合した後、隣接する四つ以上の炭素原子にそれぞれカルボキシル基を有する化合物を添加し、解重合する塗料用ポリエステル樹脂の製造方法。その方法により得られた塗料用ポリエステル樹脂。その塗料用ポリエステル樹脂に硬化剤を配合した塗料用樹脂組成物。塗料用樹脂組成物が金属板に塗布された塗装金属板。 (もっと読む)


【課題】 水中での分散性に優れ、風合いが良好な湿式不織布を得るのに好適なポリエステル系ノークリンプショートカット繊維を提供する。
【解決手段】 ポリエステルからなり、紡糸時に一次油剤が、延伸後に二次油剤が付与されたノークリンプショートカット繊維であって、単糸繊度が0.3〜1.0dtex、繊維長が2〜10mmであり、かつ、一次油剤中にアルキルホスフェート金属塩を含有せず、一次油剤の付着量が0.05〜0.10質量%、一次油剤と二次油剤の合計付着量が0.2〜0.5質量%であるポリエステル系ノークリンプショートカット繊維。 (もっと読む)


【課題】 導電性カーボンブラックや金属粉等の導電性粒子を含有する導電性繊維を、一工程での高速紡糸法を採用して、実用上十分な特性を有する導電性複合繊維を安定して製造することができる製造方法を提供する。
【解決手段】 導電性粒子を含有する熱可塑性樹脂としてポリブチレンテレフタレート樹脂を導電性成分とし、繊維形成性を有するポリエステル系樹脂を非導電性成分とする両成分からなる導電性複合繊維を製造する方法であって、複合紡糸装置を用いて導電性成分が芯成分、非導電性成分が鞘成分となるように溶融紡糸し、糸条を冷却固化した後、4000〜5000m/分の速度で引き取ることにより、電気抵抗値が1×108Ω/cm以下、沸水収縮率が10%以下である導電性複合繊維を得る。 (もっと読む)


【課題】 操業性ならびに接着加工性に優れたバインダー繊維用樹脂組成物、およびこれを用いてなる優れた耐熱性を有する不織布を提供する。
【解決手段】 テレフタル酸およびイソフタル酸を主たる酸成分とし、エチレングリコールおよび1,4−ブタンジオールを主たるジオール成分とするバインダー繊維用ポリエステル樹脂組成物において、イソフタル酸の共重合量が全酸成分に対して5〜25mol%であり、樹脂組成物の全質量に対して0.01〜2.0質量%の結晶核剤を含有し、示差走査型熱量計で測定した昇温時における結晶化発熱量が5〜40J/g、ガラス転移温度が40〜70℃、融点が130〜170℃であることを特徴とするバインダー繊維用ポリエステル樹脂組成物およびこれを用いてなる不織布。 (もっと読む)


【課題】 着色の問題がなく、難燃性に優れ、衣料用繊維、産業資材用繊維などへの応用が可能なポリエステルを提供する。
【解決手段】 エチレンテレフタレート単位を主成分とするポリエステルであり、有機リン化合物(1)がポリエステル中のリン原子の含有量として500〜15000ppmとなるよう共重合されており、アルミニウム化合物とマグネシウム化合物からなる固溶体を100〜400ppm含有し、極限粘度が0.6以上、ハンターのLab表色法におけるL値が50以上であることを特徴とする繊維用難燃性ポリエステル。 (もっと読む)


【課題】 特別な処理剤を繊維表面に付与することなく、特に乾式不織布の製造工程において、繊維−繊維間や繊維−機械間の摩擦による静電気の発生により繊維塊が発生することを防ぐことができ、均一性に優れ、品質が高く、かつ嵩高性も十分な不織布を得ることができ、さらに、ポリ乳酸からなるため、生分解性をも有する不織布用短繊維及びこの短繊維を含有してなる短繊維不織布を提供する。
【解決手段】 分子量の異なる2種類以上のポリ乳酸からなる複合繊維であって、繊維長が1.0〜30mm、単糸繊度が0.3〜40dtex、かつ捲縮が付与されている短繊維であって、単糸の捲縮形態が捲縮部の最大山部において、山部の頂点と隣接する谷部の底点2点を結んだ三角形の高さ(H)と底辺(L)の比(H/L)が下記(1)式を満足することを特徴とする不織布用短繊維。
(1)式:0.01T+0.10≦H/L≦0.02T+0.25
Tは単糸繊度のデシテックス(dtex)数 (もっと読む)


【課題】 透明性が良好で、難燃性に優れ、フィルム、シート、ボトルなどの各種成形物への適用に好適なポリエステルを提供する。
【解決手段】 エチレンテレフタレート単位を主成分とするポリエステルであり、有機リン化合物(1)がポリエステル中のリン原子の含有量として500〜15000ppmとなるよう共重合されており、アルミニウム化合物とマグネシウム化合物からなる固溶体を100〜400ppm含有し、極限粘度が0.6以上、ヘーズが5%以下であることを特徴とする成形用難燃性ポリエステル。 (もっと読む)


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