説明

日本エステル株式会社により出願された特許

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【課題】 熱収縮率が小さく、得られる不織布等の繊維構造体の地合や寸法安定性が良好であり、高温雰囲気下での使用においても、接着強力の低下による変形が起こり難いものとすることができる熱接着性複合繊維を生産性よく、安定して製造する方法を提供する。
【解決手段】 テレフタル酸成分、イソフタル酸成分、エチレングリコール成分及び1,4−ブタンジオール成分からなる共重合ポリエステルを鞘成分、ポリアルキレンテレフタレートを主成分とする融点220℃以上のポリエステルを芯成分とする芯鞘複合繊維であり、130℃における乾熱収縮率が3%以下である熱接着性複合繊維の製造方法において、未延伸繊維を延伸した後、スチームにより熱処理を行い、引き続きヒートドラム4で熱処理を行い、捲縮付与の直前にスチームで熱処理を行った後、捲縮を付与する。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸樹脂からなり、比較的容易に得ることができ、優れた捲縮発現性を示すポリ乳酸複合繊維を提供する。
【解決手段】ポリ乳酸樹脂Aとポリ乳酸樹脂Bとが単繊維内において接合されてなる複合繊維であって、ポリ乳酸樹脂Bはポリ乳酸樹脂Cとポリ乳酸樹脂Dとの混合物であり、ポリ乳酸樹脂Dがポリ乳酸樹脂B中の10〜50質量%含有されており、かつポリ乳酸樹脂A、C、DはL−乳酸および/またはD−乳酸からなるものであって、L−乳酸とD−乳酸の含有比(モル比)であるL/D又はD/Lが特定範囲を満足するものである。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、製糸性、接着性に優れ、よりソフトな風合いを有する繊維構造体を得るために好適な生分解性を有するバインダー繊維を提供することを課題とする。
【解決手段】 芯部がポリ乳酸で構成され、鞘部がポリアルキレンサクシネートに乳酸が1〜6モル%共重合した重合体で構成される芯鞘型複合繊維であることを特徴とするポリ乳酸系複合バインダー繊維。なお、鞘部の重合体は、熱接着成分として機能するものであるので、芯部のポリ乳酸の融点よりも低い融点を有するものである。 (もっと読む)


【課題】 十分なソフト感を有し、かつへたり感のない不織布等の製品を得ることができる熱接着性能を有する複合繊維を提供し、また、このような性能を有する不織布を提供することを技術的な課題とするものである。
【解決手段】 全酸成分に対して特定式で表されるリン化合物が0.3〜1.5モル%共重合されたポリエステル成分を芯成分とし、ポリオレフィン成分を鞘成分に配した芯鞘型複合繊維であって、単糸繊度が0.5〜3.3デシテックスである。 (もっと読む)


【課題】 有機リン化合物を共重合した、難燃性を有する産業資材用繊維として好適な高重合度の難燃性ポリエステル樹脂、及びそれを用いた難燃性ポリエステル繊維を提供する。
【解決手段】 ポリエステルを構成する繰り返し単位の80モル%以上がエチレンテレフタレート単位であり、特定の有機リン化合物(9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-ホスファフェナントレン-10-オキシドのイタコン酸付加体等)がポリエステル中のリン原子の含有量が500〜15000ppmとなる量で共重合され、アンチモン原子とゲルマニウム原子とが含有され、アンチモン原子及びゲルマニウム原子の含有量が下記式(1)〜(3)を全て満足することを特徴とする難燃性ポリエステル樹脂。
【数1】


(式中、MSb、MGeはそれぞれポリエステル1モルに対するアンチモン原子、ゲルマニウム原子の量を表し、単位はモルである。) (もっと読む)


【課題】 製造過程における繊維同士の融着や糸条束の乱れやもつれに起因する繊維間の融着が生じることなく、不織布や抄紙を得る際の分散性が良好で、品位、性能ともに優れた不織布や抄紙を得ることができるポリアミド短繊維を提供する。
【解決手段】 ビスアミド化合物を0.005〜0.5質量%含有するポリアミド成分が少なくとも繊維表面を占める繊維であって、繊維長が0.1〜50mmであることを特徴とするポリアミド短繊維。ビスアミド化合物を0.005〜0.5質量%含有するポリアミド成分がナイロン6、66、12、46、610成分のうちの少なくとも2成分を含有する共重合体である請求項1記載のポリアミド短繊維。 (もっと読む)


【課題】 未延伸糸条束を引き取る際や一旦収納容器に収納する際に、融着を生じさせることがなく、良好に収納することができ、収納容器から糸条束を引き出す際の乱れやもつれに起因する繊維間の融着も生じることがなく、品位、性能ともに優れた不織布や抄紙を得ることができるポリアミド短繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 ビスアミド化合物を0.005〜0.5質量%含有するポリアミド成分が少なくとも繊維表面を占める繊維であり、繊維長が0.1〜50mmであるポリアミド短繊維の製造方法であって、溶融紡糸して得られた未延伸糸条に温度15℃以下の油剤を付与し、次いで複数の未延伸糸条を集束して未延伸糸条束とし、ニップローラを介することなく、吸引装置で未延伸糸条束の張力が120〜300gとなるように気体を噴射させながら引き取って、吸引装置下方の糸条収納容器内に一旦収納し、延伸し、繊維長0.1〜50mmにカットする。 (もっと読む)


【課題】 粉体塗料用樹脂として好適な3価以上の多価カルボン酸を酸成分の5〜45モル%含むポリエステル樹脂をゲル化させずに製造する方法を提供する。
【解決手段】 酸成分としてテレフタル酸を含むジカルボン酸、および3価以上の多価カルボン酸からなり、グリコール成分としてエチレングリコールを含むアルキレングリコールからなり、3価以上の多価カルボン酸を全酸成分の5〜45モル%含むポリエステルを製造するに際して、下記(A)〜(D)をエステル化反応触媒の存在下で反応させる。
(A)エチレンテレフタレートオリゴマー
(B)テレフタル酸以外のジカルボン酸
(C)3価以上の多価カルボン酸
(D)エチレングリコール以外のアルキレングリコール (もっと読む)


【課題】 ストレッチ性などの風合いに優れた織編物を得ることができるものであると同時に、織物における経糸の分散配置や編物における糸条選別というような特別な措置を要することなく、織編物表面に経筋及び/又は緯段が発生するのを十分に防止しうる潜在捲縮性ポリエステル複合繊維糸条を提供する。
【解決手段】 熱収縮特性の異なる2種類のポリエステルポリマーが並列型又は偏心芯鞘型に接合してなる潜在捲縮性ポリエステル複合繊維糸条において、個々の潜在捲縮性ポリエステル複合繊維同士が収束しており、顕在捲縮率(X)が10.0〜40.0%である3次元スパイラル状顕在捲縮を呈していることを特徴とする潜在捲縮性ポリエステル複合繊維糸条。 (もっと読む)


【課題】 加工性や金属密着性や耐経時劣化性に優れ、かつ加工性と耐レトルト性とのバランスに優れた塗膜となる塗料用樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 2種のポリエステル樹脂(A)及び(B)からなる塗料用樹脂組成物であって、樹脂(A)は、ジカルボン酸成分のうち、シクロヘキサンジカルボン酸が10〜50モル%、グリコール成分のうち、シクロヘキサンジメタノールが10〜60モル%であり、水酸基価が25〜60mgKOH/g、極限粘度が0.30以上、ガラス転移点が50℃以上であり、樹脂(B)は、ジカルボン酸成分のうち、芳香族ジカルボン酸が80〜100モル%であり、グリコール成分が、プロピレングリコール30〜60モル%と、2−メチル−1,3−プロパンジオール70〜40モル%とからなり、極限粘度が0.60以上、ガラス転移点が50℃以上であり、混合比率が(A)/(B)=95〜60/5〜40である。 (もっと読む)


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