説明

日本エステル株式会社により出願された特許

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【課題】 リサイクルが可能で、また、環境に対する負荷を軽減することができる材料を用い、かつ、従来の吸音材と同等以上の吸音特性を発現する吸音材を提供する。
【解決手段】 主としてポリ乳酸系短繊維によって構成される繊維構造体からなり、該繊維構造体の見かけ密度が0.01g/cm3以上である吸音材。ポリ乳酸系短繊維が、高分子量成分であるポリ乳酸Aと、低分子量成分であるポリ乳酸Bとを、サイドバイサイド型あるいは偏心芯鞘型に配した複合繊維であって、該複合繊維が、機械捲縮が付与されずに、捲縮を自己発現していることが好ましい。また、ポリ乳酸系短繊維が、芯鞘型複合繊維であって、芳香族ポリエステルが鞘部を構成し、ポリ乳酸が芯部を構成していることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 ポリエステルの固相重合速度を速めることにより、短時間で、高重合度のポリエステルを製造することのできる方法を提供する。
【解決手段】 芳香族ジカルボン酸成分とアルキレングリコール成分とを主体とするポリエステルプレポリマーのストランドをカッティングし、得られるペレットを、結晶化温度以上、融点以下の温度にて固相重合するポリエステルの重合方法において、カッティングする前のストランドに延伸処理を施すことを特徴とする高重合度ポリエステルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 特別な処理剤を繊維表面に付与することなく、特に乾式不織布の製造工程において、繊維−繊維間や繊維−機械間の摩擦による静電気の発生により繊維塊が発生することを防ぐことができ、均一性に優れ、品質が高く、かつ嵩高性も十分な不織布を得ることができる不織布用短繊維を提供する。
【解決手段】 ポリ乳酸中のL−乳酸又はD−乳酸の含有割合が98モル%以上であるポリ乳酸からなる繊維であって、繊維長が1.0〜30mm、単糸繊度が0.3〜40dtex、かつ捲縮が付与されている短繊維であって、単糸の捲縮形態が捲縮部の最大山部において、山部の頂点と隣接する谷部の底点2点を結んだ三角形の高さ(H)と底辺(L)の比(H/L)が下記(1)式を満足することを特徴とする不織布用短繊維。
(1)式:0.01T+0.10≦H/L≦0.02T+0.25
Tは単糸繊度のデシテックス(dtex)数 (もっと読む)


【課題】 地球に優しい生分解性を有するポリ乳酸からなる繊維であって、特別な処理剤を繊維表面に付与することなく、特に乾式不織布の製造工程において、繊維−繊維間や繊維−機械間の摩擦による静電気の発生により繊維塊が発生することを防ぐことができ、均一性に優れ、品質が高く、かつ嵩高性も十分な不織布を得ることができる不織布用短繊維を提供する。
【解決手段】 ポリ乳酸中のL−乳酸又はD−乳酸の含有割合が98モル%以上であるポリ乳酸Aと、ポリ乳酸中のL−乳酸又はD−乳酸の含有割合が88〜93モル%の範囲にあるポリ乳酸Bとからなる複合繊維において、繊維長が1.0〜30mm、単糸繊度が0.3〜40dtex、かつ捲縮が付与されている短繊維であって、単糸の捲縮形態が捲縮部の最大山部において、山部の頂点と隣接する谷部の底点2点を結んだ三角形の高さ(H)と底辺(L)の比(H/L)が下記(1)式を満足する。(1)式:0.01T+0.10≦H/L≦0.02T+0.25 (もっと読む)


【課題】生分解性を有し、嵩高性の良好な不織布を得るのに好適であり、さらに、加工性にも優れた多葉断面ポリ乳酸系複合繊維を提供する。
【解決手段】生分解性を有する2種類のポリ乳酸系成分が芯鞘型に複合されており、芯部を構成する成分の融点が鞘部を構成する成分の融点より30℃以上高い複合繊維であって、横断面形状が3個以上の凸部を有し、かつ下記▲1▼式を満足することを特徴とする多葉断面ポリ乳酸系複合繊維。
D1<D2COS(θ/2) ▲1▼
D1:内接円の直径(μm)
D2:外接円の直径(μm)
θ:隣り合う突起部と外接円の中心点とのなす角度 (もっと読む)


【課題】 可紡性が良好で、良好な抗菌性を有し、アルカリ処理を行っても変色(着色)の少ない、色調に優れた抗菌性ポリエステル繊維を提供する。
【解決手段】 銀又は銀化合物を主成分とする抗菌剤と亜鉛又は亜鉛化合物を含有するポリエステル繊維であって、抗菌剤と亜鉛又は亜鉛化合物の含有量が下記(1)、(2)の要件を満たし、かつ、アルカリ処理前後の着色色差(ΔE)が5.0以下である。
(1)抗菌剤中の銀量が繊維全体に対して0.002〜2.0重量%(2)亜鉛又は亜鉛化合物中の亜鉛量が、抗菌剤中の銀量に対して重量比で0.5倍以上であり、かつ繊維全体に対して10.0重量%以下 (もっと読む)


【課題】 ガスバリヤー性容器等に適するポリ(エチレンイソフタレート/エチレンテレフタレート)系共重合ポリエステルを安定して製造できる、共重合ポリエステルの製造装置を提供する。
【解決手段】 エチレンイソフタレート単位とエチレンテレフタレート単位とのモル比が95/5〜15/85である共重合ポリエステルを製造する装置である。この装置では、重縮合反応缶1と減圧装置7からなる装置との間に凝縮器3が設けられており、凝縮器3内に、エチレングリコールを噴射角60〜180度のシャワー状に噴射するノズル4と、重縮合反応缶1と凝縮器3を連結する排気管2内に、エチレングリコールを噴射角50〜170度のシャワー状に凝縮器3に向けて噴射するノズル5を各々1個以上設けてある。 (もっと読む)


【課題】 高速で安定して溶融紡糸でき、染色性のばらつきが少ない分割型ポリエステル複合繊維の製造法の提供。
【解決手段】 繊維の横断面において、易溶出性成分によって難溶出性成分が複数個に分割された分割型ポリエステル複合繊維を2500m/分以上の紡糸速度で溶融紡糸するに際し、易溶出性成分として、ジカルボン酸成分のうち1〜3モル%がスルホン酸塩基を有する芳香族ジカルボン酸成分であり、かつ、平均分子量1000〜10000 のポリアルキレングリコールを5〜15重量%含有するポリエステルAを用い、難溶出性成分として、全構成単位の80モル%上がエチレンテレフタレートであるポリエステルBを用い、式■〜■の条件を満足させる。
〔B〕>〔A〕 ■2200≧〔A〕≧1000 ■2500≧〔B〕≧1200 ■〔A〕及び〔B〕は、それぞれポリエステルA及びポリエステルBの温度 290℃、剪断速度1000s-1における溶融粘度(dPa s)を表す。 (もっと読む)


【課題】 風合と伸縮性に優れ,伸長回復の後でも風合が低下しない織編物に好適なポリエステル複合糸。
【解決手段】 極限粘度が0.8以上のポリプロピレンテレフタレートを主たる構成成分とするポリエステルからなる糸条を芯糸とし,周囲にポリプロピレンテレフタレート以外のポリマーからなる合成繊維および/または天然繊維からなる糸条を鞘糸として,芯成分と鞘成分とが重量比で2/8〜8/2となるように巻きつけることにより本発明の複合糸が得られる。 (もっと読む)


【課題】 弾性回復率に優れ,かつソフトな風合を有するストレッチ素材用として好適なポリエステル系仮撚捲縮加工糸を提供する。
【解決手段】 繊維を構成するポリマー成分の少なくとも95モル%が極限粘度0.5〜1.0のポリプロピレンテレフタレートからなり,ヤング率が30g/d以下,50%伸長時の弾性回復率が80%以上という特性を有している。 (もっと読む)


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